両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 紫外線対策を

 今年は随分と早く梅雨前線の北上が始まりさっさと梅雨入りしてしまいましたが、現実問題として当初は梅雨の末期のような豪雨でコレは大変だと思っていたのです。ところがどうも雨が収まって暫くは雨が降らないような予報も出始めています。案外梅雨も一端収まって例年通りの6月の中頃から、再度本格的な梅雨入りしそうな気がしてしまいます。まぁ単なる素人の憶測ではあるのですが、例年は梅雨入りした模様との予報が出ると決まって晴れていました。それが今年は予報通りに雨が降り続きましたので、いつもの梅雨とは少しばかり違うとの感覚を持っています。


 通常の天気の移り変わりの場合は、日曜日に雨が降ると当分はそのサイクルが続き、毎週日曜日には雨なんてこともあるわけです。鮎釣りの解禁して直ぐには良くあった天候で、川も増水して解禁して暫くは釣りにならないなんて経験をしていました。
 その点ヘラブナ釣りは少々の雨では釣行してしまいますが、今の季節は雨に降られてもそんなに寒くもなりませんのでそれなりに楽しめます。反対にスッキリと晴れすぎてしまうと直射日光による強い日差しで体力も消耗してしまいますが、この時期は雨が降らなければそんなに湿度も高くないために、取り敢えずパラソルを出すことで快適に過ごすことが出来ます。


 但し昨今の紫外線は強烈で半端なく日焼けしてしまいますので、パラソル程度で日陰を作って意図しても日焼けは間違いなくしてしまいます。安心することなくサングラスと日焼け止めは必須です。
 案外知られていないのが目からの情報で、光が強いと感じると人間の身体はそれに反応して、有害な紫外線から身を守るためにメラニンを生成して皮膚からの侵入を防ぎます。つまり肌が直射日光に晒されている場合にだけではなくて、目からの情報で防御態勢を作ってしまうのです。それを防ぐにはサングラスを使うことが必要なわけです。
 またスコープを使う場合もあると思うのですが、正直ヘラブナ釣り用の安価なスコープでは目を痛めてしまいますので、光学的に処理された双眼鏡を是非使っていただきたいと思います。実際ヘラブナ釣り用に売られているスコープはおもちゃ程度の代物で、出来ればレンズメーカーのCanonやNikon、Pentaxやオリンパスなどの製品を使うことで随分と目に掛かる負担も軽減できます。


 紫外線から目を守る重要な意味としては角膜に傷を付けてしまう事から守るのと、白内障を促進させてしまうことです。


 そこで少しの疑問が出てきます。目から入る情報で肌を守るために取られるメラニンの増殖ですが、サングラスや日焼け止めを使ってメラニンを生成しないようにした場合、有害な紫外線が肌の奥深くに侵入して、肌に害を与えるのではないかとも捉えられるわけです。
 事実紫外線の強い地域に住んでいる人ほど肌が黒いわけです。アフリカやインドの人たちの肌が黒いのはそんな意味があり、北欧のような緯度の高い地域の人ほど肌が白いわけです。事実肌の黒い人がイギリスなど緯度の高い国に住むとビタミンD欠乏症を発生するために、日光浴は欠かせないとの話を聞いたことがあります。
 日本でもその昔は日焼けは健康に良いと言われていた記憶があります。ビタミンDの生成に役立つとか殺菌に有効であるとかで、赤ん坊にも1日の内の数時間は日光浴させた方が良いと言われていました。
 反対にオーストラリアでは紫外線が強すぎるために子供達に日焼け止めを塗らないで外出させると幼児虐待として扱われるようですから、紫外線については考え方が変わっているのかも知れません。


 取り敢えず紫外線の害としての筆頭は皮膚癌ですが、張りが失われて皮膚の老化が進みシワが増えたりしみそばかすの原因になります。
 紫外線によってDNAが傷つくことで皮膚癌が発生してしまうのですが、パラソルでは紫外線を上手く防げているとは言い難く暑さは防げてもしっかり日焼けしてしまいます。やはり長袖長ズボンで出来ればUVカット素材が使われていて、猛暑が当たり前になった日本ですから出来れば冷感速乾素材であれば涼しく過ごすことが出来ます。
 顔も紫外線防止の覆面がありますので上手く活用されることでしょう。当然日焼け止めクリームを使うことを強くお勧めします。


 ヘラブナ釣りをされている方は40年50年と続けられているので、今更日焼け止めは必要ないと言われるのですが、歳を取れば取るほどシミそばかすが増えて皮膚の老化が進み皮膚癌になりやすいので決して遅いわけではないのです。


 多くの方が新型コロナの感染防止には気をつけておられますが、皮膚癌から守るためには決して遅くありませんので、今からでも対策を取られることを強くお勧めします。