ヘラブナ釣り マルキューより「コウテン」新発売
2020年5月にマルキューより新しい団子餌が発売されました。その名も「コウテン」です。コウテン?なんのこっちゃ!となるのですが、餌の性質表に縦軸は重さを横軸にはバラケ性が表現されているのですが、その縦横が交わる中間点まさに交点が名前の由来だっていうのですから、なんて言いましょうか・・・・ねぇ。
ただ次のような説明も付いています。
練り込んでもバラけて寄せながら食いアタリを誘発し、時合が“好転”してゆくという意味が込められている。 とのことです。
このコウテンですが餌の説明には次のように書かれています。
すべてのベクトルに対応する万能ダンゴエサ
ブレンドのベースエサに最適なへら鮒用配合エサです。“まとまりやすく”かつ“バラけるエサ”を、より簡単に作ることができます。やわらかく仕上げてもしっかりと芯が残るので、積極的なエサ調整が可能です。また仕上げたタッチと性質が長続きするため、ヒットチャンスを逃しません。浅いタナからチョーチンまで幅広く対応できます。(原文のまま)
正確な成分表を見ていないので解らないのですが、とても多くのサナギ粉が配合されているとのことで、集魚効果を狙った餌に違いないでしょう。また使ったことがありませんので断定的なことは言えませんが、盛期の間は寄り過ぎて釣りにならないかも知れません。
説明文の中には次のような文言もありました。
「寄せられるダンゴエサ」
本来これを作っているはず。食わせることだけに特化したいわけではない。かといって、バラけるエサは付けにくいと相場が決まっている。ただ、何故だろう?課題が難しさを極めるごとに、開発の情熱は高揚してゆく。時として、矛盾や違和感は人々を突き動かす。
「サンプル番号はいったい何番まで積み上げられていくのだろうか。」
妥協は許されなかったが、 幾度なく続く開発者とインストラクターたちのやり取りの中に確かな手ごたえを感じていた。(原文のまま)
とのことですが、水温が低下し出す11月以降の餌ではないかと思うのですが、浅棚の釣り方であれば盛期でも通用するのでしょうね。
実釣編ですが餌が大きすぎません?(個人的感想です)
「コウテン」プロモーションムービー
作り方を見ていますと単品使いもさることながら、いつものようにブレンド性も良いとのことですから、工夫次第では面白い餌なのかも知れませんね。
先ずは試してから判断することとなるのでしょうが、メーカーとしては売らんが為には新しい餌を発売するのは常套手段ではあるのでしょう。とはいえ新しい餌を作るということは、現象に不満があることも意味しています。またブレンドも勧めているのですから、多種類の餌を同時に買って貰いたいとの意図も感じます。素人的にはブレンドを勧めるのであれば、初めからブレンドが完了している餌を売れば良いのにと思ってしまいますが、それでは販売量が減ってしまうのでしょう。
しかし餌の種類が増えるばかりですから、ああでもないこうでもないと今後も迷い続けてしまうのでしょうね。
そうそう私は使うことがないのですが、ヒゲトロもリニューアルされたとのことです。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。