両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 雑談 誤解を恐れずに 政治の話から諸々

 ただの放言ですから気にせずというか、単なる言いたい放題の内容です。世間とのズレも多々あるかと思いますが、何となくの思いで書いてみました。


 政治家の裏金問題。果たしてどの程度の問題なのでしょう。勿論政治家が金銭まみれなんて事があるととんでもない話で、私利私欲で政治をされているとすると大きな問題と感じます。


 それがもし天下国家のことを考えて、政党助成金や報酬などでまかなえないほどの事をしているのなら、ある部分では裏金も仕方ないと思えてしまいますが、それを正確に政治資金規正法の通りに記入し、例えば私設秘書の給与であるとか、調査費であるとか、明記するのが本来ですから、なにも記入してないことが忙しさから、なんてことは全く理由にならないはずです。


 企業では1円単位まで収支を明確に記入しています。それによって税金を払うこともあれば赤字を計上することもありますので、政治家も同じようにすべきであって、特別扱いする必要は全くないのですが、困ったことにその政治家が法律を作っているために、自分たちの都合の良いような法律をしてしまっているところに大きな問題があるのです。


 ただやはり政治家の中には天下国家を考えて、活動されている方がいると信じたいのです。最低限政治家を目指したころの志に戻って、自らを振り返る必要がある感じています。とはいえ単に名誉職とばかりに、政治家になった人もいるに違いないと思いますので、何だかなぁって・・・・。


 末は博士か大臣かなんて言葉も最近は聞かなくなってしまいましたが、修士課程を修了しても博士の座はとても少なく、大臣になるにはそれことは時の政権与党でなければならず、どんなに志が高くても野党では大臣には就けないし、政策も殆ど通ることはないのが現実です。


 しかし人はその地位で人間形成されるものです。管理職になれば違った目線で見られるものです。係長より課長が、課長より部長が、部長より取締役が、と取締役より社長が見えている世界は違っています。政治家も同じだと信じたいのですが、残念ながら適正を欠いている人もいるのではないかと思えてしまいます。


 特に日本の政治家で自ら法律を作って国会に通した人がどれだけいるでしょう。圧倒的に政府提案の法律であり元は各省庁立案の法律になっています。政治家の討論会で色々な事をいっていますが、質問する機会があればあなたはどんな法律を作って国会に提出しましたかと聞いて欲しいのです。仮に立法されなかったとしても、法案を提出したことが重要な仕事だと思うのです。政府案に賛成反対をするだけの仕事なら、あんなに多人数は必要ないはずです。
 任期中に何らかの活動が出来ているかいないかが、その政治家の本来の力量だと思うのですが、多くの政治家は政策立案なんてしていないのではないでしょうか。何のために制作担当秘書がいるのでしょう。制作担当秘書は国費で雇うことが出来る秘書なのにです。


 女性政治家も天下国家を考えてくれれば良いと思うのですが、何故か立候補するときには、母親として子育てをした経験を活かすなんてことを言われます。だったらあなたは国民の半分である男性のことは無視するって事でしょうか。また子供を産んでない女性のことも知らないというのでしょうか。子育てはとても重要に役割であり、実際に子育てをしたことがない人には、その苦労は理解されないでしょうが、それが国会議員としての使命なのかと思うと、余りにも議員としての役割が少ないのではないかと思ったりします。


 実際問題地方議員と国会議員とは役割が違っています。それこそ国会議員は外交と防衛だけで良いのではないかと思ったりします。国民に直結している政策は地方に任せるべきではないでしょうか。いわゆるライフラインは全て地方の範疇です。警察や消防だって小さな行政区で行われています。子育て支援などもまさに国ではなくて地方が担当すべきことでしょう。


 ただ地方議員だとしても、男が父親としての経験を通して、余のお父さんのために働きますなんて公約を掲げると、果たしてどれだけの支持を得ることが出来るのでしょう。性別を取り上げるのは、やはりピントがずれてないかと思えてしまいます。
 男女は平等なんですから、差別と区別をはき違えないことです。女性しか子供が産む事が出来ないのですから、それは大きな区別事項だと思っています。勿論産めや育てろなんてバカなことはいいません。産みたい人が産みやすい環境を整えるのは地方の仕事だろうと思うだけです。


