両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

ヘラブナ釣りを楽しむ天釣会と個人の記録であり個人的感想です。

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 ヘラブナ釣り 思いやりのパラソルサイズ

 ヘラブナ釣りで使われるパラソルですが、猛暑の中でも釣りをする関係からか、このところのサイズが随分と大型傾向が見られます。


 元々使われていたタイプは直径が120㎝です。イメージとしては一般的な雨用の傘に近いサイズです。それが徐々に大型化されていき、直径が130㎝・150㎝と大きくなりました。


 今の主流は90タイプで直径160㎝です。しかしこのサイズが小さいと思えるほどのサイズが出だしています。100タイプは直径175㎝、120タイプではなんと210㎝の直径と、とても大きな場所を取るようになっています。


 これが野池ならまだ良いのですが、釣り堀で使われると、流石に大きすぎて、余程余裕のある釣り場でない限り、人の移動にも邪魔になってしまいます。


 自分さえ良ければ・・・との考え方は、やはり社会生活を送る上では問題ではないでしょうか。


 自分さえ良ければでいいのであれば、恥ずかしいルンペン釣りをしても良いことになり、それこそスレで釣り上げても良いことになってしまいます。まぁ流石にプライドが許さないので、そんなことはないでしょうが・・・。


 勿論雨の日に小型サイズでは荷物も濡れてしまいます。いくら荷物用の雨避けカバーがったとしても、カバーをめくって何かを取り出すのも、強く降る雨の中では面倒ですから、大型サイズを使いたい気持ちはわかるのですが、その結果として周りに迷惑を掛けている事に気がいてないのではと思うのです。


 釣具メーカーとしては、要望があるから大型サイズを売るわけですから、元凶は釣り人の欲ってことになるのでしょう。


 小型サイズの120㎝サイズとまではいいませんが、使い分けをするのも良い方法ではないでしょうか。1人離れた釣り座に入る場合で、出入りに邪魔にならなければ大型を使用してもいいでしょうが、並んで釣り座に入る場合や大会など、隣同士の間隔が狭く詰めた釣り座の場合は、使用サイズを見直すべきではと思っています。


 私個人的には晴れには、90タイプの直径160㎝を利用していますが、雨でカーテン膜を張る場合は100タイプの175㎝を使用し、狭い釣り座の場合は、直径120㎝タイプを使うようにしています。


 釣り堀によっては使用サイズの制限を設けられています。その池では90タイプの160㎝以下です。唯一それ以上のサイズが使用できるのは、人の通らない一番奥の釣り座となっています。


 どこの釣り場でも利用できるのが90タイプ以下ですが、それ以上のサイズを使う場合は、釣り堀のタイプや釣り座を考慮して、使用サイズを決めて戴ければと改めて思うのです。


 実はメーカーも100タイプまでが釣り堀で、120タイプの大型サイズは野池を想定しているのです。120タイプになると最低でも1人が210㎝以上の釣り座を独占するのですから、左右だけでなく前後も大きく独占してしまいます。当然人の通行にも邪魔になってしまいます。


 しかしこのところの猛暑ですから、大きく日を避けたいのですから、大型サイズを使いたくなる気持ちも理解できますけどね。

 ヘラブナ釣り 雨の日は仕掛を作ろう

 もう7月に入ってしまいました。今年に入って既に半年が過ぎてしまったのです。歳を取れば取るほど月日の流れは、駆け足どころではなくなっています。超特急に進んでいく様は、如何ともしがたいのですが、充実した日々を過ごすためには、テレビのお守りだけをしていてはダメですね。


 梅雨も早々と終わってしまいました。これからは集中豪雨が起きてしまいます。そんな時は危険ですから、家でじっとしているに限るのですが、少々の雨であれば、やはりヘラブナを追いかけるのも良いのではと思います。


 道中の危険も考慮して、決して無理をすることはないようにしなければ成りませんが、家に籠もり癖をつけないためにも、外に出る癖をつけておく必要があります。


 家に籠もり出すと老いを早めてしまいます。アクティブに過ごすことが若さの秘訣です。勿論ヘラブナ釣りに限る必要はないのですが、奥方への濡れ落ち葉は嫌がられますので、自分で過ごす方法を見つけなければなりません。


 幸いなことに私たちは、ヘラブナ釣りという趣味を持っています。この趣味を活かさないのは勿体ないことです。雨というフレーズは、外出を辞める理由にはなりません。


 但し豪雨や雷を伴った雨は、家に籠もって道具の整理をすることです。案外多くの方は、仕掛の予備や針を結んだ予備を用意されていると思いますが、予備をもっと増やし針結びを増やしておくのも方法です。


