両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 山水の危険性

 昨日はお弁当の食中毒について書きましたので、ついでというとなんですが山水についても書いてみたいと思います。


 その昔ワンダーフォーゲル部に入っていましたので山に入り込むことは多々あり、キャンプをしては飯ごう炊さんなどもしていました。その頃は今より無頓着だったのか沢の水を飲んたりご飯を炊くのにも利用していました。


 しかしよくよく考えてみますと、その沢の上流を全く知らないでいることです。実はとても汚染している場合があるのです。1つは動物の死骸です。沢そのものに死骸がなかったとしても、山のどこかに死骸がありそれが腐敗していたとすると、雨などによってその汚染水が沢に流れ込んでしまいます。希釈されているとしても果たして安全と言えるのかどうかは甚だ疑問です。


 またその沢沿いに他に人たちもいたとすると、その人達の尿などが流れ込んでいる可能性もあります、勿論他の動物の糞尿の汚染も考えられるのです。


 そしてその沢の上流に簡易トイレなどが設置されている場合も当然汚染されていると考えるべきでしょう。富士山では登山道の脇で糞尿がされていてとても汚染されていると聞きます。そうすると富士山系の湧き水はその汚染された水がどの程度濾過されているかは知りませんが、何となく敬遠したくなってしまいますよね。


 あの清流として超有名な柿田川も元は富士山の伏流水のはずですが、元の富士山が人によって汚染されているのですが、世界遺産が取り消されるのではないかとも指摘されています。


 ヘラブナ釣りはし山上湖などにも行かれると思います。その道中にはあたかも飲めますよとしてコップなど水飲み場的な湧き水が流れ出しているとところがありますが、それも安全であるかどうかは全く解っていないのです。


 私の地元には酒用の井戸水が湧き出している神社があります。大手酒蔵もその水を利用していますので、その水筋には地中深く鉄骨を埋め込むようなビルは建てられないのですが、その水ですら生で飲まないようにと注意書きされています。その昔はそのまま飲んでいたのですが今では意識が変わったのかそれとも水質が変わったのかは解りませんが、そのような注意書きがされています。


 井戸水ですらそのような注意書きがされているのですから、道路に流れ出している山水をそのまま飲むことはやはり危険と思った方が良いのではと思います。


 最後に市販されているペットボトルに入りの水が危険というお話です。勿論大人が飲むのはそれ程のことはないと思いますが、赤ちゃんや妊婦は飲まない方が良いというお話です。


 実は硝酸態窒素 (しょうさんたいちっそ)という物質があります。水道水の基準は10mg/l以下とされています。勿論市販されている水も同じ基準になるはずですが、市販されている水はジュースなどと同じ扱いの清涼飲料水ですから水道水より基準が緩いのです。そのため安全な水を飲むためにペットボトルの水を求めるのは少し意味合いが違ってきます。


 この硝酸態窒素か検出されたペットボトルの水は、案外大手の販売している水に多いのです。興味のある方はこちらを見て下さい。資料としてはやや古いので現在は改善されているかも知れませんが、最低限赤ん坊には赤ん坊用の水が売られていますので、そちらを飲ませる方が良いのではと思います。
 こちらが汚染されているとする有名メーカーの情報です
硝酸態窒素の水汚染
 こちらは大手以外のメーカーが販売している水の結果です。