両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 11月8日(日)曇り時々晴

 もう11月の第2週です。今年は新型コロナ騒ぎもあってなのか、とても月日が早く進んでいるような印象を受けます。歳と共に月日の過ぎるのは早く感じてはいたのですが、今年は特に早く過ぎているような印象を受けます。
 あっという間に年末が来て正月が過ぎ、またまた気がついたら年の瀬なんてことになっていくのでしょうね。これからまだまだヘラブナ釣りを楽しみたいと思っていたのですが、身体が動かなくなる方が早いか釣り堀が閉まっていく方が早いのか、ヘラブナ釣り人口が減っている現象では、釣り堀も風前の灯火のように感じています。私のような軟弱者にとっては野池はハードルが高く、いつまでヘラブナ釣りを楽しむためにも釣り堀に対する応援をしなければと感じています。


 そんな中で今日いつも顔を合わせていたヘラ釣り師がお亡くなりになったとお聞きしました。特に持病があったわけではなく元気に畑仕事もされていたのですが、食べ物を喉に詰めての窒息死とかで、もうすぐお餅を食べる時期にもなります。喉には詰まるものだとの認識をして十分に気をつけて下さい。知り合いが今年だけで3人も亡くしてしまいました。明日は我が身と心して日々過ごさなければなりません。
 改めてご冥福をお祈り致します。


 さて先週は清風池で苦労しましたので、行き慣れた天狗池で爆釣してやろうとの算段です(笑)。とはいえそうは簡単なことではありません。小大会もなく穏やかに釣行できましたので、大助を特に狙うことなくいつもの数釣りように変更しての釣行です。これで上手くすると50枚の壁は越えられそうですが、それは捕らぬ狸の皮算用でしょうか。


 今回から釣り座は南向きに釣ります。これからは徐々に気温が下がり出しますので、同じ天気でも南向きか北向きかで体感気温は全く違ってきますので、春までは南向き限定での釣行となります。ただ南向きですと直射日光だけでなく水面反射も激しいので、まぶしくて仕方ありません。当然サングラス必須となりますので、スコープを覗くとしてもサングラスを掛けたままにします。その為にもスコープは釣具店で売っているような安物は使わないことです。


 双眼鏡にはいろいろな企画があるのですが、その中にアイレリーフと表現するものがあります。これは接眼部から目までの距離を表します。これが短いと目を双眼鏡にくっつけなければ見えないほど、対象部がとても小さくしか見えないのですが、アイレリーフが長いとその距離が遠くまで使えますので、眼鏡を掛けたまま双眼鏡を覗くことが可能になるわけです。
 釣具店で売られている程度のものは、このアイレリーフの表示なんて全くされていません。勿論それ以外の双眼鏡としては常識的な資料も表示されません。精々倍率程度が書かれているだけでしょう。それでは眼鏡もサングラスも使えない双眼鏡ということになります。


 いつものように話が逸れてしまいましたが、淀の釣り天狗池ですから両うどんの底釣りです。うどんを変えることは出来ませんので、まぶし粉を工夫するだけで釣果は一気に変化します。その為だろうと思うのですが、釣果が伸びる場合は大助が釣れないなんて事が起きていました。
 今回は大型サイズは無視していや無視は決してしていないのですが、大助を主眼に置くのではなくて、あくまでも数釣りに徹してやろうって事で取り組みました。


 今日の気温は朝方は比較的暖かく14度の予報ですが、日中気温が20度に届きましたので寒さ対策をしっかりと取り組んでいたのですが、暑いくらいの気温で快適に過ごせる釣行となりました。ただ思ったより晴天にはならず、曇り空が続きましたので浮きが見辛くて、スコープ必須の1日となりました。


 さてスコープを覗いて必死で釣り出します。やはり天狗池での数釣りの方法は確立していますので、朝から快調に釣れ出してくれます。3時間ほどで30枚を数えることが出来ました。そこでまぶし粉を別のもので試してみます。続けて竿の尺数も変更してと色々な実験を繰り返した結果、数は40枚で終わってしまいましたが、もし朝の尺数の竿とまぶし粉で通していれば60枚近く数えることが出来たのではないかと思えます。
 ただ数釣りをしているとどうもサイズが伸びませんので、数とサイズと両方叶えられるまぶし粉や尺数がないかと探っていたのですが、残念ながらこの日には見つけることが出来ませんでした。


 そんな良いサイズが釣れない日にも拘わらず、あの川久保大助名人は良いサイズを連発します。大は42㎝を超えていたようです。
 このように両手で上げているのを何度見たことか。拝まなければ上げられないほどの良いサイズばかりを釣り上げるのですから恐れ入ります。なんと最後には腕がだるい!と宣うではありませんか!

今日だけで大助2枚で39㎝程度のサイズは5枚ほど上げられていた様子です。小は35㎝程度だったとか、私なんか大でも33㎝程度でしたので全く足下にも及びません。


 川久保さんの横で指を咥えていた私ですが、その隣で天釣会の紅一点が44.3㎝を釣り上げるではないですか!!
 この写真は写りが悪くてサイズが出ていませんが、池で測ってもらったら44.3㎝だったとのことでもう少しで尺半だったのです。


 今回は小大会もなく穏やかに釣っていたのですが、大助を釣り上げた人にとってはなんで大会をしてないんや!ってところでしょう。私は蚊帳の外ですから知らん顔しておきました(笑)。