 ただそんなに多くは必要ないとされるのであれば、古い仕掛は全て捨てて、新しい仕掛けを作る時間にするのも良い方法です。いつ作ったから解らない仕掛ほど、安心出来ないものはありません。


 まぁ現代のことですから、直ぐには劣化はしませんから、簡単に切れたって事はないはずですが、一度使った仕掛を巻き戻しているとすると、それは思ったより劣化が早いのです。


 梅雨の外出が無理な日こそ、仕掛を作り直すチャンスです。大助が掛かっても、新しい仕掛だと安心してやり取りが出来ます。作り直して良かったと思える、そんな大物を釣り上げるのも楽しみ、仕掛を新調しましょう。


 そこでもう一つ。底釣りでのハリス長は、案外年中同じって方が多いと思うのですが、新しく針を結び直すのですから、今までと違うサイズにして見るのも方法で、今までより5㎝長く、または5㎝短くするのです。


 5㎝違うだけで当たりの出方が変わってきます。良く釣れる時期ほどその違いを確認しやすいので、どのように違うのか、当たりそのものや当たりが出るまでのタイミングなど、新しい発見があると思いますので、是非試されることをお薦めします。


 私自身は、実は固定してしまっているのですが、過去にいろいろなサイズを試した結果として、今のサイズに落ち着いたのです。

 天釣会 小大会成績 2025年1月~6月度成績

 天釣会が毎週開催している小大会の成績発表です。


小大会でのルールは次の通りです
規定事項:1枚長寸・入替更新自由・釣座自由・移動自由・使用竿の尺数制限なし
禁止事項:スレアウト・リャンコアウト・ルンペン禁止・斜め打ち禁止
使用 餌:池規定による


 各成績はポイントに置き換えて計算します。尚大会当日の参加者の人数によって、入賞人数は変動します。最低入賞者数2名、最大5名です。


 各ポイントは次のように割り当てますが、入賞者人数によってポイントの変動はありません。
1位 5ポイント
2位 4ポイント
3位 3ポイント
4位 2ポイント
5位 1ポイント



 獲得ポイント合計によって毎月の優秀者を決めます。1年経った段階で最優秀者を決定し表彰します。
*月例会は別カウントにより年間チャンピオンとして表彰します。


総合ポイント最多者:2025年度:最優秀者

優秀者獲得回数最多者:2025年度:敢闘賞


 1月大会:優秀者 福谷    9ポイント

 2月大会:優秀者 村田   10ポイント
 3月大会:優秀者 竹藤   15ポイント
 4月大会:優秀者 村田   16ポイント
 5月大会:優秀者 松本 伏 13ポイント
 6月大会:優秀者 松本 淀 10ポイント
 7月大会:優秀者
 8月大会:優秀者
 9月大会:優秀者
10月大会:優秀者
11月大会:優秀者
12月大会:優秀者



総合  名前  合計ポイント 獲得P          順位

  1位  村田   49   5・5・5・4・5・5・3・4・4・5・4  1・1・1・2・1・1・3・2・2・1・2

  2位  竹藤   40   3・4・4・5・5・5・5・5・4     3・2・2・1・1・1・1・1・2

  3位  松本淀  39   3・4・4・5・4・4・5・5・5     3・2・2・1・2・2・1・1・1

  3位  福谷   34   5・4・4・4・4・4・4・5      1・2・2・2・2・2・2・1

  5位  松本伏  29   3・4・5・4・5・4・4        3・2・1・2・1・2・2

  6位  菱田   14   5・4・5            1・2・1

  7位  芋野   9   5・4              1・2

  8位  田中   8   3・5               3・1

  9位  前川   5   5               1
  9位  川久保  5   5               1

11位  茶園   4   4               2

12位  廣瀬   3   3               3

12位  小野   3   3               3

12位  大西   3   3               3

 



1月大会 福谷5・4(9) 田中3・5(8) 松本3・4(7) 前川5 川久保5 細野4 茶園4

       大西3 竹藤3
2月大会 村田5・5(10) 芋野5・4(9) 松本 淀4・5(9) 竹藤4・4(8)

3月大会 竹藤5・5・5(15) 村田5・4・5(14) 福谷4・4(8) 松本伏3・4(7)

       松本 淀4 

4月大会 村田5・3・4・4(16) 竹藤5 菱田5 松本伏5 松本淀4 福谷4 廣瀬3

5月大会 松本伏4・5・4(13) 竹藤5 村田5 松本淀5 福谷4 菱田4 小野3



6月大会 松本淀5・5(10) 福谷4・5(9) 菱田5 竹藤4 松本伏4 村田4

  8日 岩田池

   松本淀:42.0㎝ 福谷:41.2㎝

15日 岩田池

   菱田:55.2㎝ 竹藤:40.4㎝

22日 岩田池

   福谷:42.0㎝ 松本伏:38.0㎝

29日 岩田池

   松本淀:41.3㎝ 村田:41.0㎝

 岩田池 釣行記 6月29日(日)

