両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 水温24度の状況から考えるヘラブナ釣り

 7月21.22日と連続釣行で感じる事がありましたので、その反省をする事で次に繋げる事が出来るのではないかと、小さな希望と大きな野望を胸に秘めて、上位入賞を虎視眈々と狙うのであります。


 淀の釣り天狗池は、井戸水が常時注水されていますので比較的水温が安定しているのですが、真冬でも12度ありますので釣りが成立するわけです。今の時期は例年に比べて比較的涼しいのもあり、春先から極端な水温の上昇は起きていません。この後梅雨が上がり、本格的な夏の日差しが照りつけるようになると、どこまで上昇するのかわかりませんが、毎週水温を測り続ける事で年間の水温変化がわかるようになると思います。


 さて、淀の釣り天狗池は、水深2m程度と比較的浅く、関西のうどん池としては平均的な水深と思われますが、水温による状況変化も起きやすいと思われます。このところ24度程度で推移し続けているように思いますが、2mの水深で24度もあれば比較的に上ずり現象が起きやすいようです。
 水温が低い時期であれば、少々の上ずりは気にしなくて良いようにも思うのですが、いやいや水面にまで上ずる事は比較的少ないのですが、反対に冬場に起きる現象としては、底から30㎝程度上に留まる傾向があり、当たりが貰いにくい事が起きてしまいます。
 そんな水温変化によってヘラブナの停滞する水深が決まってしまいますが、それを如何に底に向けさせるかが、天狗池に拘わらず比較手か浅い池での攻略法となります。


 自由池であれば、停滞層をいち早く見極めて浮き下を決定するのとが重要ですが、床釣り専門池では如何に底へ向けさせるかが課題となります。
 どこの管理池であろうとも今まで見ている限り、ヘラブナが底に留まっているなんて経験した事がないのです。当然ヘラブナは中層魚だとの事ですから、鯉のように底べったりと張り付いている事は先ずないと断言出来るでしょう。そんな状況での床釣りは理にかなってないようにも思うのですが、床釣りでの小さなツン当たりを綺麗に合わせる事の喜びを知ってしまったために、その釣りからは抜け出せないでいます。


 ヘラブナの中層に留まりたい思いと、釣り師の床釣りの魅力から如何に底へ向かせるかとの勝負となるわけですが、水温24度はとても悩ましい温度となると思っています。春先から最近まで21~22度程度の水温で推移していたわけですが、比較的ヘラブナを床に向かわせるのは容易であったように思いますが、23度を超える当たりから上ずり安さが目立つようになってきたと思います。
 このたった1度か2度水温上昇の為に、ヘラブナの動きがガラッと変わったような気がします。反対に1度か2度水温が下がるだけでもヘラブナは口を使わなくなってしまいますから、今日の水温が23度だとしても24度から23度になったのか、22度から23度に上昇したのかでは意味が違ってくると思っています。


 いずれにしても24度を境にして益々上ずりやすくなっていくと思いますので、床釣りも益々難しい局面を迎える事となるでしょう。
 そこでどのような対策を取れば良いのでしょうか


 私的な対策方法としましては、浮きの感度が鈍いタイプを使うことです。パイプトップにしっかりとオモリが乗るタイプといえば良いでしょうか。少々のジャミ程度では動きを伝えないタイプ、実際にはそれ程変わらないはずですが、冬期は反対で繊細な浮きを使うだけで当たりが出る場合が多々ありますので、ジャミや餌の沈下途中に食われないためにも、比較的鈍感な浮きを使うようにしています。
 同時に極端にヘラブナを寄せないまぶし粉を使う事でしょうか。まぶし粉の種類によっては、あっという間に寄せてしまい、水面が盛り上がるように先を争って食っている様相を見せるタイプのまぶし粉では、今の時期から先は全く釣りにならないのです。


 先日は大会でも会ったのですが、比較的寄せの悪いタイプのまぶし粉をあえて使った結果は、当たりは少々遠くなったとしても、上ずっているヘラが少なく反対にいえば寄ってないのでしょうが、綺麗な当たりが出て釣りやすい状況を作る事が出来ました。
 ただ午後からの釣りは上手く組み手取る事が出来ずに撃沈してしまったので、単に鈍い浮きを使い、寄りが悪いまぶし粉では駄目だった事になるのです。


 次に取れる対策はいったいどんな方法でしょうか。実は冬場のように少し長めのハリスも使ってみたのですが、どうも途中で取られる率が高くなりましたので、やはり短めのハリスが良いとは思ったのですが、もっともっと興味を下方向に向けさせるには何をすべきなのでしょうね。


 また初心に戻ってまぶし粉の研究から始めた方が良いのでしょうか。う~ん・・・どうしましょうかねぇ。寄せたいけど寄せすぎては駄目なんだから、損に事に適しているまぶし粉なんてあるんでしょうか。
アウトドア&スポーツ ナチュラム

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