両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 京都府久世郡 淀の釣天狗池 紹介 2024年3月

 何度も取り上げている釣天狗池ですが、今回改めてご紹介いたします。


 釣天狗池は、正式銘はは釣天狗で池はつかないんです。その釣天狗は京都にある釣り堀としては大きくて、大小二つに仕切られているヘラブナ釣り専用池です。また使用可能餌は、うどん専用池であり底釣り限定です。いわゆる両うどんの底釣り専用池です。


 写真手前の広いところが専用駐車場で、その右側にある建物のが池事務所です。小さな三角池は通称金魚池で、子供達が1時間程度遊ぶ池として用意されています。


 所在地としては京阪電車淀駅の近くですが、全国的に有名なところとしてはJRA日本中央競馬会京都競馬場中央競馬の近くといった方がわかりやすいでしょうか。私的には淀の競馬場との名称の方がしっくりくるのですが、正式名称は京都競馬場です。


 琵琶湖の唯一流出河川である宇治川の直ぐ近くにあります。宇治川は名称の変わる川で、琵琶湖から流れ出たところは瀬田シジミで有名な瀬田川といい、そこから京都府に入ると宇治川と名称が変わり、宇治川と桂川鴨川木津川が合流して大阪府に入り淀川と名称が変わる一級河川です。


 道順的には下記のように堤防から侵入します。頼み力は入りませんので注意して下さい。


 住所は次のようですが・・・
〒613-0046 
 京都府久世郡久御山町森大内26
 京都府久世郡久御山町大橋辺堤外線という方かいいようです。
 電話:075-631-2653
 池主は安田さんです。
 営業時間け7時~16時
 ヘラブナの釣り料金:1日2300円
 半日釣り:午前が2000円 午後1800円
 買取価格: 大助:40㎝以上100円 45㎝以上200円
       金魚:35㎝以下50円 35㎝以上100円
       亀 :100円 駆除して下さい
       ザリガニ:50円 駆除して下さい


 大池 奥行き55m 巾広いところで20m 奥の狭い箇所が9mです。


 小池 奥行き28mで 巾が15mです。


 金魚池として1時間800円の池があります。こちらは貸し竿と餌が付いています。


 衛生設備:水洗トイレと手洗い場が用意されています。


 釣り座には番号が打たれているのですが、その番号を伝えて予約することが出来ます。また使用可能尺数はここに書かれているとおりで、小池は12尺まで大池は15尺までですが、ある程度は目をつぶってくれているのか、釣り座まで集金に来られますが、+1尺程度を使用していても今のところ指摘されません。でも本来は守るべきルールですね。


池の紹介です
 天狗池には浮き桟橋はありません。小池と大池の間も水は通りますが、魚の行き来は出来ないようです。また周辺はコンクリートで固められていますが、池の底は粘土質の土で押し固められています。
 また下記の写真のように桟橋から右側の小池側には竿は出せますが、左側の大池側には柵が設けられていますので竿は出せません。


 水深はほぼ2m程度ですが、池の中心に向かって少しだけ傾斜が設けられていますが、それ程極端な差はありませんので、ほぼ平坦と思っても良いほどの差です。


 天狗池のお薦めポイントは、多数の玉が用意されていることです。玉にはどうしてあんなにに匂いが着くのか不思議ですが、使用済みの玉は臭くてたまりませんよね。備え付きの玉を使用することで、その匂いからも解放されますので大いに助かっています。


 まぶし粉も天狗池専用が売られています。それもマル秘と称する各種アミノ酸やビール酵母が添加されている餌もあります。この餌はとても良く釣れるとの評判ですから、少々高めではあるのですが、それを購入されるのも釣果を上げる方法でしょう。


 釣果が良いのは間違いなく大池です。但し良いサイズが釣れる確率が高いのが小池です。どのような釣りをしたいかによって、入る池を決めるのが良いのです。


 また季節風など強く吹く日がありますが、風向きによって釣りやすい場所を決めるべきでしょう。大池は北と南が釣り座になっていて、小池は西と東が釣り座になっています。そのためその日の風向きを調べて、風を背に受けるポイントに入ることでとても釣りやすくなります。


 不思議と良いサイズのヘラブナが釣れる場所は偏っていて、大池では細くなった奥の方で良く釣れていますが、釣れる絶対数は広い場所に軍配が上がりますが、大助を狙って奥に入るのも方法です。
 小池では全体で大助サイズが上がるのですが、傾向として奥側(北)に軍配が上がります。ただ大池でも小池でも奥に入ると必ず大助が釣れるというものでもなく、大助サイズはそれこそ神出鬼没ですから、大助狙いではなくて数釣りをしてそこに大助が混ざると解釈すべきでしょう。


 全体として開放感がある池ですから、大会などでも使い易い池です。但し大会を開催しても池側からの援助は受けられません。池によっては景品を提供してくれたりしますが、残念ながらそれはありません。
 食堂も閉鎖されてしまいましたので、弁当は持参する必要がありますが、携帯コンロを持ち込む事が出来ますので、釣り場で湯を沸かしてカップ麺なども作ることが出来ます。強者は1人鍋を作っている方もいるほどです。


 関西でも両うどんの底釣り限定池は貴重な存在になっています。一度訪問されては如何でしょう。チクッとした当たりに対して、居合抜きのような合わせをするのは、それこそ虜になる可能性大です。

12月4日 2