両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 天釣会 2024年度 年間チャンピオン決定

 今年も無事に1年間大会が開催することが出来ましたので、年間チャンピオンを発表することが出来ます。




今年の天釣会年間チャンピオンが決定しました!
 恐縮ですがまたまた私村田が獲得しました!!


 12月大会が82回大会となりますので、7年近く続けられていることになります。師走の大会を済ませることで、直ぐに新春例会の準備に入りますが、圧倒的に大魔王の大西王座が年間チャンピオンを獲得されています。7年の内で過去4回も年間チャンピオンですから脱帽ものですね。


 昨年の大西王座はまさに奇跡的大勝利で、実は私の年間チャンピオンがほぼ確定だったのです。もし12月大会で私が3位以内に入ると大西王座の成績に関係なく私の勝ち、私が入賞しなくて大西王座が2位に入っても私の勝ち、2人とも上位に入賞しても、反対に入賞しなくても私の勝ちだったのです。
 そんな中で唯一大西王座がチャンピオンになるためには、私が3位までに入賞しないこと、それでいて大西王座が1位を取ること、この組合せのみ大西王座が年間チャンピオンになれる条件だったのです。
 結果は私が4位で大西王座が1位となったのです。


 その奇跡的大逆短の結果によって、大西王座が年間チャンピオンとなったのです。7年の内で4回もチャンピオンになるのは、いくらサイズは偶然だといっても実力そのものというところでしょう。


 まさに劇的だった昨年の大会でしたが、今年も2位に竹藤副会長がヒタヒタと迫っていて、11月の段階で私が入賞出来なかった場合は、12月大会までもつれ込む状況だったのです。
 12月大会で私が3位以下であり、竹藤さんが1位を取ると竹藤さんが初の年間チャンピオンとなる年だったのですが、11月に竹藤副会長が入賞出来ず、運良くといいますか11月大会で私が3位に入賞できましたので点差が4点となり、1位での獲得点数は3点ですから、最終の12月大会を待たずに、年間チャンピオンを獲得することが出来ました。
 これで大西王座が4度の年間チャンピオンで、私が3度目の年間チャンピオンを獲得です。


 しかし大西王座がチャンピオンになった年は、昨年以外ぱ他の追随を全く寄せ付けず、圧倒的な差でぶっちぎってのチャンピオンだったのです。そういう意味では私のチャンピオンとは随分と違いがあります。


 1月の新春例会から新たにカウントしますが、今のところ新春例会の成績は、あまりその年の年間チャンピオンには影響していませんので、気楽に楽しめたらと思います。



歴代チャンピオン
 初代年間チャンピオン   大西
 第2代年間チャンピオン 大西
 第3代年間チャンピオン 大西
 第4代年間チャンピオン 村田
 第5代年間チャンピオン 村田
 第6代年間チャンピオン 大西
 第7代年間チャンピオン 村田



1月~12月の成績
 順位 お名前   合計ポイント  成績   各ポイント
 1位  村田   12       1・2・1・1・3 3・2・3・3・1
 2位  竹藤   8       1・1・2   3・3・2
 3位  広瀬   7       1・2・2   3・2・2
 4位  近藤   6       3・1・2   1・3・2
 4位  福谷   6       2・3・1     2・1・3
 6位  大西   5       2・3・2   2・1・2
 7位  菱田   4       3・1      1・3
 7位  紅    4       3・1      1・3 
 7位   松本天敵  4       2・2    2・2  
 7位   芋野    4       3・1    1・3
 7位   長尾    3       1      3
 7位   田中    3       3・2    1・2
 13位  茶園     2         2     2
 14位  今井   1        3     1
 14位  岸田   1        3       1
 14位  前川   1        3     1
 14位    松本長老 1        3     1



大西賞=グロス優勝者
 1月  村田
 2月  村田 グロス1位・ネットで2位
 3月  長尾
 4月  竹藤
 5月  村田
 6月  近藤
 7月  竹藤
 8月  菱田
 9月  村田
 10月  福谷
 11月  紅
 12月  芋野



入賞平均サイズ
7年間を通して年間上位入賞者平均サイズを調べてみました。
*この平均サイズについて
大会を開催した池で釣れる平均サイズに寄るところが大きく
天狗池の平均サイズが小さいため上位入賞サイズも小型で
岩田池や清風池で釣れるサイズが平均的に大型のため
入賞サイズが大きいことがわかりました。


