両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 第74回天釣会 月例釣大会 清風池 4月7日(日)

 半年ぶりの清風池での大会です。


 清風池の水温変化は激しくて、雨の翌日は釣果が乏しくなるのですが、特に池に降り注ぐ雨水だけではなくて、住宅街から流れ込む雨水によって、池の水温は激しく上下してしまいます。そのため前日までにどのような雨が降ったかによって、釣果が決まるといっても過言ではないのです。


 大会の前日や前々日に雨が降った場合は、大会が成立するのか心配になってしまいますが、過去には半数の方が成立しないなんてこともあったのです。ただ春になると気温も高くなりますので、極端な水温低下は起きないと思うのですが、清風池は底釣り限定池ですから、底から少し浮いてしまう事が多々ありますので、如何に底に向かせるかで釣果が決まると言っても過言ではないのですが、今回は雨も降っていませんので池の調子は良いはずです。
 ただ春の水温が安定していませんので、団子餌だから釣果が良いとはいえず、うどんで確実な釣果を上げる方もいるのです。


 清風池は釣れるとサイズが良いので、清風池を好んで訪問される方も多く居られます。そんな大型主体の池ですから大会の上位入賞は、3枚長寸大会ですから少なくとも110㎝を超える必要があります。120㎝を超えると1位2位はほぼ確実となるのですが、今回も大会前から我こそはとの意気込みが感じられましたが、空回りにならなければ良いのですが・・・。


 今回も皆さんから差し入れを頂きました。会としての予算がありませんので、皆さんの寄付によって成り立っています。シフォンケーキは小野会長夫人のお手製です。


 先ずは全員集合して小野会長の挨拶からスタートです

 あまり皆さん聞いてないような気もしますが(笑)

 続いて菱田規定委員長のルール説明です

 その後私から補足説明をさせていただきましてスタートです。


 先週訪問して下調べをしていたので、今日は浮かさないようにと締めた団子餌で挑戦してみたのですが、抑えすぎたのかいつまで経っても当たりが出ません。短気な私としては随分と我慢を続けていたのですが、結局11時過ぎまでボーズです(T_T)。だからといってバラケル餌を使うと一気に湧いてしまうので、我慢我慢を続けますがいつまで経っても当たりが出ません。
 早々とランチを済ませて短竿に変更します。やっと当たりが出るようになってもスレでしょうか、カラツン続きでどうしようもなく、やはりうどんかとうどんに変更します。やっと釣れたのは良いのですが後が続きません。

 その後も良い当たりが出るのですがカラツンになります。今日はこれで良しと諦めムード。


 そんな私を横目に釣る人は釣るもので、今井さんはしゃがみ込んでしっかりと検寸されています。

 悪谷さんこと福谷さんが大助を釣り上げています。他にも大助が上がっていたのですが、カメラマン不在でハイポーズなしです。

 疫病神の竹藤さんは、なんと大助を3枚も釣り上げているではないですか!!やはり疫病神そのものものでした!!!実は疫病神はこれだけで終わらなかったのです!!!!
 でも、この魚・・・鯉が混ざっているような・・・口が鯉ですよねぇ。


 今日は良いところなしですからブログも端折って(笑)。。。。


 表彰に移ります。皆さん表彰待ちですが、既に誰が1位かわかっているので気楽なものです。しかしこの写真の中に1.2.3位とは別にラッキーな方が2人もいるのです。
 先ずは来月の月例会の抽選をしますが、抽選会で運が良ければ今日の参加費が返還されるのですが、それがこの黄色の殿・・・田中さんが獲得します。何度目でしょうねぇ。そして大西王位も。。。、


 そして登録順位賞は茶園さんです。この賞品は清風池寄贈です。


 次にミニマム賞は・・・・あの・・あの黄色の殿は田中さんです。この賞品も清風池寄贈です。

 続いてブービー賞はペレットで菱田規定委員長でした。


 7位のラッキーセブンは大西王位です。

 そして3位は清風池といえばこの方というほど良い成績をいつも上げられている広瀬さんです。ウドン師の名に恥じない成績です。 としたのですが・・・・
 実は帰宅後再計算して・・・2位でした。申し訳ありません。

 そしそてまたまたこの方をなしでは勝たれません、清風のウドン師の今井さんです。
 ってことで今井さんは3位でした。いつもいつも間違えまして申し訳ありません!!

 今日の1位はダントツの疫病神こと竹藤副会長です。


 そしてもう一つ、今日は池のはからいで近江牛を提供していただきました。池主とじゃいけんをして勝ち残り戦をしました。両手を広げている型が池主です。

 あれ?竹藤副会長・・・負けてる?


