両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 滋賀県 清風池のポイント解説

 数少ない釣行回数でしかありませんが、何となくの印象を含めてポイント解説してみたいと思います。釣行回数が増える毎に印象の変化が起きる可能性は高いのですが、その折々に訂正を加えていきたいと思います。


 先ずはグーグルマップの全体像です。地図の常識として北が上になっています。


 真ん中十字型の桟橋が見えますが、左に事務所がありそこから伸びる桟橋の途中は渡り廊下であって釣り座を構える事は出来ません。
 右側(東側)に渡りきると固定桟橋がありますが、新しい板の色部分が釣り座で、途中にはボートが係留されていますので釣り座は設けられません。同じように木の影で見にくいですが、下側にも固定桟橋が延びているのですが、こちら側にもボートが係留されていますので釣り座は設置出来ません。東の固定桟橋には、北側に5人南側に5人釣り座を設置出来ます。
 東の固定桟橋に渡る途中の桟橋には釣り座が設けられて、北向きと南向きの背中合わせに入る事が出来ます。どちら向きにも最大7人は入る事が出来ますが、縦の浮き桟橋の人と交差する可能性がありますので、長竿は注意して使うようにしましょう。理想的には5人程度でしょうか。
 上下に伸びる浮き桟橋にはそれぞれ5名程度は入る事が出来ます。東向きと事務所向きに入れるのですが、パラソルを設置すると難しいと思いますので、どちらか片面使用となると思います。東向きが木の陰に向かって釣り座を設けますので、浮きがとても見やすいです。
 事務所のある西側ですが、渡り桟橋の北側に3人の固定桟橋があり、今ではその隣にピンク色の2人用の固定桟橋が設けられています。
 長い北側の固定桟橋には最大9名まで入る事が出来ます。
 事務所から見て右側(南側)には事務所前から続く個人桟橋(固定)が続いています。最大11名は入れます。それぞれが広く空けて設置されていますので、長竿を使っても十分な余裕があります。


 池の水は水底からの湧き出している分は別として、基本的には右下(東南)の角から流入しそして左上(北西)の角から排出されます。雨の後などでは結構な流入量がありそのまま排出されいるのですが、浮きが流されたりするような大きく流れを感じる事は殆どありませんが、感じない程度の底流れがあるかも知れません。場合によっては何某かの影響を受けている可能性はあると思います。


 こちらの写真である程度のイメージが掴めるとおもいますが、高い木が生えているお陰で浮きがとても見やすいのです。勿論入る釣り座によっては影が出来ませんので、長尺の竿を使うと苦労するかも知れません。(下記の写真は古い映像です)


 北から見た写真ですが、左側が東固定桟橋、中央が東固定へ渡る縦桟橋、右側が十字の浮き桟橋北側です。このように向かい合っても相当な距離があります。


 さて、清風池に於ける私の印象ですが、広い池ですから人と肩を寄せ合うような狭苦しく釣り座を作るような池ではなくて、それぞれがある程度の広い間隔を空けて自由に入るのに適していると思います。私達が会をする場合は池に迷惑を掛けないように出来るだけ詰めて釣り座を作っていますので、上記の写真のようにコの字型に釣り座に入りました。


 上記の写真のように釣り座に着いたとしても、その釣り座によって釣果に差が出る印象があります。


 元々釣り座の間隔を大きく開けて入られていますので、隣の釣り人の影響は受けにくいのですが、いわゆる釣り人の良く入る釣り座と入らない釣り座による釣果の差がある印象を受けます。
 また水草などの障害物のあるポイントにヘラブナが寄るのか、それとも寄っているとの想像で釣り人が良く入るのかわかりませんが良く釣れる印象があります。


 まず北の固定桟橋からご紹介します。北の固定桟橋の東端(北東の角)には睡蓮が茂っていますので、その直ぐ傍が何となくのポイントに感じるのでしょうか、釣り人が良く入られています。同じ理由で東の固定桟橋の北角が同じ睡蓮群に向けて釣る事になりますので、比較的多数の釣り人が入られるようです。
 同じ理由で池の東南の角にも睡蓮群がありますので、東固定桟橋の南端と個人釣り座の東南の1席に釣り人は集中します。
 結果的に清風池の第一級ポイントといえるでしょう。