 1位   長尾   40.1㎝
 2位   今井   38.3㎝
 3位   菱田   37.1㎝
 4位   茶園   36.3㎝
 5位   廣瀬   36.0㎝
 6位   竹藤   35.7㎝
 7位   福谷   35.5㎝
 8位   前川   35.1㎝
 9位   紅      35.9㎝
 10位   近藤   34.9㎝
 11位   松本天敵 34.0㎝
 12位   田中     33.9㎝
 13位   大西     33.8㎝
 14位   村田     33.7㎝
 15位   長老     32.8㎝ 
 15位   芋野     32.8㎝
 17位   岸田     29.8㎝


 


各月の入賞者名及び成績
*マイナスはハンデです。


 1月大会 天狗池 3枚長寸大会
 第1位   村田   99.0㎝
 第2位   福谷   98.9㎝
 第3位   田中   89.5㎝


 2月大会 天狗池 3枚長寸大会
 第1位   廣瀬   94.9㎝
 第2位   村田   97.4㎝ -3㎝ 94.4㎝
 第3位   近藤   93.6㎝


 3月大会 岩田池 3枚長寸大会
 第1位   長尾  120.4㎝
 第2位   田中  114.0㎝
 第3位   菱田  112.0㎝


 4月大会  清風池 3枚長寸大会
 第1位   竹藤  118.4㎝
 第2位   廣瀬  115.0㎝
 第3位   今井  114.9㎝


 5月大会  天狗池 3枚長寸大会
 第1位   村田    103.2㎝
 第2位   大西    89.4㎝
 第3位   岸田    89.3㎝


 6月大会  岩田池 3枚長寸大会
 第1位   近藤  107.1㎝
 第2位   松本天敵104.8㎝
 第3位   紅   103.0㎝


 7月大会  岩田池 3枚長寸大会
 第1位   竹藤  115.2㎝
 第2位   茶園  108.8㎝
 第3位   福谷  106.5㎝


 8月大会  清風池 3枚長寸大会
 第1位   菱田  110.5㎝
 第2位   廣瀬  106.9㎝
 第3位   大西  106.1㎝


 9月大会  天狗池 3枚長寸大会
 第1位   村田   97.2㎝
 第2位   竹藤   95.9㎝
 第3位   芋野   95.7㎝


 10月大会 岩田池 3枚長寸大会
 第1位    福谷    114.1㎝
 第2位    近藤    113.4㎝
 第3位    前川    105.2㎝


 11月大会 清風池 2枚長寸大会
 第1位    紅    76.3㎝
 第2位    大西   75.5㎝
 第3位    村田   75.0㎝


 12月大会 天狗池 3枚長寸大会
 第1位   芋野   104.9㎝
 第2位   松本天敵  99.0㎝
 第3位   長老    98.4㎝

 お知らせ 第83回天釣会 月例釣大会 岩田池 1月5日(日)

 2025年度の新春例会は1月5日(日)に岩田池で開催します。


 新春はいつも早釣り大会をしますが、昨年は天狗池で開催しましたが、その早釣り大会の景品が残るほど釣れなかったのです。冬期の岩田池では果たしてどのような釣果になるのか解りませんが、今年を占う大会となりそうです。


 しかし後半の岩田池は、釣り座の差が随分と出るようになってしまいました。いったいどうしたことなでしょうね。大量に死んでしまったからヘラブナの量が少なくなったのか、それとも狭い池にも拘わらず水温変化が起きているのか。もう少し調べる必要がありそうです。


 釣り座の差が少なくなれば、釣果に差が出ることも少なくなると思うのですが、こればっかりはぶっつけ本番ですから仕方ないところです。ただ今回は少しばかり手狭になりますが、北桟橋を使わない方法を考えています。


 南桟橋と中桟橋で全員が入るようにします。ただそのためには両端も使う事になりますので、釣果差が出そうではあるのですが、釣果ではなくてサイズ競争ですから・・・。果たしてどうでしょう。


 詰まった釣り座に感じるかも知れませんが、北桟橋と同じ釣り座間隔となります。北桟橋と同じようにすると12名ずつは入れますので、今回実験として12名ずつ向かい合った釣り座としました。今のところ23名の参加で大会を予定しています。


 抽選結果の釣り座番号です。藤田さんの欠席が決まっています。また空き番の釣り座は詰めています。基本この通りとして、今後欠席者が出た場合も間を詰めずに開けて下さい。また追加の参加者が出た場合は、24番または北桟橋となります。


