両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 年の瀬に思うこと

 いよいよあと少しで年越しとなります。12月27日(金)で仕事納めだった方も多いと思いますが、今年のヘラブナ釣りはどのような様子だったでしょう。釣りクラブの忘年会の席ではヘラブナ釣りの話で盛り上がったと思いますが、面白かったなぁと言い合えるような結果が出せていましたでしょうか。


 私的には正月の年初からスランプに陥り、1日30枚の壁がなかなか突破することが出来なくなっていました。それか約3ヶ月も続いたために色々と苦労することとなったのですが、ある日に釣り方を少し昔に戻したことで50枚の壁を崩すことが出来るようになりました。その後40枚から60枚台を行き来するような釣果が続いたのですが、真夏のある日を境にまたまたスランプに陥ってしまって、30枚がやっとの時期が続いてしまいました。
 場合によっては20枚にも届かないなんてこともあり、釣れて良い時期にも拘わらず当たりすら貰えない期間を過ごしたこともありました。それがまたふとした切っ掛けで釣果が戻り、目標枚数である50枚台に乗せることが出来るようになったのです。


 とはいえ、これは全て淀の釣り天狗池でのことでアリ、他の池に訪問すると50枚なんて事は全くなく、それこそ30枚に届く事もなかったのですからいい加減な話です。
 特に真夏のくつわ池(くつわ池釣センター - ホーム | Facebook)では、全く当たりすらない状態で早めにスゴスゴと引き上げてしまいました。その時の水温がなんと31度にも達していたのです!。循環の悪い自然池然としたくつわ池ですから、1度池の状態が悪くなってしまうと、なかなか改善されることがなかった様子です。とはいえ同じくつわ池でも調子の良いときは数えるのが嫌になるほどの釣果だったようですから、ある部分では自然には逆らえないということで、人間の持っている浅知恵イヤ私の持っている程度の釣技では到底太刀打ち出来なかったのです。


 また滋賀県の清風池(清風池のブログ)も腕の差がハッキリと出る池のようで、通い慣れている釣り師は50枚なんて簡単な事なんでしょうが、私的には良くても30枚程度で悪いときはたった2枚で撃沈なんて事もありました。
 そんな撃沈した日には、精進落としのように淀の釣り天狗池に行っては釣果を伸ばして、溜飲を下げるような事をしていたのです。


 その点ベテラン釣り師は、どこの釣り場に行こうが結果をしっかりと残されるのですから、私程度では太刀打ち出来ないのは当たり前ですが、それでも少しは追い着き追い越したいものですから、余計にもがく結果となっていました。


 そんなこんなで1年の内で毎日曜日は基本ヘラブナ釣りとなっていたのですが、病に倒れて釣行出来なかった日々には、流石にヘラブナを釣りたいなぁなんてことも思うことすら出来なかったのですから、健康である事が何よりだと改めて思うのであります。


 ヘラブナ釣りの人口構成は世間以上に高齢化が進んでいます。多分団塊の世代の人達が一番多いのだろうと思うのですが、その後に続く世代が育ってないことが危惧され、今後のヘラブナ釣りだけでなく、釣りという行為そのものが若者から見放されていくのではないかと思えるのです。


 十代の頃に少しヘラブナの世界を覗いたのですが、到底近寄りがたい雰囲気を醸し出されていて、釣り堀は職人の世界と言いますか、素人が手を出すようなものではないと感じたので、それから何十年もヘラブナからは遠ざかる時期がありました。その間海釣りの磯釣りから筏に船釣りそして渓流釣りに鮎釣りとあらゆる釣りをしてから、随分と経ってヘラブナ釣りに舞い戻った次第ですが、釣りの世界から遠ざかることがなかったので、今でも釣りを続けられていると思うのです。


 現代の若者を如何に引き釣り込むかは、我が子を小さい頃から釣りに連れて行き、釣り上げた手触りなどを感じさせることが出来れば、不思議と釣りの世界に入り込むことが出来ているようですが、全く釣りなんてしたこともない若者を面白いからと連れ出すのは至難の業です。


 釣り人口が減ると釣具メーカーや釣り餌メーカーにとっては死活問題ですが、いったいどんな対策を取られているのでしょう。私には到底想像も出来ませんが、釣り堀も年々減っていきますから、いつしか釣り堀は閉鎖されて野池か琵琶湖に行く以外ないのかも知れないと思うのですが、そうなるともう釣り自体を辞めてしまうことになりかねません。ある程度の歳を取ってからの野池は辛いものがありますからね。


 釣具メーカーはもっともっと釣り堀の繁栄に力を入れて、存続出来る対策を練る必要があるはずです。有名釣り堀だけが残っても仕方なく、何でもそうですが裾野を広げてこそ釣り人口が維持出来るのですから、もう少し何か対策が出来るはずだと思うのです。客が来なくなったパチンコ店のように、客が減ったから新ベラの放流もなされず、余計に釣れない池になってしまうとまた客も減ると悪循環です。そうならないようにダムや自然池だけでなく、釣り堀にも放流事業として手を差し伸べることも必要ではないかと思ったりします。


 なんやかやと書いてしまいましたが、来年もまたああでもないこうでもないと言いながら、釣り続けられる幸せを味わいたいと思っているのです。


 さぁて健康で長生きをするためにも、年越し蕎麦を食べに行くこととしましょうかねぇ。


 おーっと!今夜は天釣会の忘年会です。翌日はまたまた淀の釣り天狗池へ釣行しますので、余り酔っ払わないようにしなければなりませんが、大いに盛り上がる事請け合いです。
 忘年会の式次第を作ってみました。さて上手く進行出来ますでしょうか。




天釣会 令和元年度 忘年会


  式次第


                          司会  村田幹事長


一.開会挨拶             村田幹事長


二.会長挨拶              小野会長


三.主催者挨拶          菱田競技委員長


四.祝辞                竹藤参与


五.乾杯の発声            吉村本部長


六.会食


七.新春釣り大会打合せ 


八.表彰状・記念品の授与        


九.閉会の挨拶            近藤相談役