両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 冬期に大型が釣れるわけ・・・?

 ヘラブナ釣りをしているとある程度は数を釣りたいと思うのですが、何故か数を釣ると良いサイズが釣れないんですよねぇ。サイズなんか時の運だと思うのですがどうも良いサイズが釣れなくて悩んでしまいます。


 それでも滋賀県の清風池や堺市の西池では数を釣っていると1枚か2枚は大助サイズが混ざってきます。まぁ時には大助サイズに届かない場合もありますが、それでも37~8㎝は混ざることが多いのですが、我がホームの釣天狗池ではそんなことがないんですよねぇ。


 あるとき70枚を超える数を釣り上げていたのですが、大きくても34㎝程度で35㎝を超えないんです。釣っても釣っても尺前後ばかりですから勝負になりません。


 大助を良く釣る人の釣り方を見ていますと大半の方がスコープを使われていないんです。単純に目が良いといえばそれまでですが、想像するとしっかりとした大きな当たりだけを取られてないのではないかということです。


 私の場合は13尺を超える辺りからスコープを使用します。それは黒線程度の小当たりも取りたいがためですが、そうすることで結果的に数も稼げてしまいます。反対に言うと小当たりを取るがために、大型が食うまでに小型ばかりを釣り上げているのではと思えます。


 やはり小型サイズほど警戒心が薄くて早く集まり食いも早いのではと思うのですが、小型を釣り上げているからこそ大型サイズはその違和感を察知して、餌打ちポイントに大型サイズほど近寄ってこないのではないかと思うのです。


 いやいやこれは単なる大助が釣れない言い訳ではあるのですが、そう思うのが自然ではないかと思えるのです。


 実はある日のことです。午前中必死になって餌打ちを繰り返していたのですが午前中は1度として良い当たりが出せずに丸ボーズです。そこでランチを早めに済ませて少し餌を変えて再挑戦すると次から次と大助が釣れてきたのです。残念ながらそんな経験をしたのはそれが最初で最後となっていますが、午前中1枚も釣り上げる事が出来なかったために、大助サイズも警戒心を解いて集まっていたのではないかです。そして餌を変えることで刺激となったのでしょうか。集まっていた大助サイズが口を使うようになったと考えられるのです。


 だったらその次もそうすれば良いではないか!!との疑問が成り立ちますが、そこは根っからの欲深さで、朝一番からポンポンと釣り上げたい心情には勝てないんですよねぇ。


 ということで結果数は釣れども方が良くないのです。との自己分析ですがこれもまたいい加減な話で、無理矢理根拠というか理由つげをしたに過ぎず、コレが正解なんて事はないんですから・・・。


 ただ清風池と西池は平均水深が2.5m以上ありますが、天狗池は1.8m程度ではないかと思います。そのために異常を感じやすいのではないかと思ったりするのですが、反対に天狗池は底の状態がとても良くて凸凹は殆どありません。池の中心に向けて緩やかな傾斜が設けられているのためか底にはヘドロも全く溜まっていないのです。そのために両うどんの底釣り限定池ですが冬期でもうどんで良く釣れるのです。


 そういえば清風池や西池は水温が下がると極端に釣果が落ちてしまうのですが、それはいったいどうしてでしょうね。両団子や両グルテンが使える底釣り限定池なのにです。それもまた良くわからないんですよねぇ。


 実はこれらのことを実証しようと12月に入ってからは、集魚効果は余り狙わずにつまり余りヘラブナを寄せないようにして釣っています。今のところ効果が出たとは思えないんです。単純に釣果が落ちただけで私には大助が顔を見せてくれないんです。
 ということはまた別の要因があるのかと思えるのですが、今のところこれだ!というものが見いだせていません。


 一般的な釣り堀の場合は浅い棚を釣るより深宙か底釣りをすることでサイズアップが見込めるのですが、私のように年中バランスの底釣りをしているのですから、底近くの方が大型が狙えるとは言えないのです。


 今回は私のただの愚痴ですが(笑)、最後に水温低下などによって食い渋りが起きた場合でもまだ食い気をみせるのが体力のある大型サイズのヘラブナです。そういう意味からも大助が上がりやすくなるのですが、それこそ通りすがりに食ってくれるような当たりを待つことになりかねませんので、まさに座禅を組んでいるような修行僧の様相に・・・。私は我慢できずに逃げ出してしまいますけどね(笑)。