両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 清風池にて釣り大会 10月22日(火)晴れ

 今回は滋賀県にある清風池でまたまたの釣行です。左側(北桟橋)にズラッと並んでの大会となりました。


 初めは19日の予定でしたが雨との予報で、今日の22日となったのですが反対に台風の影響で大雨の予報と変わっていたのです。
 基本私は晴れ男(笑)。とはいえ気象をコントロールできるほどのチカラはありません。あの真言宗の開祖である空海弘法大師も雨乞いは出来たとしても雨を上がらす事は出来なかった様子ですから、凡人で人より頭1つ抜き出たいとの邪気の極みの心を持つ身でありますから、私には天候回復させるようなチカラは微塵も無いのであります(笑)。


 今回訪問しました清風池ですが何故か皆さんとてもお気に入りの様子です。一番の魅力は野池の雰囲気が残っているところでしょうか。貯水池をそのまま釣り堀とされていますので、現実的には護岸工事がされているとしても釣り堀らしくなく、周りに住宅があるとはいえ目に見える範囲は自然いっぱい、隣に小学校があるとしても林の覆われていますので見えず、またその林のお陰で浮きがとても見やすいのです。
 釣り堀というよりは管理池の様相を醸し出しているのですが、管理池というほどの広さはありませんから丁度その中間的存在で、そんなところがまた程良い程度ということでしょうか。
 またもう一つの魅力はヘラブナの活発さのためか引きが強いとされているところです。私自身の感覚ではそれほど特別引きが強いとは思わないのですが、8寸9寸のヘラブナは殆ど釣れずに尺1尺2以上のサイズが揃うことで、結果的に引きが強いとの印象でしょうか。
 また釣り座が比較的高いので、ヘラブナを寄せるというより釣り上げる方向になりますので、相乗効果として引きが強いと感じるのでしょう。その証拠に9尺~13尺程度の竿で攻めると、特別強い引きとは感じなかったのです。
 反対に16尺以上の竿で入れパクを演じますと、腕が上がらなくなるほど疲れてしまいますので、清風池でそれなりの強い引きを味わうにはある程度の長竿がお勧めです。


 さて、清風池は底釣り限定の池ですが、餌は団子でもうどんでもOKの釣り場です。私はいつも両うどんの底釣りをしているのですが、若干ヘラブナの数が薄いと感じていますので、依り多く寄せるために基本は団子餌で今回も団子餌で釣り開始しました。ただ日によっては寄り過ぎて釣りにならない事が起きてしまいますので、グルテン餌も事前に用意しておきます。同行者にはうどんを使われる方もいるのですが、確かにうどん餌の方がサイズアップが得られる印象もあります。事実清風池での私自身の最長寸はうどん餌で出ました。これはやはり小型サイズ程集魚効果が高い事を意味するのでしょう。


 私的にはサイズは二の次でやはりある程度の数は釣りたいのです。ある猛者は1日1枚の大助で十分だと豪語されるのですが、じーっと待ち続ける事なんか私には出来ません。結果長寸大会で負ける事があったとしても、1日の釣行の帰りには数を上げた日の方が気持ち良く帰宅出来るのです。勿論数多く釣れてそこに大助が混じる事があれば言う事なしですけどね(笑)。
 ってことで、やはり圧倒的に団子餌の方が寄りは良いので団子餌から釣り開始です。ただ長竿で寄りの良い餌を使うと警戒心も薄くなるのか、寄り過ぎて困る事がありますので、釣り座がどこになるかによって竿の選択をすることになります。
 浮き桟橋は17尺以内との規定がありますが固定桟橋は無制限です。無制限といっても24尺や27尺なんて事はないと思いますが精々釣りやすいのは19尺まででしょうか。浮き桟橋である程度の長尺を使ってしまうと盛り上がるように寄る事がありますので注意が必要です。同じ浮き桟橋でも10尺以内だとそれ程の寄りはないと思うのですが、経験不足の私にはそれ以上の事はわかりません。


 というわけで今回も臨時釣り大会の開始です。清風池では2枚長寸と決めているのですが、前回は午前1枚午後1枚の規定として大会を開催しましたが、午前中に釣れない方が出てしまったので救済措置を取る事になったのですが、今回は救済措置もなくして時間無制限ですが35㎝以上の規定だけは残しての大会となりました。