 また国会での問題として派閥解消の話が良く出ててきます。金権政治の温床との捉え方もとても良くわかるのですが、派閥の領袖を慕って集まったるのです。それだけ人望がある人が中心になっているはずです。
 自民党は各派閥の連立政権だとの理解をするととてもわかりやすいと思うのです。元々自民党は保守本流の自由党と保守傍流の国民民主党が保守合同をして出来た党です。
 旧自由党は池田勇人率いるところの宏池会が最古の派閥ですが、現岸田派がその流れを汲んでいます。その後色々な派閥が出来上がるのですが、時代と共に名称も変わっていきますので、なかなか理解しがたいところです。
 志公会は宏池会から加藤の乱で分かれた派閥で現麻生派となっていたり、池田勇人と袂を分けた佐藤栄作が、佐藤派を作りそれが田中派となるのですが、竹下登が造反することで、竹下派が出来上がります。それが平成研究会で現茂木派となっています。
 現清和会政策研究会は通称安部派となるのですが、元福田派であり安部氏のお父さんであり岸信介が作った清和会が元になっています。志師会は現二階派等々・・・・。


 つまりそれぞれの考え方の違いで派閥が出来ていて、その派閥の長が総裁レースに立候補する形で、歴代総理が決まっていった形となっています。自民党の良いところはどれだけ政策の違いがあったとしても、党内で意見交換をし最後には全会一致の法則に従って1本にまとまることですが、先の民主党が失敗したのは、最終的な政策一致が出来なかったことです。


 あの八ッ場ダムについても民主党のマニフェストで中止を称えていたのです。そのため政権を取った2009年の鳩山由紀夫内閣のときの建設大臣である前原誠司は建設中止を決めたのですが、なんと同じ民主党政権下で、総理が野田佳彦に変わった2011年に時の大臣である前田武志は建設許可を出しているのです。この前田武志は旧建設省出身でもあったためかも知れませんが、マニフェストを平気で変更するところにも、基板がしっかりしていないと感じたりします。


 とはいうものの現野党のだらしないこと。国民にそっぽを向かれてしまっています。これだけ自民党の不祥事が明るみに出ているにも拘わらず、政権を取って代われるだけの勢いが見えてきません。
 急先鋒であった辻元清美は、衆議院で落選してしまったのですが、何をどう思ったのか知りませんが、参議院に立候補して当選しているのです。衆議院と参議院の役割の違いを知っているはずなのに、どうして次の衆議院選挙まで待てなかったのでしょう。そういえば秘書給与1840万円を騙し取った詐欺を働いて執行猶予付きの実刑判決が出ていましたから、今回の自民党の裏金については追及できないのかも知れないですね。


 もっというと現連立政権を組んでいる公明党がだらしない。政治献金問題を正常にするまでは、連立を解消するといえないのでしようか。自民党は公明党の票がなければ当選しない議員が多数います。どうしても公明党の応援が必要なのですから、今はとめも大きくキャスティング・ボートを取れるはずです。いったい何をしているのでしょうね。


 実際のところ検察も次々と逮捕して起訴すれば良いと思うのですが、法律の建て付けが議員有利になっているのでしょうね。今回起訴されなかったとしても、検察審査会が起訴相当と判断すると思いますが、もし有罪にならなかったとしても、裁判で明らかになることも多々あると思うのです。国民の代表であるならば、全てを公にすべきではないかと思うのです。
 その上で変えるべき点があれば変えれば良いだけの話です。勿論その変更点が国民に受け入れられないのであれば、その党は落選者を多数事になりますけどね。


 ハッキリ言って今は石川地震で被災者が多数出ています。それに尽力しなければならないときに、国会は何をしているのでしょう。もっともっと人海戦術は無理なんでしょうか。陸の隆起によって海岸線が沖に出てしまいました。結果として漁港が使えなくなっています。だったらもっと沖に防波堤を作る計画を立てれば良いと思うのですが、それより先にする事があるとしても、漁師の生活もあるはずです。国民の生命財産をどのように守るのでしょう。現政権にはなんだか頼りないと思ってしまいます。


 勿論私のような一般人には知り得ないところで色々な事は行われていると思いますが、何をするについても優先順位は、生命をまもることであり財産の保全をする事ではあるのですが、人のプライバシーに対して、どうしてこんなに無頓着な国民なんだろうと思ってしまいます。避難先が野戦病院化している状態で、人々は無理な生活を強いられているのです。
 東北地震の時のような住宅は作れないものなんでしょうか。・・・・また無理なのかなぁ。