今ジャニーズで話題になっているジャニー喜多川氏の性加害については、ただ呆れる他がないのですが、自分の趣味のためにジャニーズ事務所を立ち上げて、多数の少年を集めたのだとすると、前代未聞の性犯罪者だと断罪できるのではないでしょうか。既に故人となっていますが被疑者死亡のまま起訴って話もよく聞きますが、今回は起訴をしないのでしょうか。

　性とは全く関係ありませんが自分の趣味に合わせた加害は、実はヘラブナ釣りでもよく行われています。思ったより小さなヘラブナの場合は、強引に竿を立てて引き寄せて、針外しも乱暴で場合によっては唇が切れてしまったりします。ヘラブナには全く罪はないのですから、サイズによって文句をいったり扱いが乱暴になるのは身勝手なものです。

　またジャミの多い池でジャミが釣れるとポイッと陸上に捨ててしまう方がいます。多数いるジャミを1匹2匹退治したところで全く減ることはないのです。どういう理由でポイ捨てしているのか知りませんが、単に釣り人の腹立たしさからでしかないように感じてしまいます。

　でもジャミだって1つの命のはずです。ヘラブナ釣り用の池だとしても、どこからか侵入したのか元々池にいたのか、それとも養殖されたヘラブナと共に放流されたるか解りませんが、その池で育ち生まれと繰り返されて繁殖しているのです。つまり生命の営みが繰り返されているのです。

　天敵がいない池ですから数多く育っても仕方ないと思うのですが、何もジャミだからと命を無駄にする必要はないのではと思っています。私は釣れてくるジャミは全て池に戻すようにしています。勿論針掛かりしていますので、池に戻したところで死んでしまうかも知れませんが、最低限生きる機会を奪う行為はしたくないと思っています。

　現実問題としてジャミの命も人間の命も同じで、命は生あるものからしか生まれないのです。どんなに科学が発達しても生命を生み出すことは出来ていません。もともと地球には生命はなかったはずですが、何らかの奇跡によって生命が誕生し、人間にまでその命が受け継がれたのです。先祖に何がアクシデントがあれば今の私はいないのです。それこそポイ捨てしたジャミも生きながれえたとすると、その命から最低限次の世代に受け継がれ、場合によっては高等動物に引き継がれたかも知れないのです。

　まぁまぁそんなことまで考える必要はありませんが、ただでさえ人は他の命を喰らって生きながらえています。牛・豚・鶏・そして魚たちの命を食しています。ビーガンだとしても植物の命を食しているのです。この世に無駄にしていい命なんて1つも無いはずですが、どうしてジャミをポイ捨てしてしまうのでしょう。

　今回何故か皆が善人面してジャニー喜多川氏を断罪しけしからんと責め立てますが、誰しもが加害者である可能性はあるのです。断罪して追求していたマスコミも同罪だったはずですが、どうしてあんなに善人面して質問が出来ているのでしょう。特に東京新聞の女性記者は、かねてより物議を醸していた人物で、参議院でも不規則発言を繰り返していた人物。もう少し良識ある発言をしなければお里が知れるというものです。
　性加害という意味だけでなく、マスコミも隠匿に荷担していたのですから、全てに於いて加害者である可能性はあるのです。当然被害者に対しての対応は絶対に必要ですが、あの記者会見で質問していた記者達も共犯者でもあると指摘されても仕方がないはずです。自ら胸に手を当ててみると良いと思ってしまいました。

　私自身ヘラブナ釣りをしていますが、ヘラブナを傷つけているいるのも間違いの無い事実です。その昔比叡山延暦寺の僧侶から再放流していたとしても殺生に違いないと指摘されたことがあります。まさにその通りだと思うのですが、釣れたヘラブナを丁重に扱い、ソッと再放流することで偽善者を演じているのですが、人は生きているだけで罪人であるのも間違いの無い事実だと思っています。

　ただ不必要にジャミを殺すのもどうかと思っているのも事実です。少しでも不必要な加害者にならないためには何をすべきであり、何をしない方が良いのでしょう。

　なんて書いていますが明日も偽善者を演じる事とになります。まさに罪人ですね。。。。