両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 小心者は早釣り大会は遅釣り大会に

 私が軟弱なのは解っているのですが、最近は特にハラハラドキドキが絶えられなくなっています。特にスポーツで勝敗が決まる場面は見ていられないのです。観戦好きの方達はそのわくわくドキドキ感が辞められないのだと思うのですが、それが辛く感じて見ていられないのです。


 勝敗が決まった後は見られるようになりますが、醍醐味なんてものは全くありませんので気楽に見ていられます。それなら見なくて良いだろうと・・・実際余り興味を持っていません。


 野球観戦などで血眼になっている方がいますが、夢中になれるのは幸せなことだと思います。反対に人が戦っている事ににそれだけ夢中になれるのも不思議で、誰がどのように勝っても負けても良いのではと思えてしまいます。まぁ勝ち負けで一喜一憂するのがファン心理って事なんでしょうね。


 もしそれが実際に戦っている当事者であるなら、当然懸命に戦いますし負けないために何をすべきかなんてことも考えるでしょう。でもどんなに応援をしようが激励しようが、選手達に伝わることはなく、勝敗に寄与するようなことはないと冷淡でしょうがそう感じています。


 それなら何のために応援団がいるのだ!!となりますが、勿論後押しが出来る可能性はあるとしても、自力をあげられるかというとそうでもなく、関西では阪神タイガースのファンが多くて今年などは38年振りの優勝をし、皆さん気分も高揚して楽しかったでしょうが、阪神ファンは負けていたとしても熱く応援されています。それは昨年に限ったことではなく、勝ててない今までも賢明な応援を続けられています。でもその応援虚しく優勝出来てないのですから、応援による選手達の底上げはどの程度だったのでしょう。
 どんなに応援したところで勝てなかったのも事実としてあるのですから・・・。とファンの方に怒られてしまいますのでこれで終わりにしますが、私個人的にはそのハラハラドキドキが絶えられないのですから困ったものです。


 スポーツ観戦ですら出来ないのですから、ジャットコースターやお化け屋敷なんてもってのほかで、勿論ホラー映画を見る人の気が知れません。お金を払って怖がるなんて理解できません。


 これがハラハラドキドキではなくてわくわくドキドキだったらまた話が違ってきます。ハラハラドキドキは、負けるかも知れないという心配があるからで、わくわくドキドキは今にも勝てるとの期待感ですから全く違います。


 ヘラブナ釣りの大会でも勝ち負けが決まるのですが、ハラハラドキドキは案外少なくて、どちらかというと冷静に対応できている場合が多く、それも勝ち負けに関係のないところにいると特にそうですが、あるところで勝てる可能性のある成績ならまた別で、勝てるかも知れないと思っていると、少しばかりハラハラして気がつくと天敵松本さんや疫病神の竹藤さんに良いサイズを釣り上げられて抜かれてしまいます。


 それが圧倒的に優勝されるサイズが釣られていると、勝ちを意識する必要はなくなりますので、落ち着いて浮きを見続けられていて楽しめます。そのためでしょうか昨年はは優勝は1度しかないのですが、2位に入るような入賞が出来る機会が多かったのです。これも落ち着くことが出来たからでしょうか。


 やはりどんなことでもそうですが気持ちが結構左右して、何が何でも勝とうとしていると焦りが出てついつい早合わせになることで、釣れるはずのヘラブナも釣れないで終わる事になってしまいます。なんとか釣ってやろうとチカラが入れば入るほど釣れなくなってしまうのです。


 釣り大会もいってみれば勝負事ではあるので、なんとか勝とうと意欲は出てしまうのですが、その思いが強くなればなるほど良い釣果に恵まれないように感じています。そのために勝てても勝てなくても今日を楽しもうとの余裕を持つと、案外良い成績が上げられるのではと思うのですが如何でしょう。


 まっヘラブナ釣りの大会では心臓に悪いようなハラハラドキドキはありませんから、私のような軟弱者にはこの程度の興奮度合いが合っているのではと思えます。どんなことにも焦りは禁物ってことですね。
 でもついつい竿を持つ手にチカラが入るのも間違いなく、私の天敵である松本さんがヒタヒタと足音を立てて追い上げてくるのです。その足音の不気味なこと(笑)。


 そんな時はゆっくりとコーヒーなどを飲んでから、再スタートするといいような・・・でも、コーヒーを飲む時間も惜しんで釣り続けてしまします。


 トーナメンターの皆さんはスポーツ選手と同じ心境で挑まれているのでしょうか。大変ですね・・・と人ごとのように言っておきましょう(笑)。


 天釣会でも早釣りの開始時間までは調子よく釣れていたとしても、早釣り大会が始まるとピタッと釣れなくなってしまいます。早く釣らなければとの思いが先走り、焦りのためでしょうかついつい早合わせになって、良い食い当たりが出るまで待てなかったりと、小心者というか気持ちが座ってないというか、気が焦ると釣れるものも釣れなくなってしまいます。
 もっとどっしりと構えられると良いのですが、この年になってもまだまだ人間が出来てないって事で、小心者を実感し続けています。


 子供の頃にも竿を握っていた手にチカラが入り、浮きを見つめる目も真剣だったはずです。それが半世紀以上経った今でも同じですから、少年の心をいつまでも・・・は、ただ成長してないだけってことですね。(笑)(T-T)。