  私の本来の席は南桟橋の12番ですが、紅を隣に入れませんので小野さんと変わって頂きました。



 中桟橋




 南桟橋

 第82回天釣会 月例釣大会 釣天狗池 12月1日(日)

 今年最後の月例会を淀の釣天狗池の大池で開催しました。


 個人的な用事で参加出来るかどうか解らなかったのですが、取り敢えず今回は参加できる事となりました。
 参加出来なかった場合のレクチャーを出席される会員に、細かく説明して済ませてましたので、参加出来なかった場合にも大会が成立するとは思いましたが、なかなかややこしいシステムを作り上げていますので、それがうなく機能するかどうかも不安ではありました。
 まぁ少々の混乱があったとしても、大人の集団ですからなんとかはなるものですけどね。


 いつものように多数の差し入れを用意して頂きました。


 また池よりポットを準備して頂きまして、差し入れのコーヒーが自由になめるようにしてもらいました。
 早速ポットのコーヒーの前に集まって・・

 スタート前にコーヒーを1杯


 先ずはいつものように集合して貰いました。


 小野会長の挨拶から。この段階ではキット先週釣り上げた44.5㎝が頭を過ぎっていたはずです(笑)。


 詳細説明は私から。最近お気に入りのツバの広い帽子です。陽が目に差し込むのを随分と防げるので愛用しています。今日は天気も良く着ている防寒着も直ぐに脱ぐことになりました。


 いよいよ今年最後の大会となりました。昨年は調子を落としていた天狗池ですが、今年は今のところ調子を戻していて、それなりの釣果が期待できるようになってました。但し大型サイズが釣れるかどうかは別ですから、成績としてはどのようになるかは解りません。


 ところがフタ開けると渋いこと渋いこと、先週とは全く違っています。いったいどうしたことなんでしょう。一気に水温が下がって食いが落ちてしまったのでしょうか。


 天釣会の月例会は運と実力ですが、運が大きく左右されます。なんたって3枚だけ大きなサイズが釣れれば良いのですから、1日の釣果が3枚で優勝した人がいてるのですから、まさに運次第のところもあります。


 実は今日の大会はまさにその通りで、3枚釣り上げて上位入賞した方が出たのです。しかし色々と工夫したのですが、良い結果が出ることはなく、修行僧のよう忍耐が必要名大会となってしまいました。


 そんな中でも良いサイズを釣り上げたのが疫病神の竹藤副会長です。


 40㎝に数㎜足りなかったのですが、ハイポーズと澄まし顔です。大助以上でなければポーズ写真はなしなんですが・・・なんたって疫病神であっても神ですから仕方ないですね(笑)。


 ついでに天敵の松本さんの姿も載せておきましょう。この人が今日3枚だけを釣り上げていただけだったのに・・・・。


 今日の主役は芋野さんです。1枚目の強制登録する良いサイズのヘラブナを池に落とすというハプニング!!


 ところがその後も良いサイズを釣り上げて挽回しますか。


 なかなか渋い1日だったのですが、釣れるときはバタバタと釣れてまたピタッと止まる。そんなイメージの釣り方で、午前中1度の当たりも出ない方が午後には調子よく釣りあけだり、反対に午前中ポンポンと釣れて午後からピタッと止まる。なんとなく回遊してくるヘラブナを待っているような、そんな釣り方になっていたように感じます。それをものにした人が上位入賞となってイメージでした。


 先ずは登録順位賞は久しぶりに参加された西垣さんです。


 ミニマム賞が今井さんです。


 ブービー賞は福谷さんです。


 7位のラッキー7賞は私村田です。


 3位は松本の長老です。いつもお元気そのもので、前日にも天狗池来られていたのです。


 2位は天敵の松本さんです。


 そして1位は参加されて丁度1年目芋野さんです。



 今日は23名の参加ですから、1位2位3位7位11位16位19位と飛び賞も準備していたのですが、登録が出来たのが11名となかなか大変な大会でした。中には3枚以上釣り上げているにもかかわらず、良いサイズが釣れるまで登録されなかった方もいました。


