両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣天狗池 釣行記 3月10日(日)

 いつもの釣天狗池です。正式には釣天狗との名称で池は付かないんですが、池を着けた方が良いような・・・ってことで釣り天狗池です(笑)。
 今日はとっても良い天気になりました。


 そろそろ釣り堀でも春の乗っ込みシーズンとなりますので、荒食いが始まるのですが、困ったことにジャミも荒食いが始まりますので、その対策がとても重要となります。実は両うどんの底釣りですから、ペレットのまぶし粉をうどんに附着させて使うのですが、ジャミ対策としてペレットを少なくされる方がいます。
 確かに方法のひとつではあるのですが、ジャミなんて全く無視をして攻めに攻める釣り方を繰り返すのが一番効果的と考えています。確かにジャミによって浮きの上下動は止まりませんが、それでも餌打ちを繰り返すのです。そうするとある瞬間からピタッとジャミ当たりが止まります。


 ジャミが腹一杯になったというよりね、泳層が棲み分けられた結果だと解釈しています。イメージとしては約30㎝上方にジャミが集まりだして、底にはヘラブナが集まるようになるのですが、どこまでジャミ当たりに絶えられるかが春の釣りです。解っているのですがジャミには悩まされますけどね。


 ってことで今日の釣りですすが、その前に今日の天頂会のメンバーは岩田池に集合しています。そこには瀬戸トーナメンターと彼女の姿もありました。今日は北風が強くて皆さん北側に集合されていますが、下記写真のように釣り座にはあまり余裕がないために、何となく釣りにくさを感じてしまいます。


 岩田では小大会を開催していたようで、竹藤副会長の優勝で流石に疫病神竹藤の本領発揮でした。ただどちらかというとみんなを貧しくさせているので、疫病神ではなくて貧乏神の方がよかったかなぁ・・・(笑)。ってことはいつも勝たれて幸せを分け与えている私ですから、私はさしずめ福の神って事で・・・ん?ただ下手クソなだけですね(T_T)。


 私は天狗池の様子の確認を兼ねての訪問でしたが、池に到着すると藤田さんと田中さんが仲良く並んで釣られています。


 今日の天狗池は何故か水温が下がって12度しかありませんでした。そのため底は薄くて中層に集まっている様子です。そのため浮きには変化が出るのですが食い当たりに繋がりません。まぶし粉も少し軽い目を使うと集魚効果はてき面に現れるのですが、それがそのまま食い当たりに繋がらず苦労しました。


 横で紅は私が苦労して苦労して3枚釣り上げた段階で、湯を沸かしてコーヒーを煎れているにもかかわらず、釣り座に着くと直ぐに釣り上げ、簡単に6枚釣り上げています。見ていると重めのペレットを使ってポンポンと釣り上げているではないですか。それでもいやいやきっと別のまぶし粉の方がいい可能性があると、手を変え品を変えアレコレと試すのですが、結局は良い調子とは程遠い状態で、それでも竿の交換もせずにランチまで我慢の釣りをします。


 私としては竿交換がしたくてウズウズしていたのですが、我慢我慢をしてなにか好転する材料はないかと探り続けたのですが、最後には我慢の限界が来て9尺に変更する事に、すると不思議な事に直ぐに綺麗な当たりが出て、1枚2枚と数え上げることが出来たのは良いのですが、どうして長尺では上手く当たりを出すことが出来なかったわからずじまいでした。


 実はこのところの天狗池の傾向としては、長尺より中短竿が成績が良くて、サイズと数共に好成績が上げられます。
 ただ最終の放流された新ベラが小型サイズばかりだったので、小ベラが先に釣れてきて大助サイズがなかなか釣れなくなったのが残念です。体力のない小ベラも水温が上昇すると荒食いし出しますので、これからは数釣りが出来るようになると思います。

 池の後ろを流れる川沿いには河津桜が満開で、お花見には多数の方が来られていました。この河津桜が散りソメイヨシノが咲き出すと、春釣り本番を迎えることになります。