両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 11月20日(土) 新ベラ放流日決定

 またまたいつもの釣り天狗池です。

 今日はとんでもなく良い天気でまさに小春日和でした。小春日和とは丁度今頃の良く晴れた日のことをいいます。つまり晩秋から初冬に掛けての表現でそれ以外では小春日和とはいわないんですよ。勿論春の晴れた日を小春日和とは決していいません。それは旧暦でいうところの10月の異称が小春で、この時期の穏やかな日が春を思わせるので小春と表現されているわけで、太陽暦では11月~12月の初め頃に当たりますので今頃の晴天の日を小春日和と表現するわけです。


 さて、前回大池の方が良い実績がありましたので迷うことなく大池に入るようにしました。翌月は天狗池の大池で大会を予定していたのですが、指定ポイントではなくて余りにも良い天気ですから事務所前に入ることと致しました。
 しかし背中から当たる日の暑いこと暑いこと、1枚また1枚と脱いで行きシャツ1枚になるほどの暑さです。北側に入るととんでもなく暑かっただろうと思いますが、1人釣り頑張り続けておられる方がいました。


 私も春の陽気に誘われて池の裏を流れる川沿いをノンビリと散歩に出歩いていました。その暑さの陽気につられてなんと河津桜が咲いているではないですか!!勿論多数ある河津桜の中の数本でそれも数輪だけでしたが、春が来たと思うほどの陽気だったのは間違いありません。


 アオサギが屋根に・・・いつもは水の中で獲物を物色しているのですが、春の陽気に誘われてひなたぼっこでしょうか。


 最近まぶし粉の善し悪しでしょうかいい当たりが上手く出せない事が多々あったのです。その為にいつものまぶし粉から違うものに変更するとこれまた不思議といい当たりが連続していたのでコレで決まりと思っていたのですが、先週はまたそのまぶし粉でも上手く当たりを出すことが出来なかったのです。


 1つはうどんを変更した事によってまぶし粉の剥がれ方の違いだろうと思っています。如何にして上手く剥がれてまた簡単に剥がれないようにするかと、まさに相反した事を求めているのですが、うどん釣りはこのバランスがとても重要で簡単に剥がれるのは困るのですがいつまでも附着しているともっと困るのです。


 今回うどんを3種類用意していたのですが、今ひとつこれが良いとは決めつけることが出来ませんでした。ただまぶし粉はなんとなくこれでいいのかと思うものが見つかりましたので、明日も連釣ですがまた別のうどんでも確かめて見ようと思っています。


 どうしてうどんを何種類か用意するかですが、私的な解釈ではまぶし粉によって集魚するのですから、いち早く剥がれることで匂いが分散して集魚効果を発揮してくれると思っています。またまぶし粉が剥がれることでうどんを食ってくれるのですが、剥がれが早過ぎると上ずってしまい剥がれなければ食ってくれません。
 その為に1つの方法は付着力を高めるためにドロをまぶしたりノリを付けたりと、まぶし粉側の工夫をするのですが、反対にうどんそのものが付着力が強い弱いでも、まぶし粉の剥がれ方が違っているはずだと思うわけです。そのために性質の違ううどんを用意して実験をしていました。


 簡単に言いますとうどんそのものが粘着力が強い性質のものを作る事と、反対に付着力が弱いうどんを作るわけですが、うどんは基本デンプンで作りますのでデンプンを取り出す元の種によって性質が違いますので、その性質の違うデンプンをブレンドすることで出来上がったうどんも違った性質の物が出来るのです。今になって新しいうどんを作ってまぶし粉の剥がれ方がコントロール出来ないかと試行錯誤をしているわけです。そんな実験をしているから余計に当たりの出る日でない日が出来てしまうんですよねぇ。


 さて今日の釣果はやはりなかなか渋くて26枚と撃沈です。触りから食い当たりまで上手く続かないんです。どうすればもう少し早く食い当たりを出す事が出来るのでしょう。今日は入池されている釣り師も少なくて落ち着いた池だったので、人の寄り渋さの影響はなかったはずです。ただとても暖かい日ではあったのですが朝の水温が15度で午後になって16度と1度だけ上昇したに過ぎませんが、今の時期はこの程度の水温だったのでしょうか。思った以上に低水温だと感じたのですが如何でしょう。低水温のために当たりが遠かったのではとも思うのですが、結局は腕の問題なんでしょうねぇ。


 サイズも37.5㎝が最大で後は尺前後ばかりで納竿時間が近づいて34.5㎝を釣り上げる程度でしたから、来月の大会はなかなか厳しいではと思ったりしています。


 今日も3回竿の交換をして見ましたが初めは兆でスタートです。この写真ではそれ程の曲がりは感じませんが、ヘラブナを掛けた当初はもっと絞られていたイメージがあります。

 次は嵐月です。やはりとんでもなく先調子だと解ります。胴が硬いので水切れも悪く感じますので穂先はあまり水の中に深く入れないようにします。

 最後はHERA Fですがやはり軽いですね。比べますと嵐月の硬さが目立ちましたが兆より操作は楽かも知れません。


 さて新ベラ放流の日が確定したとのことで教えて頂いたのですが、来週11月24日水曜日の午後3時以降だろうとのことです。翌日から池は2連休されますので土曜日の27日や28日の日曜日には良い釣りが出来るかも知れません。
 果たしてどの程度のサイズと量を放流されるのでしょう。少し期待したいですね。