両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 新ベラ対策・・・餌のサイズ

 今年も残すところ今月の1ヶ月だけとなりました。このところ新ベラの放流ラッシュが全国で起きていると思うのですが、今回は新ベラ対応の餌を考えてみたいと思います。


 ついこの前に初釣りをしたようなに思うのですが、暑い夏を空調服で過ごしたことも昨日のことのようです。今年の大会も12月5日(日)を残すだけとなりましたが、無事1年を過ごすことが出来たのはとても喜ばしいと感じています。
 実は途中体調を壊してしまい救急外来にお世話になった事もありました。最終的に病名がわからないままでしたが130もの頻脈には驚かされました。そんな体調不良が起きるのも歳のせいだとは思うのですが、もう少し不摂生を窘めながら健全なヘラブナ釣りを続けたいですね。


 今日から12月に入りましたのでそろそろ厳寒期対応の釣り方もスタートします。今までの攻め方では当たりすらもらえなくなるような異例ずくめでしたので、いつもの厳寒期対応で良いのかどうかは甚だ心許ないのですが新ベラに通用するのかどうかです。。


 実際ヘラブナ釣りの経験が乏しい私ですから、色々と考え込んでしまって新しい道を探すこととなるのですが、結局は先人の諸先輩方が切り開かれた道をたどることになってしまうのではと思ったりしています。しかしそれを認めるのも実際に色々と体験してみてからとなりますので案外遠回りをしてしまっているのですが、その結果としてコレで間違いないだろうとたどり着くことが出来たとすると、遠回りも一概に無駄だったとはいえないのではないかと思う訳です。


 な~んてことを書いていますが結局は答えが見つからなくて色々と試しているに過ぎないわけで、そんなこんなでまた1年が過ぎていくことになっているだけなんですよねぇ。
 取り敢えず晩秋と冬季との中間的考え方で1度試してみて、その結果納得出来る釣り方がコレだと解ればしめたものでその結果を携えて12月大会に挑むのであります。


 実は11月の中頃から試していることがありまして、その答えもそろそろ出す必要がある時期に来ています。それは餌の重さと大きさの実験でした。


 元々淀の釣り天狗池では最大1㎝までの餌が使えることになっています。うどん池ですから1㎝の餌なんて普通にはあり得ないのですが、それを伊勢うどんというとんでもなく太いうどんがあるのですが、それを茹でて尿素で加工して使っていたのが最初です。その後ワラビうどんへと進化していくのですが、押し出し機の口を旋盤で加工して太いうどんを絞り出せるようにしていたのです。
 つまり太いうどんほど大助が狙えると思っていたのです。同時に大きい餌ですから当然目立つはずです。目立てば食いの良いだろうとの考え方で進めてきたのですが、はたと立ち止まって小粒ではどうだろうと試しています。


 それは団子餌やグルテン餌を使うことで考え方に変化が起きたためです。団子餌で当たりが出るのはどんなに大きな餌を針付けしたとしても、バラケたり開いたりして餌が小さくなってからヘラブナは食ってくるのが現実です。
 グルテンなどでもグルテン餌そのものというよりバラケてグルテン繊維が残った針に食ってくるのです。


 うどんでもヘラブナが見つけてくれさえすれば食いやすいのではないかと思っての実験を繰り返していたのです。


 結果やはり大きなサイズは当たりが出てもカラツンが多く、中ぐらいのサイズは案外当たりが多く、小型は寄りが多くなってからは当たりが出ると綺麗に乗ってくれます。ただ小さい餌を初めから使ったのでは集魚効果が出ないのか当たりが遠いのですが、実験するまでもなく最初から想像出来る範囲の結果で終わったしまったのです(笑)。


 但しやはり小型サイズの餌の方がカラツンが極端に減るので、宇佐のサイズを変えるタイミングを間違わないようにしなければ爆釣とはいきません。だったら中粒を上針に小型を下針にとセットの釣りが正解となったのです。
 これもまた初めから解ってることで実験するまでもないやろ!と突っ込みが入る方法だったってお話です。チャンチャン!!


 特に新ベラは素直な当たり方をしません。いつもの当たり方だけを合わせていては釣果が伸びないので、浮きが動けば合わせてみるようにして今日の当たり方を探るようにするのですが、そんな場合も餌は小型が特に良く当たれば乗ってくるようになります。これはどの餌でも共通ですから試してみて下さい。