両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣り堀の特徴に合わせた竿選び

 私のヘラブナ釣りは基本的にホームの釣天狗池に良く行くのですが、希に浮気先として滋賀県の清風池や堺市の西池へ参ります。その場合には当然高速道路を利用することになりますが、高速道路で困るのがなんといっても大渋滞です。特にGW・お盆そして正月がコレに該当します。この時期は長い長い大渋滞が起きているのですが、その様子を想像するだけで億劫になってしまってどこにも出かけたなくないと思ってしまいますが、皆さん勇気があるというか我慢強いというか、大渋滞を覚悟で出かけられるのですから尊敬すらしてしまいます。


 ただ最近の車には渋滞に対応した措置が付いています。ただ私は能力的にも全く使いこなせていませんが、同時にまだ車の装置そのものを信用していないので自動運転には切り替えていません。実際考えてみて下さいハンドルを持たずアクセルやブレーキすら車任せにするのですから、なんとなく怖くて仕方ないと思いませんか?
 まぁ実際は人が運転しているより安全なのかも知れませんが、前の車を追尾するのですからその前の車を信用しても良いのかどうか解りませんからね。停止している状態から勝手に動き出し、設定している最高スピードまでは追尾を続けます。仮に100㎞とした場合に前の車がそれ以上にスピードを上げた場合には付いていかなくなるのですが、その瞬間をドライバーにどのように知らせてくるのでしょうね。・・・・やっぱり自動運転は使わないようにした方が良さそうですね。


 さて釣行が決まった段階で事前準備をする必要があります。色々と準備をするのですが先ずは餌の違いがありますので餌バッグの載せ替えからいスタートです。
 清風池と西池は団子ベースの餌を使っていますので、団子と桶の入ったバッグが必要なわけですが、天狗池の場合はうどん限定ですからうどん用に切り返します。そして次は竿の準備に入ります。


 釣行先に清風池を選んだ場合ですが、清風池のヘラブナのサイズは尺2程度が平均サイズです。その為に柔らかめの竿を使うと楽しみ以上に苦労しますので、少し硬めの竿の方が主導権が取りやすくて釣りやすいと感じています。今のところ清風池ではHERA Xをメインに使うようにしていますが、ホームの釣天狗は大助も出ますが平均サイズが尺程度ですから小助でも引き味を楽しめる本式をメインに使っています。西池の場合はまさにサイズは色々ですが人と人の間隔が狭いので柔らかい本式は使えません。混み合っている場合はHERA Xで随分と空いている場合にだけ本式も出せますが、それ以外には月影や龍聖そしてHERA Sと使い分けています。西池の場合はまだコレが正解と導き出せていないんですよねぇ。


 実際はどの池に行っても同じ調子の竿を使い続ける方が、その竿の特徴を理解した使い方が出来ると思うのですが、やはり池の事情も考慮して対応する方が楽しめると思うんです。


 最近特に思うのですがもし大助しかいない釣り堀だったとすると、大助を釣り上げて面白いと感じるだろうかってことです。やはり30㎝程度が多い池である程度の数釣りを楽しませて貰って、その中に運が良ければ1枚か2枚大助が混ざることで楽しさが倍増すると思うんですがそんな感覚はないでしょうか。


 特に関西はサイズ重視のところがありますので、太っていようが痩せていようがサイズが大きければそれで良いわけです。関東では重量勝負のようですからオスよりメスの方が重量もあるので喜ばれるでしょうが、関西では尾が長いオスの方が喜ばれるのです。
 勿論フライパンのようなヘラブナらしい丸々と太ったメスを釣り上げるのも嬉しいのですが、どんなに大きく見えても40㎝に届かない場合はガッカリしてしまうんですよね。


 そういえば関東では40㎝オーバーを大助とはいわないんでしょうか。釣り番組を見てもそこそこのサイズが釣れた場合の台詞は「良いヘラだ」です。この良いヘラって何を表しているのでしょうか。
 私的には体型が良く傷も少なく整っているヘラブナを良いヘラ・綺麗なヘラといいますがどうなんでしょうね。
 サイズが大きいことに歓びは感じないのでしょうか。日本記録のヘラブナの64㎝3.8㎞ととんでもないサイズですよね。


 参考までに淡水魚の日本記録とされるサイズですが、出典元があやふやですからいい加減な話です。
コイは120.5㎝で30.3㎏
ライギョは121㎝で13.5㎏
ブラックバスは73.5㎝で10.12㎏
ソウギョは165㎝です
ナマズは72㎝で3.75㎏
ニゴイは68㎝で3.2㎏
そしてヘラブナが64㎝で3.8㎏です


 世界的な記録は全て重量で登録されていますので世界的には長寸より重量が重視されていいます。その為に仕掛けの太さがとても重要なポイントとなっていて、仮に同じ重量だったとするとより細い仕掛けを使っている方が上位となります。


 日本での窓口はJGFAでジャパンゲームフィッシュ協会Japan Game Fish Associationです。世界的にはIGFA(インターナショナル・ゲームフィッシュ協会)となります。


 興味のある方は覗いて見て下さい


 竿選びには竿の調子がありますがそれ以上に尺数の選択でしょうか。私的には長尺の方が釣り味が良いので使いたいのですが、長尺では当たりが少ないとか上手く当たりが出せないとか、色々と苦労することも多々あるので何が何でも長尺が良いとは言いませんが、せめて13尺や15尺程度は使いたいとの思いはいつもあります。
 その昔というか子供の頃に使っていた竹竿が2間半の竿でした。ヘラ竿で言うところの15尺ですが、その長さが基本として使っていたのでそれより短いとなんとなくしっくりこないんです。2間半と3間の竿を中心に使っていたのが身に染みついているのかも知れないですが、3間は18尺ですからその長さの竹竿を振り回していたのです。そうそう餌打ちも回し振りが当たり前だったように記憶しています。


 最近7尺~9尺の竿を使うことがあり実際面白みに欠けると感じてはいるのですが、実は訪問する池によってそんな短竿が有利な場合があるのです。色々といい加減で好きなことを書いている私ですが、面白さよりサイズのため数のためには短竿を使っている情けない私がいるのも事実なんですよねぇ。
 最近見直している竿が実は9尺の月影なんですよ。