両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 軟膏の塗り方の注意点

 夏もそろそろ終わりに近づこうとしていますが残暑も厳しいとの予報が出ています。今年も秋が短いとのことですから四季折々の風景を楽しめる日本ではなく、夏と冬だけの季節になる可能性もそんなに遠くないのかも知れません。


 ヘラブナ釣りをしている皆さんを見ていますと日焼けなどお構いなしで、もう見るからに真っ黒に焼けている方を見受けます。私などは別に皮膚が弱いわけではないのですが、少しでも日焼けをするとその夜は顔や身体が火照って気持ち悪いというか寝苦しくなりますので、出来るだけ焼かないようにUVカットのいわゆる日焼け止めクリームを使っています。
 それだけだとやはり取れてしまうことが少しは焼けてしまいますので、冬用の目出し帽のような日焼け止め対策として売られているフェイスマスクを使っています。プロ用ホームセンターで普通に売られていますので愛用しているのですが、半袖を着た場合の腕も日焼け止めクリームと共にVUカットの袖を使っています。それもまたスポーツ用がありますがホームセンターで安価なプロ用を使うようにしています。


 実はUVクリームの場合はそれ程に気をつける必要はないのですが、クリームなど軟膏を塗る場合は気をつけることがあります。案外知られていないのが人の身体の箇所によって吸収力が違っている事です。
 特にステロイド系のクリームを塗る場合は気をつける必要があります。どうしてこんな話を取り上げるかと言いますと、私自信が皮膚科に通う必要があり改善が見受けられないなど軟膏もいくつか種類を変えて処方され、それを今使い続けている事で気になったことがありましたので取り上げることと致しました。
 医師や薬剤師に今更聞けないと思われている方もいるかと思いますが、取り上げた内容につきましてはあくまでも参考程度というかふ~んそうなんや程度で読んでみて下さい。


 決して鵜呑みにせず詳しくは必ず医師や薬剤師に再確認をするようにお願いします。


 先ず四肢用として出されたステロイド系の軟膏は決して顔や胴体には塗らないようにしなければなりません。元々ステロイドの軟膏は弱い作用のあるものから強い作用のものまで、症状と使用箇所に合わせて使い分けられているのですが、もし四肢や胴体そして顔や頭部用に別の軟膏が出されていたとすると、顔用から初めて最後が四肢用のクリームを塗ります。つまり弱い作用のあるクリームから順に塗るのですが、それは強い作用のクリームを吸収率の高い箇所に塗ると副作用が強く出てしまうからです。
 下記の表にあるOTC医薬品とは処方が必要がない薬局で手に入る程度の薬の事です。ウィークやマイルド程度であれば薬剤師の指導も必要のない弱い作用の薬のはずです。


 身体の中で一番吸収力が弱いとされているのが足の裏です。腕の手首から肘までの箇所の吸収率を1とすると足の裏は0.14です。反対に男の場合ですが陰嚢は42.0ですからとても吸収率が高いのです。
 刺激が強い温泉に入ると陰嚢が痛く感じるのはそのためです。


 顔のなかでも額は6.0でアゴは13.0、頭が3.5です。脇が3.6で背中は1.7で手のひらが0.83で足首は0.42と部位によって随分と違いがあることがわかります。


 薬も気温が低い時期は硬くなりますので厚塗りになりかねません。その場合は手の甲に一度出してもう片方の手を薬に触れにないように上に置き温めてから塗り広げます。水虫の薬は患部より広い範囲まで塗り広げなければなりません。
 ごく一般的な軟膏は出来るだけ薄く塗り広げるのですが、筋肉痛など痛み止めの軟膏はすり込むように塗ります。また範囲が広い場合は何カ所に転々と薬を置いてから塗り広げます。


 ついでの話ですが軟膏のチューブは5g・10g・25gと容量の違うものがあります。その場合当然口の穴の大きさも違いますので出る量がわかり難いのですが、0.5gを出す目安があります。5gチューブの場合は人差し指の第一関節まで2本分、10gの場合は1.5杯で25gの場合は1本分が目安とされています。また瓶入りの場合は薬を汚染させてしまいますので出来るだけ清潔な綿棒で取ってから塗るような癖を付けるといいですね。

ステロイド外用剤の塗り方(2022)


 ヘラブナ釣りをされている方の多くは高齢者になっています。どうしても思い込みが強くなっていきますので大丈夫だろうと、以前に別の箇所の疾病で出して貰った軟膏を使ってしまうこともあるかと思いますが、ステロイド系は副作用も強く私自信も皮膚がとても薄くなってしまったことがありました。他に赤く血管が浮き出したりと色々な副作用が起きます。


ステロイド系の副作用一覧です。
●薬を塗った部分に毛が生える/増える
●にきびやおできできやすくなる/悪化する
●毛細血管が目立ってくる
●細菌・真菌・ウイルスによる感染症
●皮膚が薄くなる
●皮膚が赤くなる
●かぶれ


 処方された軟膏を使い切ることは少ないと思うのですが、残してある軟膏を再利用するのは出来るだけ避けた方が良いのですが、もし次にも使うこと想定するなら薬手帳か薬の容器にどの箇所用に処方された薬か、またどんな症状の時に使ったのかなどを直接書き入れて間違わないようにしましょう。


 下記はあくまでも目安です。皮膚科医の指導によって行って下さい。 


 今回はヘラブナ釣りとは全く違って話になってしまいましたが参考になればと思います。但しあくまでも参考程度であって医師や薬剤師の指導にしたがって下さい。