両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 真夏のヘラブナ釣り ファッション編

 いやぁ暑いですねぇ。熱中症になってからでは遅いので、十分な注意と休養そして水分補給は決して怠らないようにしましょう。


 実は、私の回りの釣り人達を見ていると、勿論殆どが高齢の方達ですが、釣り用ファッションが信じられないのです。私にも経験があるのですが、いや実は今でもその傾向を持ち続けてはいますが、釣りに行く場合のファッションは、まさに全く気に留める必要もなく、汚れても良い服装との前提で選んでいます。
 その為に日常的にはくたびれて着られないものでも、釣り程度であれば大丈夫と思っていますので、人の目なんか全く気になりませんが、さすがに若者達はそうもいかず、ルアーでブラックバス等を狙っている人達のファッションは、最先端で決まっていますよね。横で釣っているヘラブナ釣り師達は、邪魔だ向こうへ行け!と怒りながら、薄汚いヨレヨレの服装だったりするのです(笑)。


 いや私が言いたいのは、ヨレヨレの薄汚い格好で良いんです!。団子やまぶし粉で汚れようが、全く意に介せずに釣りに没頭出来るほうが良いに決まっているのです。
 そこがポイントではないんです。この酷暑の中ですら色の濃いパンツ(昔風にはズボン)濃紺のパンツを履いておられるのです。それだけではなくシャツまで色の濃いタイプを平気で着ていることです。それだけでも凄いことですが、まだその上に釣り用ベストを着ている人までいるのです。確かに夏用のメッシュだったりしますが、ヘラブナ釣り師は道具類が多いために、ヘラバッグを持ち込んでいますし、鮎釣りのようにウロウロと歩くこともありませんので、道具や小物類を身につけている必要はないはずです。


 その昔、私はオープンカーに乗っていたことがあります。現実的に屋根を開けてオープン状態で走れる季節は4月までであって、5月のGWには既に直射日光に晒されると、頭が焼けるように暑いのです。当然帽子着用となるのですが、それだけではなく薄い色のジーンズに日が差すと、太ももの辺りが焼けるように暑くて仕方ないのです。そんな時に白いタオル1枚を膝に乗せるだけで、全く暑さを感じなくなったのです。


 それほど服の色は重要で、暑さ寒さに遭わせた色選びが必要だと痛感したのです。


 汚れを気にしなくて良いファッションであっても、真夏には上下とも白系の服を着るだけで、どんなにか体感温度が下がってくれることか、その温度差は1度や2度では無いんです。
 真っ白である必要はないのですが、白系のパンツと薄いジーンズとの差でも随分と暑さの違いを感じていましたが、それが白系と濃紺を含めた黒系では、現実的温度差は33度の気温で白系だと35度程度ですが、黒系だと47度にもなってしまいます。



 どうして濃色の服を着て我慢出来るのかわからないのですが、歳と共に暑さ寒さを感じる器官も老化してしまいます。最近の酷暑では、その体感温度の認識によって、熱中症で亡くなる事態が起きている程です。
 最低限真夏には白色系のファッションを選ぶべきだと思っていますが、実は私は白系だけで無くて、現代的に機能性ファッションを選ぶ事によって、少しでも体感温度を下げるようにしています。
 反対の言い方をするとわかりやすいと思いますが、ヒートテックを着ることで随分温かく感じた経験があると思います。その反対の服を着ることがとても重要だと思っています。


 1つは、冷感機能です。接触するだけでヒンヤリと感じるのです。
 コレは凄い機能で、確かにヒンヤリと感じるのは着たときだけで、ヒンヤリと感じ続けることは出来ません。ただ脱いでしまうより着ている方が暑く感じないのです。


 1つは、速乾機能です。昔は綿素材が汗を吸って良いといわれていましたが、今はポリエステルが最適素材となっています。汗をかいても直ぐに蒸発させてベタ付きを防ぐ気機能があります。その為に少し風が吹くと服の間を風が通り抜けて、とても爽やかに感じる事が出来ます。
 綿素材は、湿度が高くなり熱中症になりやすいので十分な注意が必要です。


