両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 岩田池ポンプ修理完了 ヘラブナ釣り 悩み続けましょう!!

 昨日来井戸水を給水するためのポンプが故障していたのですが、昨日に修理が完了したとの連絡を頂きました。
 少し見え辛いのですが、中桟橋の下から向こう側が見えています。また波よけパイプが水面に出ていますが、水面が10㎝あまり下がっていることが見て取れると思います。この水位の低下が池全体ですから相当な減水だったのですが、ポンプが回復することで水温も上がり水位も上がって、これまで通り良く釣れる池となることでしょう。


 ところでヘラブナ釣りをしていていると、次から次と疑問が湧いてこないでしょうか。単純にはどうして当たりが出ないのだろうとか、どうすればもっと釣れるだろうとか、ヘラブナ釣りは難しいものだから、釣れないのも当たり前だと思ってしまうと、どうすれば釣れるだろうとの単純な疑問すら考えないことになってしまいます。


 それこそ何の工夫もせずに釣れなければ、この池は釣れないと負のレッテルを貼ったりします。釣り堀では多数のヘラブナがいるのですから、工夫をする事で釣れるようになるはずですが、工夫を辞めると釣果が落ちるだけでなく、ヘラブナ釣りそのものが面白くなくなってしまいます。


 そこで思考停止にならないようにするには、何をどのように考える必要があるのでしょう。


 元々ヘラブナ釣りはとても難しいと感じているのですが、反面とても簡単に釣れる魚でもあると思っています。
 まずその難しさをどの程度感じているかによって対応が違っているはずです。冬期は釣れないのは当たり前だから、ボーズになっても仕方がないと思っていたとすると、どうして釣れないのだろうとは考えないはずです。


 カラツンが頻発したとしても、ヘラブナ釣りでカラツンはつきものだと考えていると、どうすればカラツンは減るだろうとも考えないでしょう。


 隣の釣り人に当たりが出ても、自分には当たりが出なかったとしても、そんなものだと思ってしまうと、釣れないことも受け入れてしまって思考が停止してしまいます。


 しかし雨降りに溜まった水で釣りをしているのではなくて、間違いなく多数いるはずのヘラブナを相手にしているのですから釣れて当たり前のはずです。しかし釣れない事があるのですから、釣り方に問題があるに違いないのです。


 どうして釣れないのだろう、どうしてカラツンになるのだろう、どうして自分だけ当たりが出ないのだろうと考えて良いはずです。ところが何故か思考停止しているのでしょうか、動かない浮きを睨み続けている釣り人を見かけます。


 勿論釣り堀は日々釣り人に攻められ続けているのですから、プレッシャーも高く簡単に釣れてはくれません。しかし釣れないのが当たり前だとすると、釣り人の訪問は減り釣り堀は経営として成り立たなくなってしまいます。


 確かにプレッシャーの少ない新ベラが放流されると、一気に爆釣出来たりしますが、それが楽しいと感じるのも一時のことで、多数の釣り人が入り攻められ続けている池は、直ぐに釣れ難くなってしまいます。しかしそんな状況になってからでも良く釣る人はいるのですから、何かが違っているはずです。


 先日の岩田池のように、井戸水が止まって水位が下がり、同時に水温も下がってしまうことで、食い当たりを出すのがとても難しかったのですが、そんな中でもどうすれば当たりが出るのだろう、どうすれば食い当たりを出すことが出来るのだろうと考え続け、何らかの答えを見つけることが出来た釣り人には、当たりを出して釣れるようになるのです。


 そこで釣れ続けるためには考える事を辞めないことです。思考停止状態に自ら陥ってしまうと、釣果を伸ばすなんて事は出来なくなります。何が違うのか何をどのようにすれば良いのか、答えはひとつではないので探すのは大変ですが、それでも釣れないのは今の状態が間違っているのですから、その間違いはどこにあるのかを確認し1つずつ確かめていくしかないはずです。


 その確認作業を止めてしまうと、それこそ盛期を迎えるまでは貧果を続ける事になります。勿論そんな貧果でも竿を出しているだけで満足だという方もいます。しかし太公望のような達観した精神力の持ち主であれば、それはそれで面白く感じているのかも知れませんが、私のように1枚でも多く釣ってやろうと、密かなる野望を抱いているものにとっては、浮きが動かない状態カやカラツンが続く事が許せないのです。


 どうすれば食い気を起こしてくれるのか、どうすればカラツンにならないのかを考え続けるのです。勿論アレコレ試しても駄目なときは駄目ですが、ラスト1時間で爆釣を演じるなんて事も多々ありますので、釣っている時間中は思考をフル回転させて、アレコレと試すのですが、体力的辛さより釣れない時の神経はとても疲れてしまうのです。


 良く釣れた日はとても楽で充実感もあるのですが、釣れない日の消耗度はなかなかつらいのですが、考え続けた結果釣果として現れたとすると、その充実感は翌週の1週間のストレスをも解消できるのですから、日曜釣り師としては如何に釣果を上げるかがとても重要だと思うのです。


 そのためにも根気よく一つ一つを確かめて、結果を残す努力は必要と思うのです。ただその答えは他の釣り人から教わるよりも、自ら考え試して結果が出ると、自分だけの財産として残ることになりますが、人から教わったところで同じ結果に結びつくことは少なく、またその結果の満足感も少ないのではないでしょうか。


 考え続け1つの答えを導き出し釣果として現れると、それはそれは面白く感じるはずです。まさに自分だけの財産になりますからね。


 出し惜しみする答えを持っているのも楽しいものですよ(笑)。