水が温み始めるとヘラブナは活発に動き始めます。当然それに連れて良く釣れるようになるはずなのですが、以外と当たりが貰えないことが起きてしまいます。これはいったいどうしたことなんでしょう。 朝夕に急激に気温が下がり日中温度は暑いほど上昇する時期は、水温も一定しにくいようで表面温度と水底温度に差が起... 続きをみる
2020年3月のブログ記事
-
-
私は基本両うどんの底釣りをしていますが、団子餌であろうがグルテン餌であろうが、一定数以上を釣り続けられるには条件があるような気がします。 食品化学を研究されていた静岡大学の伊奈和夫名誉教授による「魚の行動」という研究論文によると、鯉に焼麩を入れると1匹また1匹と集まって来て食べ出すが、落ち葉を... 続きをみる
-
先週は清風池での大会をしましたが、4月5日(日)はいつちもの淀の釣り天狗池の小池で開催します。その1週間前でもありますので事前調査をすべきなのですが、慣れ親しんでいる淀の釣り天狗池ですから、様子は勝手知った池でもありますので小池より数釣れる大池に入ることと致しました。 朝早くには雨でしたが、釣... 続きをみる
-
私は基本的に釣り堀のヘラブナ釣りしかしませんので、バシャバシャと音を立ててハタイている状況に出くわす事は少ないのですが、環境の良くない釣り堀だったとしても産卵行動は起こしてしまいます。 その状況に於いてハタイているヘラブナは餌を食わないのですが、その近くに寄って次の産卵準備をしているヘラブナは... 続きをみる
-
ネットでは色々な情報が載っているのですが、いい加減といいますか載っているサイトによって全く違っています。 どの竿が人気あるのだろうってのも何となく気になりますし、自分の好きな竿の人気ランキングも気になるのが人情ってものではないでしょうか。 世界を席巻しているGAFAの一翼を担っているAmaz... 続きをみる
-
苦労してもなかなか当たりを返してくれない日があります。それでこそヘラブナ釣りは難しいなんていわれるのでしょうが、工夫次第で当たりは出せると思っています。ではどんな工夫をすべきなんでしょうか。 私の乏しい経験での判断としましては、やはり寄せるに限るとの結論に達してしまいます。 これはどこの池で... 続きをみる
-
ヘラブナ釣りをしていますと綺麗な当たりが出る場合とでない場合があると思うのですが、ハッキリとしたツン当たりが出て一瞬止まったような当たり方は、先ず間違いなく食い当たりと解釈出来るでしょう。同時にそんな当たり方の場合は若干の合わせ遅れがあったとしても、綺麗な上唇センターで釣れて来るものです。 と... 続きをみる
-
さぁ新しい竿を手に入れましょう。 明日の活力のために・・・ ヘラブナ釣り人口の平均年齢は上がるだけで一向に若返りは図れていません。今更若い人達にヘラブナ釣りは面白いと説いたところで仕方なく、どんな業界でもそうですが女性に人気が出ない限り盛り上がりは期待出来ません。その為かヘラ竿の中にもピンク... 続きをみる
-
今までカラツンについて色々と書いてきていますが、少し視点を変えて見るとまた違ったものが見えてきそうです。 底釣りの場合宙釣りよりもカラツン率は少ないはずですが、それでもカラツンに悩まされることが多々あります。そんな時に採る一般的な対策としては浮き下の調整でしょうか。 根本的に床取りがズレてし... 続きをみる
-
グルテン餌は特に新しい餌では無いと思うのですが、特別な餌でもないような気がしています。マッシュ主体にグルテンを混ぜて針保ちを良くした餌ですが、あくまでもマッシュ主体の餌でしかありません。マッシュといえばヘラブナ釣りの餌としては古くからある餌として親しまれてきたはずです。それがいつしか焼麩の粉末が... 続きをみる
-
-
次の日曜日である3月22日月は滋賀県にある清風池で釣り大会です。総勢20名弱の予定でしたが、果たして何人の出席で開催出来るでしょうか。 その下見を兼ねて事前調査宜しく釣行してきました。予報では晴れですが風が強いとのことで、当日の釣り座には入れるかどうかは難しい状況でした。運良く風向きも良くまた... 続きをみる
-
ヘラブナ釣りをしているとカラツン地獄に陥ることがあります。私もご多分に漏れずカラツン地獄に填まってしまうことがあります。多くの場合ランチ後に襲ってくるのですが、長い時は1時間もの間カラツンばかりで、上手く針掛かりさせることが出来ません。 それが不思議と短く終わってくれて引き続き上手く乗せること... 続きをみる
-
ヘラブナは貪欲な魚とは思ってないのですが、餌の大きさによって食い当たりが出たり出なかっりします。団子餌の場合は往々にして極端な大餌は百害あって一利無しと思うのです。寄せ重視をするがあまりついつい餌を大きくつけてしまうなんて事があると思うのです。ただそれは野池でない限り有効な手段だとは思えないので... 続きをみる
-
単純な話としてヘラブナ釣りでの楽しみはいったいどこにあるのでしょう。 根本的に釣れる釣れないの問題はあるに決まっていますが、良く釣れると楽しいのでしょうか。 1つの例として良く例えられる釣りとして海でのサビキ釣りがあります。アミエビをカゴに入れて疑似餌が多段に連なってる仕掛を上下して、小アジ... 続きをみる
-
