ヘラブナ釣り 鈍感浮きを使って嘆きを減らそう
GWもアッという間に終わってしまいますが、ヘラブナ釣りは堪能できたでしょうか。このところの貧果に悩まされながら、次の大会はどうなることかと心配をしますが、コレばっかりはどうしようもなく、皆さんそれなりの釣果が恵まれる事を期待します。
勿論私自身が上位入賞を狙っているのも間違いありません(笑)。ただ季節の変わり目はなかなか難しい対応を迫られてしまいます。その1つが浮き選びです。年間通して同じ浮きを使われている場合もあると思いますが、やはり季節によって使い分ける方が良いと思っています。特に厳寒期の当たりの出ない時期、これからジャミに悩まされる時期には、それなりに的確な浮きがあると思っています。
当たりが出ない当たりが出てもカラツンになるなど、年間を通じて浮きの仕様には悩まされるのですが、ヘラブナの動きが活発化するにつれて、ジャミの動きも活発化してしまいます。その時に敏感浮きを使っていると、浮きの動きが激しくて、的確な喰い当たりを取るのが難しなくってしまいます。
というか私には、浮きが動けば合わせたくなる悪い癖が付いていますので、合わせてからスレ当たりだったと解っても既に遅く、手が勝手に動いてしまい失敗の連続となってしまいます。
そこで少々小当たりを殺したとしても、的確な食い当たりが表現出来る浮きの方が、結果的に釣果が良くなりますので、そろそろ鈍感浮きの登場と思っています。
実は急に暑くなり水温も18度を超えてきますと、ジャミが動き出してヘラブナも極端な上ずりをしますので、底釣りで当たりを出すのが難しくなりました。その段階で徐々に鈍感浮きに変更しだしているのですが、どうして当たりを消しているのではと心配になってしまいます。
しかし現実的にはしっかりと当たりが出ますので、余計な心配をすると益々釣れなくなってしまいますので、食えば当たりは出ると信じて、私には珍しく打ち返しを遅くし、今か今かと当たりを待つようになっています。
ただその当たりを待っている時間も、内心はウズウズしていますので、打ち返したくて仕方なくなるのですが、打ち返しを多くするとどうしても上ずりが酷くなりますので、グッと我慢をしているのですが、それでも・・・・ダメッ!って事で打ち返してしまいます。
鈍感浮きを使った段階で待ちの釣りをすべきです。冬期こそ待ちの釣りが定番ですが、水温が高くなればなるほど待ちの釣りをすべきではないかと思うのです。
ただ周りで竿が立っているとやはり内心ウズウズして来るのですが、鈍感浮きを使っているのだからと・・・心を静めるようにしているのですが、それで釣果が良くなかったりすると、何が原因かを考える上で、鈍感浮きはダメだったかと思ってしまうのです。そんなことはないはずですが・・・
しかし極端な鈍感浮きを使用する必要はなく、冬期のムクトップや細パイプではなくて、パイプトップ仕様と胴に浮力がありオモリが乗るタイプです。極端に胴に張りがあるタイプは底釣りでは使い難いので、寸胴のツチノコタイプで視認性のあるパイプトップが良いと思っています。
しかし1節がツンと入る当たりはとても気持ちが良く、当たりを見ただけで既に釣り上げている気持ちになりますが、それでいてカラツンになるとなんでや!!と腹を立てるのですが、あの腹立たしさはいったい誰に対してなんでしょうね。
自分の腕の無さに対する嘆きの言葉でしょうか。
ということは会長がよく発するウン・モー!!も自分に対する嘆きの言葉って事でしょうか。
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