 第1位 芋野    104.9㎝
 第2位 松本天敵    99.0㎝
 第3位 松本長老    98.4㎝
 大西賞  芋野


 本日の成績です。
 1位  芋野   33.6 36.8 34.5   104.8㎝
 2位  松本天敵 36.0 34.0 29.0  99.0㎝
 3位  松本長老 27.3 32.3 38.8  98.4㎝
 4位  竹藤   29.3 24.5 39.2  93.0㎝
 5位  川久保  30.9 28.6 32.3  91.8㎝
 6位  大西   31.5 32.5 28.6  92.6㎝ -2 90.6㎝
 7位  村田   30.0 30.5 28.6  89.1㎝ -1 881㎝
 8位  田中   25.4 35.0 27.2  87.6㎝
 9位  野口   29.0 30.3 27.5  86.8㎝
 10位   福谷   24.0 28.7 30.0  82.7㎝
 11位   長尾   23.4 25.0 30.0  78.4㎝
      小野   32.6 30.0
      前川   29.5 33.0
      廣瀬   27.2 31.0
      菱田   29.3 25.7
      紅    30.6 24.5
      西垣   24.5 27.7
      今井   22.2 22.2
      茶園   31.4
      関
      藤田
      静野
      吉村

 ヘラブナ釣り 偽善者から極楽浄土へ

 もう11月30日です。今年もあと1ヶ月で終わろうとしていますが、月日の過ぎるのがとんでもなく早い。歳と共に駆け足で時間は過ぎていきますが、その時間に取り残されないためにも、充実した日々を過ごしたいものです。


 残されている時間も限られています。それまでは十分に人生を楽しみたいと思うのですが、やはり歳を取っても楽しめる釣りは良いものですね。特にヘラブナ釣りは腰を落ち着けて、それも体力の消耗も殆どない釣り方ですから、幾つになっても楽しめると思うのです。


 ある釣り人は良い趣味が見つけることが出来たと喜ばれていましたが、人生に彩りを付け加えるものとして、ヘラブナ釣りが役立つとするならば、とても喜ばしいものとなります。


 趣味としてのヘラブナ釣りを改めて感じるのは、大人の趣味を満足されるところがあります。その1つが工芸品でもある竹竿でしょう。工業製品としてのカーボンロッドはとても優秀ですが、やはり竹竿の良さにはまだまだ追いついていません。
 また同じ竿師による竿受けや玉の柄なども、工芸品として位置づけることが出来ます。そうそう万力にもとても凝ったものがありますので、大人として満足させるものとなります。


 そしてカーボンロッドに至っても、とても高価な物から入門ものまで揃っていますが、大人の趣味として満足させるだけの品揃えが出来ています。この部分は他の釣りでは味わえない部分でしょう。


 そんな道具類に対する魅力もさることながら、やはりどこかで狩猟本能をかき立てるものもあるのではないでしょうか。釣り味と一般に表現しますが、平均サイズが尺程度だとすると、他の釣りで尺前後が揃う釣りは少なく、チヌ釣りやグレ釣りも強い引きで楽しませてくれますが、1日に30枚40枚をコンスタントに釣れることはとても少ないです。


 いってみれば1日である程度の釣果が得られるのですから、手軽に満足のいく釣り味を楽しませてくれる釣りとなります。


 この釣り味はやはり使用する竿の恩恵を受ける部分が大きく、竹竿は特に良いのですが、メーカーのフラッグシップ竿ほど釣り味を追求されています。フラッグシップ以外の竿は、軽くて操作性が良いとか、早く取り込めるとか、大型魚に対応しているとか、それぞれの特徴が設けられているのですが、フラッグシップはそれらを全て網羅して尚、釣り味を追求されている竿となります。


 ただ穿った見方をしますと、その狩猟本能を満足される釣り味とは、ヘラフナの断末魔の動きを手に感じているに過ぎません。生き物の生存本能を釣り味として楽しんでいるのですから、罪深い遊びには違いないとも言えます。


 釣り堀にはヘラブナの供養塔が設置されているところもあります。生き物の命をもて遊んでいるのですから、心した釣り方にすべきだろうと思ってしまいます。そのため釣れ難い釣り方であっても、その方法で釣れるとするとしてやったり、そう思える底釣りをこよなく愛するのであります。まっ勝手な言い草ではありますが・・。


 如何に自分に厳しく釣りをするかです。スレを出来るだけ掛けない。早合わせは慎む。違反行為はしない。ルンペンや斜め打ちはもってのほか!!との思いで・・・出来ているのかなぁ。ちょっと心配ですが、自分なりのルールを設けて釣るのも、偽善者としては正当なルールのように思えてしまいます。


 そうそう所詮私なんてただの偽善者ですから、ヘラブナの命をいたぶる釣りを続けているのです。延暦寺の高僧から言われたことがあります。釣っては逃がしているのですから殺生はしていないと伝えたのですが、命を粗末にしていることに違いはないぞ!と指摘されました。まさにごもっともと思ったのですが、未だに辞められずにヘラブナ釣りを楽しんでいます。


 人は生きているだけで罪だと思っていますが、これからも偽善者を続ける事になるのでしょう。いつしか善人になるときが来るのでしょうか。う~ん・・・暫くは無理そうですね。


 では次の日曜日にもヘラブナ釣りへと、ご一緒に偽善者街道まっしぐらと行きましょう!!