 また事務所前の3人用固定桟橋(通称ひな壇)と渡り桟橋の右側の個人桟橋2席も比較的多数の釣り人が入られるポイントで、尺半の大物が上がるポイントでもありますので見逃せません。私の数釣り記録はこのひな壇で上がりました。


 浮き桟橋も浮きが見やすいためでしょうか、東向きに釣り座を設けられる方が多く居られます。この浮き桟橋も両端も比較的多数の釣り人が入られる傾向があります。
 睡蓮群の釣り座が埋まっている場合や、短竿を使いたい場合など色々な釣り方が可能なポイントとして、こちらの浮き桟橋の釣り座に入る事をお薦めしたいと思います。


 このよう常時釣り人が多く入られるポイントほど、連日の撒き餌効果が効いているためでしょうか釣果が比較的良いような印象を持っています。


 反対に余り釣れない印象がある釣り座は、北桟橋では浮き桟橋より西側で特に流出に近い側の北西の角はとても釣り難いポイントです、ピンクの2人釣り座も流出付近に面していますので難しい釣り座となっています。また浮き桟橋の十字付近の各2人分の席、東固定桟橋の両端以外、個人桟橋の南西から南へ3席程度が比較的釣果が薄い印象がありますが、大きな影を作っている場所でもありますので、ヘラブナの隠れ家になっている可能性は高いはずですから、大きく食い気を持たせると爆釣するかも知れません。
 南西の角にも以前は葦が生えていたのですが、今は刈り取られていますのでポイントとしては成立ないかも知れませんが、短竿ではその根が残っていますのでポイントとして狙えるかも知れませんが底釣りですからどうでしょう。


 元々の池の状態もあったと思うのですが、固定桟橋の釣り座から10尺~13尺の間は比較的底の状態が悪いようです。固定桟橋で10尺以下は浮き下1本程度と浅いために釣りにならない可能性が高いです。多分葦の根や睡蓮など水草の関係もあったのかも知れませんが、その為に浮き桟橋以外では底の状態を確認して、竿の尺数を決められると良いと思います。竿が短過ぎると1本もない程浅いポイントになってしまいますので、釣りが成立するかは未体験でわかりません。


 私的には、会を開催する場合のお世話役が多いために、良く釣れるであろう釣り座ではなくて、比較的釣りにくいとされているポイントに入るようにしています。ハッキリ言って釣れるポイントに優先的に入ると狡い!なんて思われたくないですからね。誰しも良く釣れるであろうポイントの印象はあるものです。先日も一番辛い場所の北固定桟橋の端っこ、北西の角に私が入るようにしました。午前中はたった1枚がやっとで昼から頑張って釣果を伸ばしましたが、他の釣り人に入って頂いた場合は怒られていたかも知れません。
それ程集めるのに苦労した場所でした。
 また雨後には特に悪い場所だと池の常連の方に教えられたのですが、見ていると濁りも強い印象でしたが、コレばっかりは仕方ないですよねぇ。でも結果的に1位を取れたのですから釣りとはわからないものです。


 私が当然単独釣行する場合は尺半の大助狙いですから、ここぞと思うポイントに入りたいのですが、残念ながら池に着く時間が誰よりも遅いために、良いポイントには入れた事は実は1度もないんですよねぇ(T.T)。
 何とか尺半を釣り上げて1日無料券をゲット出来るように頑張るようにしたいのですが、その為には睡蓮群を狙うのが早道なんですが・・・。


 これらのポイント解釈はあくまでも私の印象ですから保証の限りではありませんのでご注意下さい。また浮き桟橋での最適尺数や固定桟橋での最適尺数の印象を個人的には持っているのですが、ハッキリ言いまして使いやすい尺数こそ最適なんだろうと思いました。
 浮き桟橋での最長寸記録は13尺で出ましたが、寄り過ぎて1番苦労したのも13尺でした。固定桟橋での最長寸は19尺で出ましたが、当たりが1日頑張って3回しか出なかったのも19尺ですから、こればかりは如何ともしがたいですね。


 下記が私の作りました池の釣り座番号です。現在この番号で池主に伝えますとご理解頂けるはずです。会などを開催される場合は釣り座番号で伝えるとスムーズに予約出来ると思いますが、出来るだけまとまった釣り座の確保をお願いします。。