両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 釣れないのは何が原因か その5ー1

 釣れないのは何故か!そんなことがわかっていたら誰でも釣れるようになってしまいますよね(笑)。わからないからこそ悩み苦しむものと思っていますが、釣れないのはヘラブナのご機嫌が悪かったからだ!なんて思っているといつまで経っても釣果は伸びないですよね。


 このブログを書き始めてから、色々なことを想定して書いてきましたが、決してコレが答えだなんておこがましい考えはありません。私自身答えが見つけることが出来ずに苦労を重ねているのですが、どうして釣れないかを考える事こそ意味があると思っています。
 ヘラブナ歴40年50年という大ベテランが多数おられるのがヘラブナ釣りの世界でしょう。そのような方達は、既に自分なりの釣りスタイルが確立していて全く迷うことはないようです。その中でも柔軟な考えの持ち主は、春はこの仕掛け、夏はコレ、秋は間違いなくこの仕掛けで、冬になるとこのように工夫すると、大きく分けて四季に合わせた釣り方をされていることと思いますが、多くのベテラン諸氏は、自分のスタイルが既に決まってしまっているので、今日の釣果はヘラブナ次第となっているように感じます。


 独り言のように話されている会話を見聞きするのですが、「今日は釣れない、色々な工夫をしても釣れない、もう全部やり尽くして工夫の予知はない」と言われていることがあります。
 大ベテランの独り言ですが、私のわからない部分で色々な工夫を重ねられた結果の答えなのでしょう。回りが釣れない日でそれなりに釣果を伸ばしておられますので、工夫される引き出しも多いことと思いますが、いっこうに工夫されないベテランも存在します。
 当たりが出ない!とつぶやかれているのですが、そのままじーーーーーーーーっと浮きを見続けています。
 それこそ通りすがりのヘラブナが偶然うどんを見つけて食ってくるのをただ待っている。そんなように見えてしまいます。
 これで釣れるようになると私的には決して思わないのです。先日ボーズとなった隣の釣り人も、漫然とした釣りを繰り返すだけで、釣れないことを嘆いておられたのですが、どうして何も工夫をしようとしないのでしょう。
 当たらない!と嘆くので思わず当たりは出すものや!と言ってしまって後悔しましたが、当たりが出ないのであればどうしたら当たりが出るか工夫する方が、せっかくの日曜日を無駄にすることがないと思うんです。
 その日にどんな工夫が出来るか、持ち合わせの道具か仕掛けか餌かわかりませんが、ヘラブナ釣り師は、色々な道具を釣り場まで持ち込んでいると思うんです。
 引っ越しのような大荷物を運んでいるのは、多分ヘラブナ釣り師が一番ではないでしょうか。
 私自身も色々な釣りに手を染めてきましたが、磯釣りでは身軽に動く必要もありますので、道具は極力減らしていたものですし、船釣りだとしてもそんなに道具は持ち込めません。
 それことパラソルから釣り台やスノコを持ち込んで、大きな道具バッグに竿ケースは他の釣りに比べて巨大です(笑)。
 ヘラブナ釣りに関していえるのは、色々と想定していたとしても、その釣り場で色々と工夫する余地は大きいと思うのです。
 その中で1つ2つ3つと工夫を重ねたとしても、そんなに時間が掛かるわけではないはずです。確かに面倒ではあるのですが、釣れないよりは余程良いように思うのです。
 今どんな工夫が出来るのか、1つ試してそれで諦めるのではなく、もう一つもう一つと欲張ってみるのもアリではないでしょうか。
 但し、直ぐに答えが出るとは限りません。今私の使っているまぶし粉は、最低でも2時間以上の打ち込み時間を必要としています。それは厳寒期でもあるから余計なのですが、このまぶし粉の答えは3時間を有するので、まぶし粉が合ってないから変更しようとするのは1日では短いのです。その為、次のまぶし粉の工夫は次回の釣行日まで待つ必要があるのですが、これが水温む季節になるともっと早く答えを導かせることが出来るでしょう。
 釣り場での工夫が、即答えの出る工夫なのかそれとも時間を有する工夫なのかも、自分なりに見極める必要があるとは思うのですが、いずれにしても何もしないより何かをしてみることでしょう。
 先日のある釣り人も、どうして釣れなかったか今夜反省会をしてみると話されていましたが、キット悶々とした悔しさが湧きだしていたことでしょう。
 帰宅してから悔しさに枕を濡らすより(笑)、その場で出来ることを1つでも多く試すことが出来れば、違った答えが出たかも知れないですね。