 みんなで必死になっていましたが、最後に竹藤副会長がちゃっかり残っています。残った3人で勝負勝負。私も最後まで残っていたのですけどねぇ・・・(T_T)


 ってことで竹藤副会長が近江牛まで奪っていったのですから驚きです。まさに疫病神の本領発揮でした。無事帰宅されたでしょうか・・・。
 しかし41.2 41.0 41.6 と大助3枚は流石です。

 ってことで、清風池の計らいで最後まで楽しく過ごさせていただきましたが、釣果は低調で・・・20名参加で成立が9名と半数に達しなかったのです。それ程に苦労した今日だったのですが、そんな中で紅はいつも大会の日は用事をしてくれているので、釣る時間が限られているのですが、なんとなんとラスト30分で3枚を釣り上げて、成績を成立させたのですから凄いです。私なんて1日掛かって2枚しか釣れなかったのですから・・・。脱帽ですハイ!!


 今日の成績です
 第1位  竹藤  118.4㎝
 第2位  広瀬  115.0㎝
 第3位  今井  114.9㎝
 大西賞   竹藤



 1位 竹藤   35.6 41.2 41.6  118.4㎝
 2位 広瀬   41.0 37.8 36.2  115.0㎝
 3位 今井   35.6 39.7 39.6  114.9㎝
 4位 藤田   37.0 38.5 38.0  113.5㎝
 5位 関    40.1 34.5 37.1  112.7㎝
 6位 西垣   36.0 36.3 39.2  111.5㎝
 7位 大西王位 36.6 36.8 37.5  110.9㎝
 8位 菱田   36.7 36.9 37.0  110.6㎝ -1 109.6㎝
 9位 紅    36.7 32.9 35.5  105.1㎝
     福谷  36.5 40.5
     長老  37.2 34.0
     村田  36.4 34.0
     田中  33.3 36.6
     近藤  35.0 34.5
     川久保 38.0
     茶園  36.5
     静野  35.7
     天敵  35.4
     小野  34.5
     吉村

 へら専科のイベントと淀の釣天狗池 釣行記 4月6日(土)

 釣行記の前に・・へら専科主催の釣り大会が開催されます。千葉ですから・・・関東圏の方限定でしょうか。申し込みはメールかファックスです。

 ゴルフ場の横にある池ですが、ボールは飛んでこないのでしょうか。皆が皆上手いわけではないですからねぇ。しかし広い池です。


 ってことで今日は天狗池です。


 明日の大会に備えて最終確認のために清風池に行きたかったのですが、先週はたった8枚と撃沈してしまっていますので、再度挑戦の意欲も失せてしまい、明後日の月例会はぶっつけ本番になりそうです。
 ただ団子餌が良くなかったのは確認できていて、うどんの方が成績が良かったようですから、大会はうどんで挑もうかと考えています。
 しかし1日の違いで全く違った釣果になりますので、前回の経験が活かされるかどうかは闇の中です。そういう意味でもヘラブナ釣りは難しいとつくづく感じるのであります。


 さて気温も上昇し日差しも強くなり出しています。曇っていても紫外線の量は多く、晴れていないからと紫外線対策を怠ると一気に日焼けしてしまいます。もう歳だからではなくて歳だから余計に日焼け対策は必要で、皮膚の老化に留まらず皮膚癌のリスクも高まりますので、十分な対策を取る必要があります。


 今日もパラソルは出されていたけれど、日焼け対策をされていなかった方は、帰り支度する段階で顔は真っ赤になっていました。今晩は火照って辛いでしょうね。


 私の場合は年中フェイスマスクを使い、サングラスも掛けていますので、露出部分を極力減らすようにしているのですが、日焼け止めクリームを使うようにもしています。単にパラソルを差しているだけでは、日焼け止めには効果がありませんので注意して下さい。


 このところ難しくなっている天狗池ですが、小型サイズを数多く放流したことが裏目に出ていると感じます。水温の低い時期は体力のある大型サイズが動き、水温の低い時期の小ベラは余り口を使いませんので、当然のように貧果になってしまいます。


 年中釣果を良くするためには、ある程度のサイズを放流すべきで、変に多くの小ベラを放流してしまうと、釣れない池との評判になってしまいます。ただ水温の上昇と共に一気に杭が良くなりますので、数釣りには適しているのは間違いなく、大型志向の釣り人には物足りないかも知れません。


 ただその小型の中に大助が混ざるのも醍醐味で、釣り方次第で大助サイズが釣れてきます。現に3月の食いの渋いときでも、釣り方が合っていると大助サイズが釣れてきましたが、小ベラとは棲み分けしていると感じましたので、小ベラが続いていると尺数の変更をするのも方法と感じています。