 今日もまた岩田池です


 梅雨真っ只中ですから、池の水も綺麗になる・・・と思っていたのですが、サッサと梅雨が終わってしまい、岩田池の水は相変わらず汚れています。竿を収納するときにタオルで拭きますが、真っ黒になってしまいます。このタオルの汚れが洗っても落ちないのはどうしてでしょう。いったい何の汚れなんでしょうね。


 池の水は汚れている。そう思っている方はいったいどれほどいるのでしょう。池の水で餌を作ってみたり、手を洗ってみたり、タオルを濡らしている方も見受けますが、汚れた水は触りたくないのです。


 現に池にいるヘラブナには虫が付いていたり、何らかの病気に冒されていたり、それこそ死んでしまって池の底で腐っていたり、とっても汚れていると思うのですが、中にはタオルを洗っている御仁まで・・・。気をつけましょうね。コロナウイルスで懲りているのですから。


 別に潔癖症ではありませんが、何が含まれているのかと感じてしまいます。もし指を怪我していたとすると、何かが侵入してきそうに思いませんか?具体的な傷はなくとも、指先の逆むけとか、釣り針で指を指したとか、何らかの・・・。考えすぎでしょうか。


 出来れば池に備え付きの水道水か井戸水をバケツに汲んで、それで餌を作ったり手を洗う癖はつけるべきではと思っています。


 晴れ間が続いているにもかかわらず、何故か水温が1度余り下がっています。朝夕の気温が下がっているからでしょうか。

 梅雨が明けたと言っても、湿度が高くないのですから、大陸性の高気圧が張り出しているはずです。本来梅雨が明けると太平洋高気圧が張り出しますので、一気に蒸し暑くなるのですが、今のところ朝はとても快適に過ごせていますので、またまた前線が復活して、梅雨が始まるのではと想像しています。


 いつものように話が脱線していますがやっと今日の内容です。来週の大会釣り座に入っている方もいれば、思い思いの釣り座に入っている方もいます。私も大会釣り座に入れろうかと思っていたのですが、いつものようにゆっくりと池に到着しましたので、残念ながら空いていません。


 ではと大会ポイントの横で同じ向きになる位置に陣取りました。もたもた仕掛けをセットして第一投、先ずはカラツン、餌を打ち直して良い当たりで1枚釣れて来ます。このサイズが39.6㎝ともう少しで大助です。しか~し!!。まだ小大会がスタートしていませんので無効。


 もう少しでスタート時間となりますので、暫し床休めをして合図を待ちます。スタートの号令で1投目。またまた良い当たりで1枚釣れて来ます。それ程強い引きではなかったのですが、なんと!!!41.0㎝の大助ゲット!!

 スタートを待っていた甲斐がありました。


 そして続け出良いサイズで検寸すると36.0㎝。今日は良いサイズが集まっていると感じます。するとすると!!!今度は40.1㎝とまたまた大助が釣れて来ます。

 釣り初めて早々ではあったのですが、何となく1位が取れるのではと思っていたのです・・・が。


 その後もそれなりに釣れ続けていたのですが、奥の釣り座に陣取っていた茶園さんが大助を釣り上げたとのこと。そのサイズがなんと41.1㎝と0.1㎝負けているではないですか!!


 しか~し、やはり人間が出来ているというか・・・。暫くしてスレでしたと自己申告。俺なら黙っていると元祖天敵の松本さんが言ってます(笑)


 その元祖天敵の松本さんが、私の直ぐ隣に移動してきます。おいおい!!でも心優しい私は、嫌な顔一つしないで、顔だけは微笑みかけておきます(笑)。

 その様子を横目に見ながら、弁当が到着したので、さっさと食堂へ移動します。するとその隙に41.3㎝の大助を釣り上げてしまうではないですか!!