 さて今回の結果ですが、前日の大雨で水温の低下と濁りによって釣り辛い日となりました。正直申し上げて11時20分からのランチタイムまでは1枚しか釣れなかったのです。


 恒例の清風カレーを食べた後は、小野会長夫人お手製の蒸しパンを皆さんで頂きました。スパイシーなカレーの後には美味しかったのですが、むさ苦しいオヤジ達の誰1人として、甘い蒸しパンは拒否とはいわれる事なく嬉しそうに食べていたのです。小野会長夫人には改めて感謝申し上げます。


 今日の大会は皆さんも同様に苦労されていたようで、結果として5枚程度を釣り上げるのがやっとの様子です。私は午後から少し餌の工夫と餌の付け方もの工夫をしましてなんとか15枚を数えることが出来ました。朝から気がついていれば倍は釣れていたかも知れないのですが、気がつくことが遅く満足のいく釣果まで伸ばすことが出来ませんでした。
 今回はグルテン餌の反応は皆無で、団子餌でも底釣り用の作り方では反応がとても悪かったのです。ですが不思議なことに浮き回りには泡付けも多くて、それなりに集まっているのは間違いありませんが、何故か針の餌を食ってくれなかったのです。
 最後には集まっているのが目視出来るほどになっていたのですが、それでも浮きには食い当たりが出ないのですから困ったものです。


 それでも皆さんそれなりに楽しまれていた様子で、一番端のラッキー釣り座に入られた竹藤名人の嬉しそうなご尊顔。

 その2つ隣に入られた小野会長ですが、今回も前回の釣行に続き竿を取られてしまった様子で、舟を出して竿を取りに行かれました。心優しい近藤竹竿名人もしようがないなぁって言葉を残しながらも、一緒に舟に乗って竿の回収に向かわれました。



 今回の大会の結果ですが、9人参加で6名しか成立しませんでした。最低登録サイズが35㎝でしたので、それ以上を釣り上げたとしてもそのままでは負けだとして、登録されずに結果として賞レースからの脱落となってしまいました。
 その6名の中で最小寸を小物賞、最大を大物賞、色物・ラッキーセブン賞が成立しませんでしたので大物2位賞を作ってお渡しました。
 今回からはダブル受賞を廃止しました。


 小物賞  35.2㎝ 大山さん参加されるといつも何かを持ち帰られますねぇ。


 大物賞 大西名人 この人はどこに行っても大物を釣り上げています。困ったものですねぇ。

 大物2位賞 菱田名人 ラッキー賞って事です

 2位 松本 淀 76.4㎝ 最後の最後に菱田名人を抜いて2位を獲得です

 1位 村田 76.5㎝ 1㎜差で私です。唯一40.3㎝と大助を釣り上げていましたが、登録サイズではなかったので大物賞を逃してしまいました。ただ登録サイズでは2位のラッキー賞となっていたのですが、賞の2重取りになりますので今回はお譲りいたしました。今後も賞の2重取りにならないように工夫していきたいと思います。


 最終的な大会の成績は下記の通りです。


 1位    村田   76.5㎝
 2位    松本 淀 76.4㎝
 大物賞    大西   39.1㎝
 大物2位賞 菱田   39.0㎝
 小物賞    大山   35.2㎝



 成績です
 今回からダブル受賞を無くしましたので、大物賞1位の村田は大会成績の1位のみとして、大物賞は2位サイズの大西さんの受賞としました。その大西さんは小物賞該当ですが大物賞のみとしましたので、小物賞2位の大山さんを小物賞としました。また色物賞・ラッキー7賞の該当者無しでしたので、大物賞2位を設けまして菱田さんを該当者と致しました。


 竹藤    36.0 38.8  74.8㎝
 松本 淀  38.0 38.4  76.4㎝
 小野    35.3
 近藤    37.0
 大西    39.1 35.0  74.1㎝   小物賞1位ですが大物賞としました
 大山    36.9 35.2  72.1㎝   小物賞2位ですが小物賞としました
 菱田    36.7 39.0  75.7㎝   大物2位賞として選出しました
 村田 男  36.9 39.6  76.5㎝   大物賞でしたが1位のみとしました
 村田 女  36.7