 本日の使用する竿について、以前までは出来るだけ長竿を使うことが、大助を釣り上げる条件だったのですが、最近の傾向としては短竿が有利になっています。ただ釣り味を確かめるためと同時に、長竿の釣れ具合など状態を確認するために先ずはHERA Rの16尺を繋いでみました。


 ところが予想に反して、打てども打てども当たりが出ません。それでも我慢に我慢をしていたのですが、朝から11時ごろまで全くのボーズです。食い当たりが出ないのです。こんなコトは初めてのことで対策の方法が見つかりません。痺れを切らして月影の13尺に変更しました。それでやっと当たりが出たのですが、その後が続きません。


 何とか1枚を釣り上げたところで小池へ移動を決意します。小池に移動して先ずは腹ごしらえをして釣り出すも、またまたなかなか当たりが出ません。それでも我慢しているとやっと当たりが出ます。


 大池のその後は知りませんが、小池では大池より当たりが出たのですが、スレが多発してしまいます。結局今日の釣天狗池では10枚がやっとのありさまで、他の方達を見ていてもそれ程の釣果は上がっていなかったと感じます。


 ただヘチに入られた方はやはり釣果も良かったのですが、小型サイズばかりでした。その他で特筆出来る点は、大池の奥で大助が1枚、小池で同じ方が大助2枚釣り上げられていました。


 しかし今までは大池の方が釣果が良く、大助には小池が適していると思っていたのですが、今日の数型共に小池に軍配が上がりました。 


 大池の水温は16.5度あり、上ずりが酷くて釣りにならなかったようで、桜も満開でこれからは好転すると思うのですが、まさに春の食い渋り現象が起きています。


 へら専科 5月号 本日発売 4月4日(木)

 本日はへら専科の発売日です。

 最近へら専科の誤植が多いのですが、今回は目次の欄で私が担当している考察のページ数が間違っていました。パット見ただけで解ると思うのですが、90・94・96ときて次がなんで85になっているのか。98ページが正解です。



 ってことで98ページが今回の考察で、どうしてヘラブナが餌として認識するのかを書いています。基本的には含まれているアミノ酸を嗅ぎ分けているからですが、海の魚ほど解明されていないのが現実です。海の魚がどうしてゴカイを食べるのか、どうして貝を食べるのか、どうしてエビやイカを食べるのかも、魚にはそれぞれ好みの違いがあるのです。


 魚種の違いによる釣り餌に違いがあるのは、それぞれの魚種が好むアミノ酸に違いがあるからです。つまり全ての魚にはアミノ酸を嗅ぎ分ける能力がある事になります。


 ゴカイを好む魚もいればイカを好む魚もいるわけですが、両方とも食べる魚だとしても、それぞれに含まれているアミノ酸には違いがありますので、好むアミノ酸量が多い方を好物となります。


 それぞれの餌に含まれているアミノ酸が科学的に解明されていますので、そのアミノ酸を含む餌を与えることで養殖が出来るようになったのです。


 そのアミノ酸をヘラブナに当てはめることで、うどんがどうして餌となるのか、マッシュポテトがどうして餌となるのかなどを解説しています。



 次が76ページのスポット企画2では、うどんに利用する意外なまぶし粉について取り上げています。他の釣り人より差別化することで、爆釣が出来るまぶし粉がありますので、その使い方なども取り上げています。


 私の周りの釣り人は知っている部分が多いのですが、また50年選手の皆さんにはなじみのある言葉として、薬剤師との異名を与えられた釣り人がいます。独自の調合で釣り上げるのですが、うどんのまぶし粉でも薬剤師的な方もいたのです。今回は底までマニアックなことは取り上げていませんが、誰でも直ぐに取り入れられるまぶし粉について書いています。



 またもう一つは62ページの効果的なウドンの種類と色分けです。うどんを餌にする場合に重要なのがまぶし粉ですが、それ以外に重要な部分としてうどんの種類とうどんの着色について取り上げています。うどんの原料の差で付着力が違いますが、その性質と色によって食いに影響が出るのでます。
 私が釣れない時にどうしたら食ってくれるだろうと、うどんに色をつけて試して出た結論を載せています。それぞれ釣り方による違いがあるかも知れませんので、色々と試されるのも面白いと思います。
 但し着色する場合は食紅系を利用する事です。無害な着色料でなければ害が出る可能性がありますので、慎重に選んで戴ければと思います。



