両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り大会 ヘラブナ釣り大会ハンデ戦・・1

 天釣会での大会はサイズ争いを基準としています。基本的な大会は1枚目を強制登録として、2枚目は自由登録入替無し、3枚目は更新アリとした3枚長寸大会を開催しています。
 開催池によっては2枚長寸入替無しで行っていますが、何れにしてもサイズ争いに違いありません。


 但し不思議なことに良いサイスを釣り上げる方が偏っているのです。普通に考えますとサイズは時の運だと思っているのですが、不思議と同じ方が良いサイズばかり釣り上げられますので、年間を通して優勝される方に偏りが生まれてしまいます。
 これは過去3年のデーターですから運だけでは語れない何かがあると思うのです。元来ヘラブナ釣りは数を釣り上げる事で腕の差となって競うものと思うのですが、その腕の差争いでも決まった方の優勝が増えてしまいますのでどうしても偏りが生まれてしまいます。
 その意味からも偶然性の高いサイズ勝負が良いと思っていたのですが、どうもサイズ争いでも偏りが生まれてしまいました。


 そこで一つの解決策として運営してきましたのが1枚目の強制登録の制度でした。当日の釣れた1枚目を強制的に登録することによって、その後のどんなに良いサイズを釣り上げても勝てないとか、反対に1枚目に良いサイズを釣り上げると勝ったも同然の雰囲気などもありました。その為もう一つのハードルとして2枚目は35㎝以上としたことがありました。そうすると1枚目に大助を釣り上げてしまうと断然優勝争いのトップに躍り出ていた方が、2枚目に35㎝が超えるサイズを釣り上げることが出来ずに、入賞すら果たせなかったなんて事もあったわけです。


 それが困ったことに基本となる淀の釣り天狗池に小型サイズのヘラブナが放流されてしまったがために、その後なかなか35㎝を超えるサイズが釣り難くなってしまったので、33㎝にサイズダウンして運営していたのですが、最近はそれすら難しい状況となってしまいましたので、2枚目はサイズ自由で登録入替無しとなったわけです。
 その結果少しでも良いサイズが釣れるまで我慢できます。その結果としてまたまたある特定の方が良いサイズを釣り上げて、入賞者が固定されるという結果を招くようになってしまいました。


 3年間毎月大会を開催した結果として感じますのは、このまま続けていると入賞できない方は大会に参加すること自体に面白みを欠いてしまいます。やはり誰でも参加できて誰でも入賞のシャンスがあるようにしなければ、今後続けていくことが難しくなると思うようになりました。


 そこで一つの方法としてハンデ戦を導入するのはどうだろうと思うわけです。できるだけいろいろな方が優勝出来るチャンスがある方が面白いはずですから、優勝者にはハンデを付けてそれすら上回るサイズを釣り上げたとするなら、それは致し方ないと諦めも付くのではないだろうかと思うわけです。


 ハンデ戦の理由は初心者でもベテランでも同じ土俵で対等に戦えるためのものです。ベテランほど勝つのが当たり前では初心者には辛すぎます。確かに向上心を養うには負ける悔しさが必要でしょうが、所詮遊びといいますか趣味の世界ですから、和気藹々と集えて参加すること自体に楽しみがなければなりません。大会が嫌になってしまっては本末転倒ではないでしょうか。


 そういう意味からもいろいろなハンデ戦を考えるわけですが、それも毎回違うようにするのか、それとも一つのルールに固定するのかも、探り探り考えて試す必要がありそうです。


 長くなりましたので次のブログで具体的なハンデ戦を考えてみましょう。