 1つは、UVカット機能です。白色を薦めていますが実は白色は紫外線を良く通してしまいます。黒色と比べると雲泥の差があります。UVカット出来てない素材の場合、紫外線の透過率は、白色で約20%ですが、黒色ではたった2%と10分の一に減ってしまいます。そういう意味では、黒色を着ることで紫外線防止になるのですが、表面温度が上がりすぎるので白色が適していることになるのですが、UVカット素材で無ければ日焼けしてしまいます。


 この冷感速乾とUVカット機能を備えている素材選びが、真夏のヘラブナ釣りには欠かせないと思っています


 案外仕事着にも適用されていますので、それ程高価ではなくなりました。以前まではスポーツ用品から使われ出したのですが、徐々に素材の価格が安くなったのでしょうか、比較的安く市中に出回るようになりました。


 色の違いによる温度差が大前提としてあるのですが、不思議と仕事着には黒色が多くあります。知り合いの大工さんも何故か黒色を着ているのですが、室内ならまだしも直射日光の当たるところでは、やはり白系を選ぶ方が良いと思っています。

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 私的には、効果的な暑さ対策としてピッタリしたサイズよりもう一つ大きなサイズを選んでいます。その点はファッションセンスより機能性重視ってことではありますが(笑)。
 長袖シャツを選ぶ方法もあります。多くのヘラ釣り師達は日焼け防止でしょうか、長袖シャツを着られていますが、やはり依り涼しく過ごすためには半袖シャツに軍配が上がります。ただ半袖だけだととんでもなく日焼けして、後が大変なことになってしまいます。ヘラ釣り師は当然パラソルを使っていますが、日焼けという意味では日陰だからと安心は出来ません。直射日光よりわずか30%程度少なくなっているに過ぎないのです。増してUVカットされていないパラソルであればもっとさし込んでしまいます。そこで対策としてUVカット冷感速乾機能のあるアームカバーが適しているのです。

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 このような組み合わせをするだけで随分と快適に過ごせるようになりますが、私はもう一つ使っているものがあります。それこそファッションセンスなんてどこ吹く風で(笑)、暑さ対策もありますが日焼け防止のために使っています。それが覆面です。いやいやマスクです(笑)。顔だけを隠すのではなくて頭からスッポリとかぶってしまいます。こちらもUVカット接触冷感機能などあるのですが、このマスクをかぶってから帽子をかぶりサングラスをしています。

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 そうそう、サングラスも決して忘れてはいけませんね。目から入ってくる光によって目そのものを傷めるだけでなく、目からの眩しいとの情報によってメラニンを作れ!との指令を脳が出してしまいます。その為に光を極力防ぐ必要があるのですが、ここでとても注意する事があります。濃い色のサングラスを使いますと、当然目に届く光は遮られて暗く見えます。その為に瞳孔が大きく開いてしまう現象が起きます。
 つまりサングラスを使う事によって、瞳孔内に紫外線が大量に注がれてしまうことになります。
 釣り用の安いサングラスもありますが、出来れば眼鏡店でUVカット率の高い偏光サンガラスを作ることをお薦めします。私は近眼がありますので眼鏡が必要なのですが、この場合もオーバーサングラスとして、眼鏡の上からも掛けられるものがありますが、私は度付き偏光サングラスを作っています。
 目は非常に大事な器官ですので、決してケチることなく度付き偏光サングラスを是非誂えて頂きたいと思います。


 そろそろお盆を迎える時期となりました。殺生は控える時期でもあるのですが、キャッチアンドリリースのヘラブナ釣りは、比較的心が痛みにくい釣りだと思っています。これは自分勝手な解釈でもありますが、酷暑の中での釣行に少しでも快適になればと思ってファッション編を書いてみました。
 真冬には上下ダウンの防寒着があるように、真夏にはそれに適した服装をすることで、熱中症に掛からない予防をしヘラブナライフを楽しんで頂きたいと思います。


 自分だけは大丈夫でなんて過信だけは禁物ですからね!
アウトドア&スポーツ ナチュラム