両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り いよいよ梅雨明け

 長い梅雨も明けて猛暑が続く盛夏となりました。近頃の日本の夏は命の危険が伴う猛暑となります。ヘラブナ釣りではパラソルを使うことが常識となっているのですが、それだけでは到底しのげないほどの猛暑ですから、場合によっては休憩しても良いのかと思うほどの高気温となります。


 実際ヘラブナ釣り業界は高齢化の一途をたどっていますので、気温の上昇と体温の上昇状態が自覚できるかどうか、その変化を確実に把握して冷房の効いたところに移動するか、それこそ釣りを止める判断をすべきでだと思うのですが、世間では冷感グッズが多数で回るっていますので、それに頼った判断をすると間違った結果になりかねません。正直なところ何の対策にもならないとも思えてきます。


 そんな中でもあえてお勧めするとするなら、間違いなくUVカットと速乾素材の衣服を着用することです。



 昔ながらの感覚でいえば釣りは汚れてもいい服装と決まっていました。汚れ目が目立たずに使い古したそれこそ釣り以外着られないような、そんな服装で出かけるのが当たり前だったのです。ところが現代的な釣りファッションは、若者受けを狙ったとてもファッショナブルなものが出回っています。


 一時期山ガールなるファッションが登山家たちに流行ったのですが、その流れがやっと釣り業界にも届いて、鮎釣りでもタイツ姿だけでなく短パンを履いてそれこそパッチ姿で留まらない、見た目もファッション性も追求されるような時代となりました。
 ところがヘラブナ釣りでは見た目の重視はどこへやらで、真冬にはコロコロになった羽毛の上下を着ている姿に異常さを感じず、羽毛のスカート姿でウロウロするのも平気な状態です。
 やはりある程度のファッション性をそろそろ身につけたいところですが、その前に色の濃い服装からまずは脱却して、上下白色で光りを反射させて温度を溜め込まない工夫をして、出来ればその素材がUVカットされていて速乾素材が使われているだけで、それこそ体温上昇が確実に抑えられますので、盛夏でも釣りを興じたいのであれば是非使って頂きたいのです。


 とはいえ釣り具メーカーから出ているものはとても高価です。素材が優秀なのでしょうがそうは簡単に買い換えられません。そこでお勧めはプロ(職人)仕様です。プロ仕様こそ高価に感じるのですが、現実はとても購入しやすい価格に抑えられています。
 プロ仕様のファッションを扱っているところであればそれこそ多数置いています。私はこれにフェィスマスクも使って日焼けを押さえているのですが、顔が焼けますと自動的に体温も上げてしまいますので、顔を焼かない対策もする必要があります。出来ればフェイスマスクと日焼け止めクリームの併用することをお勧めします。


 いくらパラソルを使って日陰を作っていたとしても、実は紫外線の輻射が入り込んできます。増して水面反射がありますと殆ど日よけの役割はありません。確実な日よけをしても50%の紫外線が届きます。水面反射を加えますとそれが一気に上がりますので、パラソルを使っているからと安心は出来ませんね。


 豪快な方はパラソルも使わず肌が真っ赤っかになっている方がいます。あれは間違いなく命の危険を伴っていますので決して褒められ事ではありません。
 日焼けで体力を失いますと新型コロナにも感染しやすくなってしまいます。併せて十分な注意を払って頂きまして、ヘラブナライフを楽しんで頂ければと思います。