両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 新ベラ追加放流に期待 淀の釣り天狗池

 先月の11月24日に新ベラが放流されたのですが、そのお陰か28日の日曜日には大助混じりで81枚の爆釣させて頂きました。ただ今回は並サイズ主体だったとのことで次回は12月4日に良いサイズを追加放流する予定とのことです。良いサイズとはどの程度を指すのか解りませんが、やはり大助混じりになるのではと期待しています。


 ということで追加放流予定の12月4日(土)釣行予定をしていますが、釣行日が決まった段階でワクワクドキドキ、ソワソワし出して眠れない夜を過ごすのであります。特に今回は大助サイズの新ベラが追加放流されるとのことで期待が膨らみます。上手くすると翌日の大会当日に大助を爆釣なんて事になるかも知れませんので余計に期待が膨らみます。


 ところで今回は釣行前夜がテーマで前日には何をしているのかです。私的には先ず針を結んでいます。針ケースに長ス10本短ス10本と綺麗に並んでいる様子を見るだけで相当気分が良いのですが、ベテランさんの中には事前に結ぶことを良しとしないで当日釣り場で結ぶようにされています。
 私的にはハリスが切らたり絡んだ場合にはさっさと付け替えて、次の一投までの時間を短縮したいと思っているのですが、ベテランさんは優雅に針とハリスを取り出して針巻器グイングインと巻いておられます。その余裕が釣りスタイルにも出るのでしょう。私のようにせっかちでは釣れるものも釣れないと思っていますが、どうしても次の一投を早く打ちたいんです。その為に針ケースには準備万端整えて満足できるようにしています。


 そうそう釣りバッグには磁石を入れておくことをお薦めします。取り替えた針は危険ですからそのまま捨てることなく、ハリスを切ってその磁石にくっ付けておくと安全に持ち帰れます。勿論ハリスはナイロンゴミとして処分することです。古い釣り池では池に捨てられた仕掛けが絡まってくることがあります。自分一人だけと思うのかも知れませんが行儀というか素行の問題です。釣り人は行儀が悪いでは恥ずかしいですよね。
 そうそうトイレも釣り堀には設置されていますが、影に隠れて平気で立ちションする輩がいます。とっても恥ずかしい行為であり周りの釣り人にとっては不快ですから辞めましょう。


 次は仕掛けそのものです。尺数に合わせて幾通りかを作っておきます。仮に15尺だとすると5セットは作ってしまいます。1つの仕掛けケースで尺違いを2サイズを入れます。それが13尺・14尺1ケース。15尺・16尺1ケース、17尺・18尺1ケースとしています。短竿はそれ程使いませんので、8尺・9尺・10尺・11尺が1ケースとしています。
 これだけで仕掛け入れは重くなってしまうのですが、この仕掛けの多さも仕掛けに何らかのトラブルが起きたとしても直ぐに付け替えられるようにするためです。極々普通の釣行では1日に1回仕掛けの交換があれば多い方なので、そんなに沢山仕掛けの準備をする必要はないのですがこれも持ち前の小市民的感覚でしょうか。実際は釣り場で仕掛けを作ってもそんなに時間が掛かることはないんですが、素早く仕掛けを交換してサッサと次の一投を打ちたいんですよね。
 以前は1日使うと仕掛け全体を交換していたので、釣行毎に新しい仕掛けを釣り場で作っていたのです。考えてみると勿体ないですよね。幾ら低額の仕掛け糸を使っていたとしても、限りある資源ですから大事に使うに越したことはありません。


 そして忘れてはならないのが餌です。袋の餌は減っている物があれば買い足しておきます。これも釣り場で使い切って足りないなんて事が起きるのが嫌ですから、ついつい事前に買いそろえるようになっています。またうどんは当日の朝に作るのが面倒ですから、前日または前々日に作ってしまいます。ワラビうどんは時間の経過で変化してしまうのですが、そこは色々と研究を重ねて少しでも変化を遅らせるように工夫しています。
 釣具店でなにがしかの添加剤が売られているのですが成分表が明示されていません。なんだがヘラブナに対して悪影響がありそうな気がして使わないのですが、明示されていないのは企業秘密を守るためなんでしょうね。


 使い終わった餌袋も処分用の袋を持ち込んでひとまとめにして持ち帰りましょう。釣り池にゴミ箱が設置されていれば捨てさせてもらえば良いのですが、分別回収にもしっかりと対応する必要があります。勿論野池では間違いなく持ち帰るようにしましょう。人が見ていないからと放置するのは恥ずかしい行為ですからね。


 そして次には釣り用の服の準備です。仕事に行くような格好では誰も行かないと思うのですが、夏場には少しでも涼しい白色基調の服選びをしています。不思議と濃色の服を着て来られる方がいるのですが、とんでもなく暑いはずなのにどうして白い服を着られないのでしょう。それに今では欠かせなくなった空調服ですが、空調服そのものというよりファンを動かすバッテリーをしっかりと充電しておきます。高容量ですから充電には相当な時間を有します。寝ている間に充電をすれば朝には完了しているますが、そういう意味ではコンセントに差しっぱなしで良いのですが、多分輸入物ですからバッテリーの発火が一番怖いのです。その為に間違いなく起きている間に完了するようにしています。


 当然冬場には防寒対策の服装を準備しますが、何故か最近厳寒期にも拘わらずそんなに寒いと感じなくなっています。その昔は寒くて寒くてカイロも相当数必要だったのですが、最近では1枚も使わなくても一冬を過ごすことが出来るようになりました。ただ屋外ですから寒さ対策は十分にする必要があるのは間違いなく、釣り場で必要がないかも知れませんが忘れずに防寒着を持ち込んでいます。


 最後にいや案外最初にかも知れませんが釣行先の池の情報収集をします。勝手知ったる池であればそれ程苦労することはないのですが、初めて訪問する場合は池の規定などを十分に調査をします。針サイズやハリス長そして竿規定です。コレを間違うとひんしゅく物ですからしっかりと調査しておきます。
 そして竿ケースの竿の入替です。いつも2ケースを持ち込んでいるのですが、中長竿系の竿ケースと中短竿系の竿ケースに分けているのですが、それ以外にヘラブナのサイズがそれ程大きくない池では竹竿~持ち込んでいます。
 また清風池のように尺2がアベレージサイズの池では、全体を硬式の竿に入れ替えてしまいます。また夏場の日差しや雨などでパラソルが必要な場合も、硬式系の竿を入れるようにしています。パラソルが邪魔で軟調では取り込みにとても苦労してしまって、釣り上げる楽しみが半減してしまうんですよね。


 実際釣り場に持ち込む道具箱には現場で困らないようにとアレコレ入っています。しかし事前にしかけもつくって針も巻いていますので現場ではそれ程仕掛ける胃は必要ないんですよね。でもついつい現場で困ったら大変と一通りの仕掛けを持ち込んでしまいます。これも小市民的感覚なのでしょうか。


 ハッキリ言って使わない物は持ち込まない、持ち物を如何に減らすかを考える必要があるはずですが、ついつい・・・。今度考えているのが車には乗せておいて必要となったら取りに行く。それだけでも釣り場に持ち込む量は減らせるはずなのですが、これもまた車に戻るのが面倒でそんな時間があれば餌打ち回数を増やしたいんですねよねぇ。


 案外現実的釣行より釣行前の方が色々と想像を膨らませて、餌や道具類を準備している方が楽しいのかも知れません。
 そう釣りは当日だけでなく前日か数日前に始まっているのです。