ヘラブナ釣り 餌メーカー色々
私の釣り方は基本的に両うどんの底釣りなのですが、希に団子餌OKの底釣り専門池にも出かけます。つまり宙釣りが下手くそなために自由池には行かないのですが、まぁいったとしても底釣りしか出来ませんので、大釣りなんてことは全く出来ないのですが、そんな数少ない団子池では、なかなか餌が決まらなくて困ってしまいます。
その餌が決まらない原因としましては、ヘラブナの反応が時期や水温によって全く違っているからです。前回の釣行より期間が空いていますと、前回良かった配合ではマット宅歯が立たないなんて事が多々あるのです。その日の状況によって何をどのようにすれば良いのかの引き出しが少なすぎるのです。そういう意味からもアレコレと工夫を凝らしてはいるのですが、迷いに迷って次の結果に行き着けないでいます。
今までは基本的にマルキューの餌を使っていました。1つは餌による特徴が明示されているからです。明示されている特徴は餌袋に書かれているのではなくて、マルキューホームページに重さやバラケ性などグラフによって表示されていますので、どの餌がどの餌と比べて重いとかバラケ性が強いとかわかりやすいからです。
https://www.marukyu.com/pop2/chinka/202004barake.pdf
その結果としてもっとバラケ性を落としたいとか反対にバラケ性を強くしたいとか、自身で思い描いた餌作りに役立ちますのでとても使いやすいと思っていたのです。勿論その思いは今でも変わることはないのですが、また全種類使ってはいませんので理解が進んでいるわけではありません。
ところが反対の言い方をしますと他メーカーの餌を使う機会が少なく、案外他メーカーの餌の方が自分の理想とする餌が作れるかも知れないと思ったのです。嫌々単純に思い込みでしかありませんが、もしそんな理想的な餌が見つかったとすると、今までの苦労も報われるというものではないでしょうか。
迷いに迷って色々な餌の組み合わせをしているからこそ、出来上がった餌の特徴がわかりやすく、結果として正解か間違いかは解りませんが、1つ手を出してみるのも良いのかも知れないと思ったりするのです。
そこで浮気相手を見つけることとなるのですが、先ず目に付きますかのが言わずと知れたダイワでしょうか。団子餌も宙用底用ブレンド用グルテンとわかりやすく分かれていますし、マルキューのように多品種出ていませんので迷い難いともいえそうです。特にグルテン餌であるシルキーマッシュグルテンには1・2・3と同名でグルテン量の違いやタッチの違いが作られているので、その時期に合ったグルテン餌が作りやすそうです。
またこちらの餌は重さやバラケ性に粘りや粒子の粗さを5段階にグラフ化されていますので、一目でどんな特徴の餌かを理解することが出来ます。
もう1つの浮気相手ですが広松久水産株式会社をご存じでしょうか。オキアミを代表とする水産会社です。この水産会社は養殖用の飼料を販売しているのですが、当然釣り餌にも目が向くのは当然のことで、オキアミが海釣りの餌の代表になってしまっているのですから当然といえば当然でしょう。そこから派生してヘラブナ釣り用の餌も出されているのです。それが一景(IKKEI)シリーズです。
こちらの特徴は比重やバラケ性や粒子の粗さが数値化されていることです。マルキューやダイワでは重さやバラケ性は5段階表示ですが、こちらは10段階表示と細かく数値化されていますので、餌の特徴がとてもわかりやすいと思うのです。
株式会社モーリスも餌を出しています。VARIVAS(バリバス)と表現した方が良いでしょうか。こちらの餌も団子用からブレンド用まで多品種発売されています。こちらの餌もバラケ性・比重・粒子について10段階評価がされていますので、餌の特徴がとてもわかりやすくなっています。
株式会社達人はご存じでしょうか。あのヘラ釣りの名手である杉山 達也氏が代表を務める会社です。*2021年1月より体制が変更された様子で、株式会社達人は村上製麸株式会社に身売りされた模様です。但し社名はそのままで販売は株式会社モーリスです。
そういえばマルキューのインストラクターから名前が消えているなぁって思っていたのですが、商売敵として名を連ねているのですから・・・いやいや実態は知りませんよ。多分仲良くされているとは思うのですが、その(株)達人から出されている達人シリーズがあります。こちらの餌の特徴は細かくブレンド方法だけでなくいつ水を加えるのかも書かれていることです。
また現代風にQRコードがありますのでブレンド方法を覚える必要がなく、スマホで読み取ることで詳しいブレンド方法がわかるのですからとても便利に使えることです。
こちらのHPには色々なうんちくが書かれています、興味のある方は是非
実際のところ各メーカーにおいてどの程度が自社内で作られているのか、はたまたOEMによって作られているのかは解りませんが、それぞれ色々と工夫されていますのでそれを活用させて頂いてより良い釣りが出来るとするならば、貴重な休日を楽しむには最適ではないかと思うのですが如何でしょう。
餌によっては袋にQRコードがプリントされていますので、釣り場でモタモタすることなくブレンドが出来そうですね。
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