もう桜が咲こうかとする時期にまたまた当たりが出ない苦労が待っているとは思いもしませんでした。 いつもの淀の釣り天狗池は私の知る限りでは良く釣れる池です。それも両うどんの底釣り限定池ですから、団子餌の自由池のようにカッツケや浅棚で数狙う釣り方ではなく、うどんでしっかりとしたツン当たりを取っての釣... 続きをみる
-
いつもの釣り天狗池に性懲りも無く訪問です。雨予報から徐々に晴れ予報に変化して行きました。また風の方向も北風から南西の風へと変化していきます。春の天気はコロコロと変わることも特徴で、予報もさぞかし難しいところでしょうが、釣り座を決める段階でも風向きの予想の変更は困ってしまいます。 第三日曜日です... 続きをみる
-
ヘラブナの原種はゲンゴロウブナとの定説です。 琵琶湖原産のゲンゴロウブナですが、ゲンゴロウ(源五郎)鮒との名前になったいわゆる語源はご存じでしょうか。 1番これであって欲しい定説が次のような物語です。 応仁の乱の頃、滋賀県琵琶湖西岸堅田に源五郎という漁師がいました。京の都にフナを売りに行き... 続きをみる
-
釣りと一般的な表現をしたとしても、止水または止水に近い場所で釣る場合と流れのある釣り場で釣る場合とでは、打ち込んだ仕掛けを回収する時間に差があるはずです。 流れがあるポイントとしては先ずは川があります。他には海も潮の流れがありますので止水とはいえないでしょう。また大きな湖も風の影響でしょうか流... 続きをみる
-
ヘラ竿を語る時にはついつい軽量化が図られているとか、腰の強さなど釣り上げ性能など機能性ばかりを取り上げていると思うのですが、大きく進化している部分としましては竿の握りがあるようです。 ヘラ竿の握りは元来綿糸巻きと決まっていたものです。竹竿などでは新聞紙を木工ボンドで巻き付けて下地を作り、その上... 続きをみる
-
ヘラ釣りで釣り上げられるかどうかを最終的判断をしているのは浮きの動きでしかありません。それほど重要な浮きの役割ですが、いったい浮きの何を見て何を感じているのでしょう。 ヘラ釣りに於いては、仕掛けをセットした段階で先ずは浮きの浮力調整をします。浮力調整とは残存浮力をどの程度残すかとの問題で、その... 続きをみる
-
-
経験の浅い私ですからお薦めの竿なんておこがましいとは思いますが、途中テニス肘を患い竿が振れなくなった時期も経験していますので、そんな個人的道のりを通して感じたヘラ竿についての感想から感じ取って貰えればと思います。 初めはそれこそ何だって良いと思って格安の竿はから使い出しました。先ず手にしたのが... 続きをみる
-
今年は暖冬の影響もあって水温の低下がそれ程酷くなく、ホームグラウンドの淀の釣り天狗池では13度を下回ることはありませんでした。ところが最近になって朝の気温が氷点下を示す日が出てきています。3月になってからマイナス気温が出るのですから、水温がもう一段階下がってもおかしくはありません。 先日もアラ... 続きをみる
-
強い風と雨との予報が出ていたのですが、日曜日でもあり雨の中を強行してきました。 翌々週の22日には滋賀県の清風池に釣り場を移して清風池大会を開催しますので、それまでに釣行出来ればと思っていたのですが、3月に入っても雪が舞う日がありましたので、また水温上昇の期待は出来ないだろうと思いまして、いつ... 続きをみる
-
3月8日(日)は雨との予報でしたので土曜日の釣行と相成りました。とはいえ「O心と春の空」で日曜日もコロコロと変わっていきます。 日曜日の小大会と違いノンビリと釣りそのものを楽しめますので、こんな日には大助が上がったりするのですが、大会を開催すると沈黙してしまいますので、勝負に弱いとつくづく思う... 続きをみる
-
「冬来たりなば春遠からじ」のことわざは、じっと耐えていればいずれ幸せが巡ってくるとの意味で使われています。 ヘラブナの世界ではどうでしょう。釣れない状態を堪え忍んでいればやがて釣れるようになるのでしょうか。 やはりそんなことはあり得なくて、努力の結果として報われるのがヘラブナ釣りだと思ってい... 続きをみる
-
私のヘラブナ釣りは底釣りが基本的な釣り方ですから、当たりの出方も基本パターンそのもので、1節のツン当たりがメインの当たりになります。その他としては反節・黒線・フタ節・食い上げの順で当たりが多くあります。 その当たりの速度もツン・クン・ムズ・ムニュ・スウと言葉にするとこんな感じの速度感ですが、間... 続きをみる
-
ヘラブナ釣りにおいて浮きを見つめているその瞬間はナント孤独なことでしょう。何時動くかもわからない浮きの1点を見つめては今か今かと待ち続けているけれど、応えてくれない時間が過ぎて行きます。 なんてことを考えながらも早く早くと思っていたり、今にもツンと動きそうな浮きはただそこに静かにしているだけで... 続きをみる
-
浮き選びには色々な思いがあるはずです。勿論感度を考えるのは当然だとしても、流れや風など外的要因にも対応する必要があるでしょう。ヘラブナが湧いてしまってどうしようもないときは、少しでも重いオモリの背負う浮きを選び、餌を早く沈める対策をするはずです。反対にアピールをするために軽い浮きを使ってゆっくり... 続きをみる
-
ヘラブナ釣りと新型コロナウイルスとの相関関係は全くありませんが、色々な行事などが全て中止となっている今としては、濃厚接触感染の危険がとても少ない趣味の1つと思うのですが如何でしょう。 人と人との空間は、少なくとも2mの距離を空けるべきとの話があります。ヘラブナ釣り場では、余程密集した状況でない... 続きをみる