 暫定1位ではあった私ですが、何となく確信めいた気持でいたのです。しかしやはり天敵と言うべきか疫病神と言うべきか・・・。これもまた運命と受け入れる私(笑)。

 当然食事中の出来事でしたから、ハイポーズ写真はなしです(爆)


 大助を釣り上げて仕事が終わったと、中桟橋からいつものように北向きに釣り座を構える松本さん。その奥の方に釣り座を構えていた竹藤さんも、39.9㎝と大助に一歩届かずま良いサイズを釣り上げていました。


 南桟橋に陣取っていた福谷さんは、良いサイズを釣り上げるも39.3㎝と大助に届かず。



 今日の釣り座は中桟橋で南向きです。このポイントでは前のパイプまでが近いので、11尺がやっとの距離です。そこで釣りやすい景仙桔梗の10尺を出していたのですが、隣で出していた松本さんがパイプギリギリの12尺です。私には到底使いこなせない尺数です。


 先ずは景仙桔梗の10尺でスタートしますが、暫くするととても激しい当たりが出だします。食い当たりではなくてスレ当たりが頻発します。それこそ消し込むようなスレ当たりですから困ってしまいます。


 そこで龍聖の8尺に交換します。最初は綺麗な食い当たりが出ていたのですが、やはり消し込むほどのスレ当たりが頻発して空合わせが増えます。なかなか面倒となったのですが、ランチを挟むことで床安めが出来るのではと、早めにランチの時間としたのですが、戻ってきても激しい当たりは変わらずです。


 そこでいつものようにHERA Xの7尺を出して見ます。こちらもやはり激しいスレ当たりで、そこから食い当たりを見定めるのに苦労します。では一気に尺数を伸ばそうと景仙桔梗の11尺を繋ぎます。


 どうも上手くいきません。いやいや釣れないのではないのです。釣れてはくるのですが、余りにも激しい寄りのために、綺麗なツン当たりがなかなか出せないのです。


 結局今日の釣果は42枚でしたので、サイズと枚数には満足のいく結果ではあったのですが、激しいスレ当たりに悩まされた1日でした。

 

 ってことで今日の小大会は、松本さんが41.3㎝で1位


 私が41.0㎝で2位との結果でした。しかし疲れた顔をしています(笑)。


 釣り終わって食堂で暫し休憩です。


 食堂で話し合いの結果、パラソルサイズについては、大型サイズは釣り座間隔が狭いので、昔ながらの小型サイズか、90サイズか大きくても100サイズまでにする事になりました。流石に120サイズでは釣り座が確保出来ないと思いますので、譲り合いの精神で宜しくお願いします。

 ヘラブナ釣り なだめすかしてもダメ

 ヘラブナの底釣りをしていると、団子餌の失敗や集魚効果の出過ぎなど、湧きすぎる現象に出会います。そんな場面に出くわしたとき、いったい何をどのようにすれば良いのでしょう。


 対策の1つとして、浮力の高い浮きに変更して、素早く餌を沈める方法がとられますが、現実的には殆ど効果がなく、沈下途中に餌が取られたり、途中で食って走られたりと、底釣りそのものが崩壊してしまいます。


 早く沈める。考え方としてはそうなるのでしょうが、実際には効果が現れないのが現実です。


 団子餌であれば、開きを抑えることで随分と大人しくなるのですが、それでも途中で揉まれることには変わりません。もっともっと開かずに締めた餌にするのも方法ではあるのですが、そうなると見向きもしなくなるのですから、気まぐれというか、扱い難い古O房(禁句)となってしまいます。


 やはり古O房と同じように、なだめすかしてご機嫌を取るのが良いのではないでしょうか。

 といって一度ご機嫌を損ねてしまうと、元に戻すのは並大抵なことではありません。そんな苦労をされたご同輩も多いのではないでしょうか。


 ん?いやいやヘラブナの話ですよ!!


 1つの方法は、底釣り用の団子餌を単品で使う事です。開きを早めようとバラケ餌を添加せずに、沈下途中には一切開くことなく、時間が掛かっても着底してから開くようにします。


 ただ対策としては、水分量を規定数より多くして、着底してから開く時間を早めます。


 また両うどんの底釣りでは、餌箱を陽に当たる所に置き、うどんにまぶし粉を附着させてから、陽に当てることで付着力が増し、水面近くから沈下途中にはペレットが落ちない、そんな工夫をすることで湧くことをお添えられますが、粉末のペレットを使う事も方法です。何れにしても余分なペレットを払っておくことが重要です。


 これらの方法は、釣り始めからしておくことです。一度湧かせてしまうと、少々の対策は功を奏しません。集まりが遅いと感じるとは思いますが、始めから対策を講じておくことで、湧きすぎによる底釣りの崩壊を招くことはなくなります。


 でもね、集魚効果を発揮したいのは人情というものですから、湧きすぎてどうしようもなくなる前にポンポンと釣り上げ、湧いてくると床休めとして十数分から数十分放置して、寄っていたヘラブナが分散するのを待ちます。


 多分近くで釣っている釣り人の方へ行くはずです(笑)。


 放置していると余計にご機嫌を損ねるのは古O房だけで、ヘラブナは放置が案外有効なんです。


 この時期は放置プレイ・・・ってことですね。