 しかし私がヘラブナ釣りを始めた頃は、どうして釣れないのだろう、どうして当たらないのだろうと悩み続けました。釣天狗池へ訪問当初は当たりが出せなくて困ったものです。見かねた見知らぬ先輩からうどんの種類を教えて戴いたり、how to本をわざわざ買ってまでプレゼントして頂いたことがあります。それほど釣れない事が周りからも見て取れていたのでしょう。


 今から思っても何が違っていたのか解らない部分が多いのですが、釣れなかった時期が確かにあるのです。それなのに私より後から来た釣り人が簡単に釣り上げるのを見ては、上手いなぁって感心してみていたのを覚えています。


 実際ここが間違っていたと指摘できないのですが、知らず知らずに改善出来ていたのもあるようでした。しかし悩みは尽きなくてまた壁にぶち当たり、試行錯誤を繰り返してそれなりに解決できていますので、初心者の方からヒントを聞いて頂けるのですが、それでもまだ私自身が悩み続けているのですから困ったものです。


 最近思うのです。改善と思っていた部分が案外ヘラブナに対する迎合ではないかと、主導権をヘラブナに握られているのは間違いないのですが、ヘラブナに合わせるというよりも、コレだったら食ってくるだろうとの確信を得て、攻めに攻める事で釣果を得るのが本来だろうと思うのです。


 つまりヘラブナの土俵で戦うには違いないのですが、こちらの土俵に引き込む方法はないかと探っています。どの部分が迎合でどの部分が釣り人側が主導権を得られたのか、簡単には分けられないのですが、ヘラブナに対して諂って(へつらって)いるのか阿って(おもねって)いるのかです。


 阿ると諂うの違いはご存じでしょうか。同じようなニュアンスではあるのですが、諂うは相手に対して積極的に気に入られようとする行為で、阿るは嫌々でも気に入られようとする行為です。


 ということはヘラブナ釣りでなんとか釣り上げようとする行為は、諂うに近いのかも知れないと思ったりしますが、ヘラブナに餌を食わせるのか食って頂くのか。やはり食わせる行為だとしたいのですが、結果は同じですからいい加減なものです(笑)。


 集魚材に食わせ餌を紛れさせて誤食出釣り上げる方法は、果たしてはどちらになるんでしょう。やはり食わせたではなくて食って頂いてになるような・・・う~ん。


 来月号のスポット企画では春の食い渋り対策、特別原稿は5月の有効なうどん、そして考察では底釣りでアタリが出ない 前編の3つの予定です。

 ヘラブナ釣り 釣り大会に於ける賠償責任

 最近釣り堀でも禁煙が増えてきました。それを無視して吸う方がいますが、ここは禁煙ですとはなかなか指摘出来ないのも現実です。喫煙者にしてみれば屋外だから大丈夫だろうとの意識があるのも間違いなでしょう。ただ禁煙場所と指定されている地域もありますので、屋外だから大丈夫ともいえなくなっています。


 一時期家の中では吸えないからと、ベランダに出て吸っていたいわゆるホタル族がいましたが、それも隣に干されている洗濯物に匂いが移るからと、ベランダでの喫煙も禁止されるようになりました。


 またお酒好きの方が釣り場で飲まれているのもよく見かけます。夏場ならビールを何缶も飲まれていたりしますが、池としては特に禁酒とはされていなくて、釣り人個人の責任としているようです。


 そこで改めて考えるのですが、釣り大会に於いてはどのようなルールで開催すべきかです。メーカー主催の大会では禁煙です。喫煙場所が設けられている場合はその場で、設けられていない場合は禁煙です。勿論お酒に関しては禁酒です。


 ただ仲間内で行う場合はどうすべきかです。正式な釣りクラブで会費を払って運営している場合は、クラブとしてのルールを取り決めていることでしょうが、その中に禁煙や禁酒は盛り込まれているのでしょうか。


 実は天釣会は釣りクラブではなくて、大会を行うがための方便として着けた名称で、決して釣りクラブではないと思っているのですが、対外的には釣りクラブとして扱われと思うのです。その場合に於いて、禁煙場所での喫煙行為はどのように規定すべきなのか、また飲酒に対する制限を設けるべきなのかどうかです。


 禁煙については単に池や他の釣り人と個人で良いと思うのですが、飲酒については池までの行き帰りに車を使うことは当然のことで、それも知っているのですから飲酒をすることで飲酒運転に繋がる可能性があります。もし店舗側が運転をすることを知っていて提供すると次のような罰則があります。


