両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣り堀とコロナ 安心して良いのだろうか

 コロナウイルスは元々あった風邪のウイルスと基本は同じなのですが、型が違ったがために新型コロナとなったのです。今のところ人から人への飛沫感染が原因となっています。ところが従来型の風邪は特に風邪を引いている方の近くにいたとかではなく、単に寝不足などが原因で免疫力が落ちた段階で風邪を引いてしまいます。


 昔から南極には風邪ウイルスがいないのでどんなに寒くても風邪は引かないと言われていたのですが、今の常識としてはウイルスは単体では生き続けられませんので、誰かを媒介して人から人に感染していくはずです。だったらその体調不良などで感染する風邪ウイルスはいったいどこにいるのでしょう。誰かの身体の中に常駐しているのでしょうか。


 市中どこにでもいると仮定すると新型コロナウイルスも同じ道を辿っているのではないか。もしそうだとするなら感染者の隔離は意味がないような気がしてくるのですが如何でしょう。


 さてここはヘラブナ釣りの話を綴るブログですから医学的な話ではなく、もし市中に新型コロナウイルスが極普通に漂っていると仮定すると、野池の広大なスペースは別として釣り堀などの閉鎖空間ではいつ感染してもおかしくないと思えてきます。


 今のところ釣り堀を見回していても常時マスクを掛けられている方はほんの数人で、多くの方はマスク無しで尚且つ大声で話を続けられています。どこか感染リスクが少ないと思い込まれているような気がするのですが、私自身釣り堀に到着して荷物を運ぶ段階はまだ付けていたりするのですが、ポイントに着いて釣り台をセットした段階でマスクを外していました。
 隣とも距離がありますので感染リスクは少ないと思っていたのです。


 しかしもし一般的な風邪ウイルスと同じ道を辿るとするならば、近くに保菌者?といって良いのか解りませんが無症状のコロナ患者がいた場合は特にですが、そうでなかった場合でもいつでも新型コロナに感染する可能性は高いのではないかと思えて来ます。


 また特にヘラブナ釣りは朝早く起きて出かけますので、通常より寝不足になっている可能性があり当然免疫力が落ちていますので感染リスクが高まっているはずです。


 何れにしても気をつけた方が良いに決まっているのですが、特にヘラブナ釣り界は高齢化の一途を辿っていますので感染すると死に直結してしまいます。その思いがどうも希薄のような気がしています。
 少なくともマスクを外しているのですからおしゃべりは程々にすべきだと思うのですが、マナーのブログでも書きましたが他人に対する配慮に欠けていると感じます。


 他人に対する配慮はそのまま自分に対する防備でもありますので、マスクをして釣りを続けるかマスクを外すならおしゃべりはしない。その程度の事は出来るのではと思うのですが如何でしょう。


 でも今のところ釣り堀からクラスターが発生したとは聞きませんが、これだけ感染者が増えてしまうとクラスターの認定も出来ないのかも知れないですね。


 ここで少しお勉強です。
 従来型風邪は元々2種類で1960年代に発見されたHCoV-229E、HCoV-OC43ですが、この2種類をヒトコロナウイスルと言います。
 HCoV-229Eのウイルスです

 HCoV-OC43のウイルスです


 両方とも太陽の周りのコロナのような模様があるのでコロナウイルスといいます。


 そして2000年代に入ってから発見された風邪ウイルスがHCoV-NL63とHCoV-HKU1です。基本同じようにウイルスの周りに針状に立っているものがあるのでコロナウイルスとなるのですが、この2種もヒトコロナウイルスの仲間入りをして合計風邪ウイルスは4種となりました。
 ただ風邪が流行っていると言われている時期ですらこの4種のコロナウイルスの感染率は35%程度しかないとのことで、65%はどのコロナウイルスに感染しているのか解っていないようです。


 その後2002年に中国から発生したコロナウイスルがSARS-CoVでいわゆるSARSと表現されたウイルスです。日本名は重症急性呼吸器症候群コロナウイルスといいますがコウモリの風邪ウイルスが人に感染したのです。
 そして2012年に中東から発生したコロナウイルスがMERS-CoVでいわゆるMARSと表現されるウイルスです。日本名は中東呼吸器症候群コロナウイルスといいヒトコブラクダの風邪ウイルスが元でした。


 そして今回の新型コロナウイルスですが、SARSやMERSとは明らかに違っているとのことですからこれらの変異ではなさそうです。ただどうもコウモリが大本だろうとも言われているのですがセンザンコウの風邪ウイルスに似ているとのことです。
 センザンコウなんて見たことのないのですが中国では食べてしまうのでしょうか。


 コロナウイルスは他の動物がもつウイルスですから基本的には異種間の感染は起きないのですが、何らかの原因で飛び越えて人に感染したことになります。インフルエンザも基本的には鳥由来のウイルスですが人に近い豚を経由したと考えられています。
 今後ツンドラに眠っている未知のウイルスが地球温暖化と共に氷が溶け出して世に放たれる可能性があります。果たして人間の未来はどうなっていくのでしょうね。それこそ戦争なんかしている場合ではないのですが・・・バカな政治家の舵取りによって国民が犠牲になることは避けて貰いたいものです。


 そうそうヘラブナ釣りの話です。釣り堀でも十分にお気を付け下さいませ。