両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 釣れないのは何が原因か その5ー2

 釣れるか釣れないかは、基本的には当たりが出るか出ないかが第一でしょう。次には当たりが出るのに乗らないいわゆるカラツンのために釣れないとなると思います。


 色々な引き出しの中を探して釣れるように持っていくのですが、その引き出しの中には何があるでしょう。
 当たりが出る出ないは根本的な原因があるとして、この部分は追々想像して書いていきたいと思いますが、カラツンの場合はどんな対策が出来るでしょう。
 多くの場合は、乗るまで浮き下を伸ばしてハリスを這わしていく方向でしょうか。確かに紛らわしい当たりが消えて、食い当たりだけが出やすいのは間違いないと思いますが、それでもカラツンが続くときは、針に着いた餌を食ってないと思うべきでしょう。
 ヘラブナが水底から少し上に集まった結果、ハリスやオモリに道糸部分を水流やヘラブナ自身のスレによって浮きに当たりとして現れている場合は、どんなに浮き下を変えたところで食い当たりを出すことは難しいでしょう。
 カラツンが続いてもう10㎝もずらしているのにまだカラツンが続くと嘆いている釣り人がいますが、それこそ食ってないからだ!と内心思っていたりします(笑)。


 もし浮き下の調整をしてもカラツンが収まらない場合は、ヘラブナを浮かせたと思って底に底に導くような攻め方をする必要があると思います。
 といって、私的にはカラツンが起きても浮き下を変えることは殆どしないんです。浮き下をズラせばズラす程食い当たりが出難いと思っていますので、上針トントンから変更することはしません。但し下針を伸ばしたり短くすることで調整するようにしています。
 この方法は、浮きのなじみ巾や出方が変わらないので、ホンの黒線当たりでもしっかりと浮きに表すことが出来ますので1度試してみて下さい。勿論上ずっている場合は改善しませんので、水底に関心を向けさせるか上ずっているヘラブナ以上に水底に集めることで、食い当たりを誘発させる方法を採っています。


 それでもカラツンが収まらない場合は、ハリスを細くする、針を小さくする、浮きを小さくするなど、抵抗力を極力無くす対策をしているのですが、多くの場合は浮きを変えるだけで改善すると思っています。


 盛期でもカラツン地獄に陥っている釣り人がいますが、その言い訳はジャミ当たりだ!との事です。確かに生長したジャミは綺麗なツン当たりを送ってきます。とても紛らわしいのは間違いないのですが、わらびうどんから食用うどんに変えるだけで簡単に解決出来てしまいます。わらびうどんが釣りやすいと思って多くの場合使っていますが、水が温み出すと食用うどんが威力を発揮し出しますので、いつも1玉分は忍ばせているようにしています。
 わらびうどんを使い続けて浮きが踊っている釣り人を余所目にして、食用うどんで綺麗なツン当たりで釣り上げるのは、なかなか痛快でもあります(笑)。
 厳寒期は使いづらい食用うどんですが、時期によってはなかなかのものですから、是非使ってみることをお薦めします。


 さて、カラツンが出ているのはまだ良い方で、浮きに当たりが現れない場合があります。そんな時はどんなことをすべきでしょうか。
 両うどんの底釣りでは、対策もそんなに多くはないのですが、今までのブログと重なる点は多々あると思いますが、少しずつ書いていくことにしましょう。


 但し、あくまでも私的な想像の域からは出ません。いい加減な話となるでしょうから真剣には読まないで下さいね。
 たんなる与太話ですから・・ハイ。


 しかし、色々と苦労して1枚のヘラブナを釣り上げるのですが、プロ釣り師から見ると滑稽なんでしょうね。
 まぁトーナメンターのようなプロ釣り師の技は到底真似が出来ませんから仕方ないです(T.T)