 そういえば「同行二人」って言葉があります。弘法大師と共に西国巡礼の旅をする事をいいますが、お遍路さんは白装束です。実は巡礼の旅の途中で命を落としても良いとする思いから、白装束で身を包むのです。


 その白装束の背中には南無大師遍照金剛と書かれています。これは弘法大師空海の光輝く慈悲、金剛石のような智慧を心から信じて頼りにしますという意味になります。


 なにもヘラブナ釣りに行くのに白装束は必要ありませんが、行き帰りの安全と釣り場での事故を防ぐことも必要です。朝には元気に出かけ夕には元気に戻ってくる。それが留守を預かる家人に対する思いやりです。


 仏さんになるには早過ぎます!!冥土へはまだまだ先の事としても、極楽を味わいに出かけるのも良いのではないでしょうか。


 さぁご一緒に極楽浄土を味わいにヘラブナ釣りに出かけましょう。

 ダイワ 月光7尺 インプレッション②

 最近7尺を使用する釣り方が増えているのですが、元々はHERA Xの7尺を多用していました。その最大の理由は大助サイズが釣れても、取り込み時に主導権が握れることを狙ったもので、基本大型サイズ主体に使用していました。


 ところが胴に強さがあるのですから、大型サイズには威力を発揮したとしても、小型サイズでは面白みに欠けてしまいます。そこでもう少し柔軟度があるものとして月光の7尺を選んで見ました。


 予備竿ですから低価格に越したことはありません。7尺のヘラ竿としては次のアイテムとなります。
 ダイワでは枯法師・兆・龍聖・玄むく・HERA S・HERA  X・月光 剛・月光 柔・月光・陽舟。
 シマノでは獅子吼・鉾・嵐月・頼刃またたき・皆空・紅月・風切・刀春


 上位機種を予備竿というよりメインロッドの位置づけでしょうから、7尺のような短竿ではその良さが解り難くなり勿体なく、やはり低価格のヘラ竿で良いと思うのです。


 そこで選択肢としては、月光 剛・月光・月光 柔・紅月・風切の中からとなります。残念ながら一番最初に消えたのが風切と月光 柔です。柔軟度があって小型でも楽しめるとは思うのですが、やはりどこかで大助サイズが釣れても良いような、信頼の置ける竿を選びたい気持ちが残っていました。


 次に候補となるのが月光 剛と紅月です。剛を選ぶとXとの違いがそれ程ないのかもと思い、敢えて予備竿の位置には相応しくないとして落選。そして紅月ですが確かに最後の最後まで候補として残った紅月です。


 最終的に残ったのが月光と紅月です。紅月の方が最新アイテムですから、積極的に選んでも良かったのですが、やはり位置づけがパワーロッドとなっていますので落選となりました。


 そこでこのところ良いサイズが釣れる池でも月光を使って、その調子の確認をしていたのですが、先月には55㎝の鯉ベラをこの月光の7尺で釣り上げる事が出来たのです。実際釣り上げた感触としては、特に強い引きに翻弄されることもなく、それなりに耐えて釣り上げる事が出来たのですから、月光もパワーロッドの部類に入るのかも知れません。
*月光が紹介されているページを改めて確認すると、硬式先調子ヘラ竿と書かれていました(笑)。


 この曲がり方はHERA Xより先調子で、Xの方が胴から曲がって耐える調子です。


 先日も大助を釣り上げていましたが、余裕で対応出来ていましたので、野池の乗っ込みヘラに対しては力不足を感じるかも知れませんが、釣り堀である限り十分にメインロッドの位置として使える竿だと改めて感じました。


 ダイワの技術力のなせる技か、開発陣の努力によるものかはわかりませんが、特に短竿類はお薦めの1本と改めて感じているところです。また7尺で2本継ぎのところも気に入っているポイントで、腰の強さを感じることが出来ます。


 第1回目のインプレッションはこちらです。参考までに・・・