両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 孫や子 女房殿の一大事業

 お盆で子や孫達が帰省しているから感じるのでしょうか。そんな中でもまた日曜日には釣りに出かける気楽な私ですが、日曜釣り師の皆さんは子や孫の面倒を見ているでしょうか。勿論1番重要なのは女房殿であるのは間違いありませんが、家庭の事や子や孫のことは女の仕事と思い込んで押し付けていないでしょうか。


 実は2012年より連載が始まり人気が出た漫画があります。話題になったのでテレビドラマ化にもなったことがありますが、いい年をしたジジイが漫画なんてとは思うのですが、男の私が見ないようにしていた女性の妊娠について改めて思い知らされる物語です。


 漫画の題名は「コウノドリ」と言います。


 産科医でありながらベビーという名のピアニストを兼ねている鴻鳥サクラ(コウノドリサクラ)と言う男性医師が主人公ですが、産科医の日常診療を通して妊婦が直面するいろいろな問題を取り上げてますが、この主人公である産科医の母親は妊娠中に子宮癌が見つかりました。癌治療を優先すると子供を失うことになりますが、その女性はお腹の子を守り産むことを選択して癌治療をしませんでした。出産後直ちに治療を始めるのですが既に手遅れで亡くなってしまいます。
 子供は育った施設で後に母親の境遇を知らされて、園長のピアノを聴きながら育ちピアニストと産科医になることを決めるのです。


 妊娠は病気ではないとの思いが男達にはあると思うんですが、通常出産を済ませた経産婦も同じ思いをしているようです。特にそれが姑の場合は妊婦に対する風当たりが強く悲惨な結果になるようですが、出産で母親が命を落とすことの多さや死産や流産など、無事に出産しても育児ノイローゼで自殺したりネグレクトになったりと、産後うつの状態に陥りやすいなど、いかに周りのケアや思いやりが必要などを教えられるのですが、そんな事を産科医の目を通して取り上げられている内容です。


 子供達が育ち孫が生まれ今は爺となっているのですが、今更ながら男は気楽だったと思い知らされる内容なのです。女房殿には任せっきりでお産に子育てと辛かったことも多かったことでしょう。それでも好きな魚釣りに送り出してくれていたことを改めて感謝する機会となりました。


 スマホでは無料で漫画が読めます。いまこのコウノドリを掲載しているのが「まんがBANG」です。無料アプリですから機会があれば読むべきだと感じましたのであえて取り上げました。


 好きなヘラブナ釣りに出かけられるのもそんな女房殿のおかげだと改めて思うのですが、急に態度が変わると何かやましいことをしていると勘繰られますので、そこは素知らぬ顔でシラーッとする事が肝心で女房殿の好きな食べ物を買って帰るとか、誘って外食に出かけるのはいかがでしょう。そして暗に感謝の意を込めて接するのです。
 出産などもうすっかり終わった事だと思わないで、また次の休日に笑顔で送り出してもらうためにも今からでも遅くないと思うんです。


 お盆は先祖に感謝する機会でもありますが子や孫の顔を見る事で、命がけで次の世代へ命を繋ぐ一大事業を成し遂げてくれた女房殿に感謝をするのもいいのではと思いました。
 男なんてホント気楽なものです。事業や仕事で失敗したとしても命までは取られたりしないのですが、出産は女性が行う命がけの一大事業なのです。


 こんな事を考えながらも毎週気楽に釣りに行き月例会と称して大会を開催するのですが、やはり大会の景品は家人に喜ばれる家庭用品が良いのかも知れないと改めて思いましたが、取り敢えず今はうどんを作って次の釣行準備をしましょうか(笑)
 ハイそうです懲りない私なんです。