両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 今年も早カウントダウン・・・浮きについて

 12月25日(土)はまさしくクリスマスの日です。別にキリスト教徒でもない私が祝う必要もないのですが、25日のクリスマスは日本的には新年と同じ扱いとなります。ということで次のような表現をします。
 Merry Christmas and Happy New Year! メリークリスマス、そして、よいお年を。


 今日のクリスマスの日も一種のお祭りの日でもありますが、平和で1年が過ごせたとしてハッピークリスマスとしてお祝いしましょう。

Happy Christmas(War is over)ハッピークリスマス2021/ ジョン レノン / 歌詞


 今年もあと1週間で終わろうとしていますが、今年のヘラブナ釣りは如何だったでしょうか。私個人的には天釣会で年間優勝が果たせましたので取り敢えずは良い年だった思うのですが、果たして翌年も頑張れるかというと甚だ心許なくて、体調の不安も抱えながらも日曜の度にヘラ竿を出せる歓びを感じているところです。


 明日は12月26日で今年最後の日曜日です。当然嵐が猛吹雪にでもならない限りいつもの淀の釣り天狗池に行くつもりでいますが、なんと今年一番の寒気がやってくるとのことで1日中雪が降るかも知れません。なんと最高気温は5度との予報が出ていますが陽も差さないようですから防寒対策はしっかりとしておく必要がありそうです。
 取り敢えず締めくくりの釣りとして良い成績が残せるかどうか、やはり釣れないより釣れた方が良いに決まっていますので、アレコレと工夫を凝らして釣果を伸ばしてやろうと思っていますが難しいでしょうねぇ。


 そこで今まで色々と実験を繰り返していたのですが、浮きについては1つ不思議な事といいますか、私の常識とは違った結果が導き出されていますのでご紹介しておきましょう。


 冬期には繊細な当たりが表現出来るムクトップがいいと思い続けていました。たしかに当たりは上手く表現出来るのですが、それで釣果も伸びるのかというとまた別の話で、その以前に浮きを変えるだけで当たりが出る事も多々あり、その多くがパイプトップからムクトップに交換したときでした。
 当然その現象を見ている限りパイプトップよりムクトップの方が良いように感じてしまいます。ところが晩秋からとんでもなく太いパイプトップで良い釣りが出来ていたのですから不思議です。そのパイプも直径約4mm程あります。このパイプトップの浮きを使うとアラ不思議!!綺麗なツン当たりが出て釣れてくるではないですか。それもカラツンが殆どないんです。

 イメージとしてはこんな感じです。


 そこでまた色々と考えるわけです。どうしてムクトップのほうが当たりが頻発するけど釣れなくて、極太のパイプトップではカラツンが少なく釣れてくるのか。当然といえば当然でムクトップは繊細な当たりも表現出来てしまうので、しっかり食っていなくても食い当たりに近い動きをしてしまって、極太のパイプではそんな繊細な動きは表現出来なくて、しっかり食ったときのツン当たりが出たが為にカラツンが少なかったのではないかということです。


 さぁ困りました。どちらを使うべき何でしょう。今までは細パイプが絶対だと思っていたのです。それが今となって中間的な細パイプは両方の良さもあるのですが、反対に両方の悪い点も持ち合わせているのですから、細パイプが絶対に良いとも言えなくなってしまったのです。


 但しここで注意が必要なのは極太パイプトップであっても、胴まで太いと余りにも鈍感な浮きになってしまうので、出来るだけスリムタイプがいいのは間違いありません。
 ただこのような浮きはなかなか手に入らないんですよねぇ。そこで浮き作りを趣味にしている人にこんな形状の浮きを作って欲しいと頼むわけです。
 その昔私も浮きを何本も作った経験はありますが、今では全く手を出さなくなってしまいした。はっきりいって面倒なんですよねぇ。いい浮きを作って悦に入るのもいいのですが、作って頂いて爆釣して感謝を捧げる方が良いと思ったりします。
 迷惑だ!といわれながらも良い釣りが出来たというと喜んで頂けるんですよ。クリスマスにまたプレゼントしてくれないかなぁ・・・明日の日曜日には、もう一度おねだりすることと致しましょう。



 最後に当たりが出なくなって餌の工夫をしても改善しない場合は、浮きをもう一段軽いものに変更してみる見ることです。その結果餌の沈下速度が遅くなってヘラブナに対するアピール度が増しますので当たりが復活する場合があります。
 反対に重い浮きを使って一気に餌を沈める方法もありますので、どちらが良いかはその日の調子に寄りますので、当たりが出ない浮きを見ているよりは試してみるのも方法だと思います。
 浮きの形状だけでなく浮きを変えることで餌はどのような沈み方をしているだろうの想像力も案外重要なことと思っているのですが如何でしょう。