両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 益々釣り難くなる時期 夏期 当たり編

 カッツケや浅棚での釣りはこれからはまさに好機となるのでしょうが、床釣りせんんいけでは、水温の上昇と共に益々釣り難くなっていきます。それはヘラブナが簡単に上ずってしまうからですが、食い気が旺盛なのも間違いない事実でしょう。但し循環の悪い池や水質が悪い池では、余りにも高温になってしまった場合には、極端に食い気が落ちてしまいます。そんな状態の池で食わせるのは至難の業ですから、アレコレと考えるより池を変えた方が賢明ではないでしょうか。


 さて、底釣り専門池で食い気旺盛なヘラブナ相手にして、如何に床で食わせるかを腐心しなければなりません。それこそ山上湖などの環境の良い池に遠征した方が、釣れても釣れなくても精神衛生上は良いようにも思うのですが、日曜釣り師として遠征もままならず、それこそ日曜の度に釣りに出かけたい私にとっては、遠征費用を捻出するために今週の釣りを諦めるなんて芸当は出来ないのであります。


 そこで真夏の暑い京都の池でも、何とかして釣ってやろうとの野望の火を燃やすのですが、思いばかり先走ってしまって、釣果に結びつかなく竿を投げ出したい気分となってしまうのです。
 大事な竿を折らないためにも、自分のために程々の釣果を確保する必要が出てくるわけです。


 基本的にヘラブナは如何に食い気を起こさせて、針に付いている餌を食わせるかに尽きるわけです。


 では、今食ったかどうかの見定めは、浮きからの信号となるはずです。誰しもわかるような一節二節をツンと落とす当たりは、スレの場合もありますが基本的には食い当たりと考えて良いはずです。ただそれ以外にも食い当たりがあるはずですし、反対に今のは食い当たりではないと決められるのもあるはずです。
 誰にもわかるような食い当たりをどのように出すかが1つのポイントでしょう。また誰にもわかるような当たりでもなくても食い当たりもあるはずです。


 ベテラン諸氏は、そこの所の見定めが出来ているとおもうのですが、同じような仕掛けや餌を使っていても、寄り多く釣り上げられる釣り人は釣れない釣り人より見定めが出来ているのも、差が出る1つではないでしょうか。
 勿論同じ仕掛けでも振り込み方の違いや浮きの朝来方法に違いがあったり、餌の付け方など細かい点で違いがあるとは思いますが、当たりがわかるかどうか程にハッキリとした違いの差はないような気がします。


 ではどんな当たりが食い当たりなのでしょうか。モタレ当たりも食いの場合もありますが、多くの場合はスレではないでしょうか。消し込み当たりはどうでしょう。やはりスレの方が多いような気がしますが、上唇センターで釣れて来る事もあります。YouTubeなどを見ていますと、ベテラン釣り師の合わせを見ていましても、当たりがわからない場合があります。何度再生をしてもわからないのですが、揺れていた浮きが一瞬静止した時に合わせられているようです。
 私の場合は床釣りですので、基本静止しているわけですから、宙釣りのように横揺れをしていて静止する事は殆どありませんが、とても小さな黒線の半分のような当たりが確認出来る場合もあります。ただ多くは厳寒期の当たりで夏場の当たりは比較的大きいように思っています。
 実際はそうでもないのですが、当たり見定めはとても難しいと思っています。


 現実的当たりの確認方法は、「浮きが動いたら合わせてみる」コレに尽きると思っているのですが、カラツンを繰り返すと嫌になってしまいますよね。といって綺麗な節当たりを待ち続けていると、餌を取られる率が増えてしまい空針で待っているなんてバカな事になりかねません。


 夏場の浮き選びは鈍感な浮きと私は思っています


 ジャミの余計な当たりを相殺して浮きに紛らわしい当たりを出さないためですが、鈍感な浮きのためにジャミに突かれ続けて餌が落ちてしまっているなんてことも見定めにくいのです。


 床計りも上針トントンで調整していますので、餌落ち目盛りが床そのものになるわけです。宙釣りのように綺麗に餌落ち目盛りが出しにくいのですが、空針を待ち続ける愚を犯さないためには、上針を若干床を切った精々1目盛り程度を切り、うどん餌が落ちた事で浮きの出方が変わるように調整すると、空針を睨み続ける事はありません。



 当たりの見定め方は、結果としてある程度の経験を積む以外ないとしても、ヘラブナの視線を如何に床に向けさせ、底にある餌を食わせるかを考えなければならないでしょう。
 その対策方法については、明日のブログってことにしておきましょう。


 いや、対策がわかっていたら苦労はしないのです(笑)



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