両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 清風池 釣行記 9月4日(土) 雨のち晴のち豪雨

 今日は滋賀にある雨の清風池にやってきました。到着は8時半頃でしたが流石に釣り人は先着1人だけでした。最終的に私を入れて4人ですが池主の奥さんも参加して5人となりました。


 先月の第一日曜に清風池で大会をしたのですが納得出来る餌作りまでは行き着いていませんので、今回も色々と試してみたいことがある事と、大会などの勝負勝負ではなくてノンビリとした時間を過ごすためにもやって来ました。とはいえ大会準備もする必要がありますので、大会の釣り座を予約して入ることと致しました。


 この池は見た感じが野池風ですから管理された釣り場とのイメージが少なく、鳥の鳴き声を聞きながらの釣行は釣り堀のような釣れて当たり前の雰囲気を消してくれます。また釣り座も向かい合ったポイントは少なく、それだけでも違った雰囲気が味わえます。


 明日の9月5日(日)も天釣会の43回釣り大会をします。先月とはまた随分と調子が変わるだろうとは思うのですが、明日のためにクセのようなものが見つけることが出来ればと思っています。
 お盆頃の長雨も終わり一気に猛暑となっていたのですが、今週は久しぶりに雨が降った様子ですから当然それに併せて水温も上下動を繰り返しています。ただ清風池は一雨降るだけでゴロッと様子が変わりますので今回も刻々と変化していたことだろうと思います。果たしてどのような変化を期しているのかどうかを今日一日を掛けて確認してみようと思います。


 何年か前の事ですが同じ清風池でのこと、13尺程度の竿を出していたのですが余りにもヘラブナが寄りすぎてしまって、浮きが立たないばかりか途中でひったくっていくこともしばしば、浮きが立つ頃には既に餌がない状態に陥った経験があります。そんな時にはそれこそお手上げ状態で、少々のことをしたとしても全く太刀打ちできなかったことがありました。今回は雨の影響で釣れないのか反対に活性が上がって寄りすぎるのか。そんなところも確認しながらの餌作りをしようと思っています。
 実は今日がそのヘラブナがとんでもなく湧く日だったのです。目の前には100枚では効きません。いったい何匹のヘラブナが集まったのだろうというほどの数です。実はこれにはこの雨が原因だったのです。
 その証拠の写真がコレです。見えますでしょうかヘラブナが集団で浮いて泳ぎ回っているのです。その集団も1つではなくいくつもあります。この現象は雨によって冷たい水が池の底に溜まり浮いてしまっているのです。

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 アップ写真です。


 現実的な餌造りとしては単純にはバラケ過ぎは上ずってばかりで釣りになりません。程々の寄りでを意識するようにしてヘラブナを寄せ過ぎない工夫が必要になります。ただ寄せなければヘラブナは釣れないのですから如何に上層に集めないように工夫する事が肝要なのですが、これもまた至難の業で如何にして中下層に集めるようにするかで爆釣が待っています。反対に寄りすぎは禁物ですから時間が掛かってもうどんで通す方が良いのか、それこそ色々と試すことで大会に臨めるのではと思うわけです。
 ただヘラブナ釣り師のへそ曲がり的なところもあって、簡単に釣れるとこんな池は面白くないと行かなくなってしまうのですから、そこそこの難しさとそこそこの釣果を返してくれるような贅沢な欲求を求めたくなってしまいます。


 取り敢えずどの尺数が適しているか竿の選定から初めて、続けて餌も色々と試してみてどの餌に反応が良いか悪いのかを試してみました。今回は3度尺数歩変更してみたのですが、数も稼げる尺数を見つけることが出来ました。そうそう餌といえば清風池ですから基本的には団子餌で挑むつもりですが、餌の種類だけでなく水加減でも釣果は随分と変わってしまいますので、それも色々と試してみて今の時期にマッチしたブレントを見つけたいと思います。


 さて今日の状態です。朝の一時雨でその後は薄曇りだったのですが、昼には雷が鳴り出して雨になったりすっかり晴れて日差しが熱かったりとめまぐるしく変わる天気で、1時半には豪雨となってしまったので引き上げることとなったのです。
 写真のような雨ならまだ我慢出来るのですが・・・

 取り敢えず釣り開始です。いっぱい集まってきたヘラブナの平均サイズが何故か小型なんです。清風池で産まれたのかと思うほどのサイズしかありません。そんなヘラブナを釣り上げていたためでしょうか、取っても良いサイズで大助だと思って測ったのですが37㎝にどいていないんです。小さいのばかり釣り上げると少しサイズが大きいだけで大物だと思ってしまいますね。


 そうこうしている内に豪雨となった午後です。池の水の跳ね返りが違いますよね。

 当然そうなると気になるのが流れ込んでくる水です。まだ大丈夫まだ大丈夫と盗み見ながら釣り続けていたのですがこうなるともう駄目です。逃げるように荷物を片付けることとなりました。

 実際の雨の音がこれで怖いくらいですよね。当然こんな豪雨の中を片付けていたのですからびしょびしょです。

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 肝心の釣果ですがヘラブナは勘弁して欲しいというくらい集まってきます。その為浮きが立つまで餌が保たないんです。アレコレと工夫をしても駄目です。結局14枚で撃沈しましたが大助は2枚上がったので良しとしましょう。不思議と測ったように同サイズだったのです。2枚ともオスですが少しお腹がへこんでますので餌が足りてないのかも知れませんね。

 同行の紅は明日の大会の準備をしていたのであまり釣り時間が無かったのですが良いサイズを釣り上げていました。

 明日の大会に大助2枚釣り上げる事が出来れば優勝も夢ではないのですが、キット明日も上ずって釣りにならないかも知れません。