両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 暑さも峠を越し

 今年の夏のヘラブナ釣りはいかがだったでしょうか。昨年の夏は30度を超える水温のくつわ池に訪問し、ヘラブナからの本気のしっぺ返しを食らってしまって這々の体で逃げ帰ってきました。今年も清風池で生半可な対応をしてしまって5枚の貧果に泣かされてしまいました。
 その点淀の釣り天狗池では・・・といいたいのですが、私が海釣りに行っていた日曜日の釣果はそれは酷いものだった様子です。酸欠のようにヘラブナが水面に浮いてしまっていて、打ち込んだ餌を追う姿も少なかった様子です。ただ流石に井戸水を常時注入している関係か、それでも何とか釣りが成立したことを確認しています。


 やはり軟弱な私としましては、労せずしていやいや全く労せずして釣り上げられるのは面白くないのですが、それなりの労したことで結果に結びつくような釣りがしたいと、何とも贅沢でわがままな欲求を叶えてくれる池に訪問するわけです。


 一般的に餌打ちを繰り返すとある程度のヘラブナは集まって来ます。ところが打てども打てども気配を感じない時があります。厳寒期であったり高水温時の盛夏だったり、池の水のコンディションが悪い時は、何をすれば良いのだろうと悩んでしまうのですが、池の水がある程度の良さが保たれていると、素直なヘラブナは釣り人に応えてくれます。
 ところがそんな池ですら釣果に差が出る場合があります。実はじーっと他の釣り人の浮きを見つめていたことがあります。どうして合わせないのだろうと思うような浮きの動きをしているのです。私だったらさっさと合わせているだろうとの動きです。
 確かに怪しい動きの場合はスレを欠いてしまう危険がありますので、食い当たりだと確信できるもの以外は合わせない方が良いに決まっているのですが、それでも合わせなければ次の餌うちが出来ないのですからさっと合わせるべきだろうと思っています。また同時に底釣り限定といえども底に着底してじっと動かない餌より、新しく打ち込んで沈下していく餌の方がアピール度は確実に高いのですから、当たりをただ待っているより打ち返した方が良いと思っているのです。そういう意味で他の釣り人を見ていると焦れったくて仕方ないのです。


 我慢が足りないというか落ち着きがないというか。どうしようもない性格は致し方ないとしても、ある程度の釣果を得ることに専念したいのです。そういう意味でも季節の峠を早く超えて欲しいと思っていますが、死に直結するような猛暑の夏より震えるほど寒い厳寒期の方が釣りやすいと思ったことはないでしょうか。
 確かに浮きの動きは少なくなるのですが、無理にでも動かそうとすると何とかなるものだと思っているのです。勿論この場合も一桁台の低水温にまで下がってしまう池では、浮きの見本市のように浮きがじーっとしてしまいます。なかなか耐えがたいですが猛暑の中で浮きが動かないよりは、まだましなような気になるのは今はエアコンの効いた部屋にいるためでしょうか。


 死と隣り合わせになってしまった日本の猛暑ですが、お盆が過ぎて月の後半になり朝夕の気温も徐々に下がり出すことでしょう。日中の暑さはまだまだ残暑として残ってしまうでしょうが、コロナ対策だけでなく熱中症に注意しながら、行く夏を惜しんで暑さ対策を心がけながら明日の日曜日にも日曜釣り師として楽しむのであります。


 さぁて・・・何か新しいことを試してみましょうかねぇ。