運転者が酒酔い運転をした場合
3年以下の懲役または50万円以下の罰金
運転者が酒気帯び運転をした場合
2年以下の懲役または30万円以下の罰金


 この罰則が釣りクラブ主催の釣り大会にまで当て嵌まるかどうかは知りませんが、主催者の管理責任があるとするなら、この点は厳しく取り決めておく必要があるはずです。


 色々なイベント・行事・レクリエーションを開催する主催者には、事故などが起きた場合には賠償責任が生じます。当然釣り大会でも同じ事で、釣り人に怪我を負わせたとか取り道具を壊したとか、池に落ちて命を落としたとかなども含まれますが、一様に主催者には一定の責任が生じます。そのためメーカーの主催する大会では常に保険が掛けられているのですが、任意の団体である釣りクラブが独自に主催する大会でも、主催者責任が生じるのかどうかです。


 仮に池に落水して命を落とした場合には、釣りクラブと釣り池に対して、遺族から賠償責任を要求される可能性があります。
 ただ池までの道中で起きた事故には責任は取る必要はなく、また駐車場での事故についても釣り池と主催者は責任回避できるはずです。


 ただ飲酒運転の可能性について、主催者として管理責任をどのように取り扱うべきなのか。その点はよくよく話し合って取り決めておく必要があるのではと思うのです。過去には釣りクラブの皆さんが、正月に酒盛りをされている光景を見かけました。全体としての酒盛りと個人的な飲酒とは違うと思いますが、どのような取り決めが必要があるのか、個人賠償も含めて飲酒について厳しくなっている現状を鑑みて、改めて取り上げて皆さんで話し合う必要があるのではと思いました。

 ヘラブナ釣り 底釣りで釣れない原因

 毎回底釣りばかりしていますと、当然釣りない日もあるわけで、どうして当たりが出なのだろう、どうして食ってこないのだろうと考え込んでしまいます。


 そんな時に取る行動としては、寄せるために何度も餌打ちをすることです。当然餌打ちを多くすることでヘラブナは寄って来ます。それこそ水面からも見えるほど多数寄せることが出来ます。しかし寄ったから食い当たりが増えるかというと、そうでもない日が案外多くあります。


 見えているのに釣れない時のフラストレーションはなかなか大変で、何でもやねん!!と次第に腹立たしくなってくるのですが、他の釣り人がポンポンと釣り上げている様子を見かけると、余計に餌打ち回数が増えて益々寄りが多くなりますが、反比例したかのように当たりが出ません。浮きには触りが何度も出て良い当たりが出ているにも拘わらず、それがくいあたりではないのでしょうね。全く針に掛かってこないのです。


 実は新しい針を使ったから大丈夫と思っているのですが、案外針を交換するだけでこのカラツンは解消したりするのですが、実際は寄りすぎによる弊害が出た結果だと思っています。


 宙釣りの場合は広く換算した餌に対して広く集まるるのですが、底釣りでは底に餌を溜めるような方法で釣りますので、底に向いたヘラブナが多くいて密度が高くなりすぎにより、針の付いた餌まで届かない事と同時に、必要以上に餌打ちをすることで底から少し浮いて集まってしまうことです。


 いわゆる上ずり現象が起きてしまうのですが、カッツケのような水面近くに集まるのもいますが、底から20~30㎝上に集まってしまった結果、触りが出ても食い当たりに繋がらないのです。


 そこで対策として取る方法は、先ずは昔から言われているように床休めをすることです。底近くに餌が減るまで待ってから釣りを再開するのです。案外長い時間放置しなければならないのですが、とても有効な手段だと思います。ただ釣りをしないで待っているのもなかなか大変ですから、一気に尺数の変更をして新しいポイントを作ることで簡単に解決することが出来ます。


 そんな日の特徴は、尺数を変更するとポンポンと釣れても、続けているとやはり触りはあれど食い当たりが出ないなんてことになります。また尺数を変更するとポンポンと釣れてまた止まります。得てして水温が1度2度上昇したときに良く出る現象ですが、尺数の変更が面倒な場合は、床休めをするか重い餌を少しだけにすることで解決できます。


 うどん餌の場合であればまぶし粉の粒を大きくするかまぶす量を減らすことですが、団子餌の場合は重い餌に作り替えて、サイズも小さくした餌で対応します。出来るだけ中層に餌が分散しないように努めるようにします。


 ただ1度上ずらせると至難の業ですから、最初から急いで集めようとはしないことです。人より先に釣り上げなくても途中で追い越せますので、薄く薄く集めては間引くように釣り上げると、1日中コンスタントに釣り上げられて、結果的に釣果が良くなると思います。
 でも他の釣り人が良く釣っているのに、我慢を続けるのには忍耐力がいりますよねぇ。