両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 家人にも歓びを・・・ワラビ餅

 ヘラブナ釣りをしていますと道具類の多さや釣り餌の匂いなど、それはそれは家人に対して迷惑ばかり掛けていると思うのです。場合によっては車に乗りたくない!と拒絶されている方も多いのではないでしょうか。


 実際玉の匂いは強烈ですから、釣りから帰ると即天日干しをして匂いを飛ばすようにしなければ、私も臭くて乗りたくないと思うほどになってしまいます。


 私の場合は玉だけでなく大会用に検寸台も用意していますので、幾ら大会終了時に石けんで洗ったとしても匂いは残りますので、釣行毎に天日干しをして匂いを消すようにしています。


 他の釣り道具類も出来るだけ隅に追いやり、家人との共有場所には置かないようにするのですが、多くは自室に持ち込んでストックするようにしています。そこで一番大変なのが餌類です。少しでも漏れ出すとゴキブリの巣になりかねません。屋外に置くとネズミにかじられてしまって大変なことになります。出来るだけ密閉容器を用意して匂いなども漏れ出さないようにして今のところ安全に保管できています。


 ただペレットなどを粉砕する場合は、屋外に出て砕かなければ匂いが家に中で充満してしまいます。少しでも不快な思いを抱かせないようにしなければ、日曜毎に釣行するのも難しくなってしまいます。


 と、ここのでは家人に対して少しでも迷惑を掛けないための方法です。次は少しでも喜んで貰う方法です。実際喜ばれているかどうかは知りませんが・・・・


 先ずは大会の景品ですが上位入賞は別として、飛び賞などは家庭用品を選ぶようにしています。以前までは洗剤やティッシュを用意していたのですが、コロナの時期はアルコール類も用意しました。ただ洗剤も好みがありますので喜ばれるとは限りません。そこで浮き止めゴムのような釣り用具を用意するようになっていました。それでは釣り人本位となってしまいますのでもう少し変えた方が良いと思いました家庭用品に戻すようにしたのです。


 ただ家庭用品はやはり好みに違いがありますので、小袋に分けられている鰹節や小袋のインスタント味噌汁、素麺や乾燥うどんなど食品類の消耗品を選ぶようにしています。そうすると少しでも家人に対するお土産となるはずで、少なくても嫌な顔はされないのではとの目論見で用意するようにしています。


 そしてもう一つ家人に対する物としてはワラビうどんです。両うどんの底釣りをされる方はワラビうどんを作っている方が多いと思います。つまりワラビうどんは簡単に作れるのですから、市販されているわらび餅程度は簡単に作ってしまえるのです。


 このワラビ餅を作る場合は釣具店で売られているワラビうどんの素ではなくて、市販されている食用のわらび粉・片栗粉・タピオカ粉・コーンスターチで作ります。釣り用のワラビうどんの素がどんな材料で作られているか解りませんので、食用基準で販売されている材料を使うべきと思っています。釣りに使うワラビうどんも食用のわらび粉やタピオカ粉を利用するようにしています。


 私のワラビうどんのレシピはデンプン70gに対して水175ccですが、これでワラビ餅を作ると硬すぎますのでデンプン35gに対して水200ccです。


 この量を丼か大きなマグカップにいて砂糖を好みの量を入れてから電子レンジに掛けます。私の場合は電子レンジに食材の温度表示がされますので、60度でいったん取り出してかき混ぜてからさいど電子レンジに入れて80度まで温めて出来上がりです。いったん取り出して混ぜると出来上がったときに再度混ぜなくても良いから楽に作れます。


 出来上がったワラビ餅を容器に入れてから冷やすのですが、柔らかいので大きなタッパーに入れて冷やし、冷やしてから包丁で切るのが一番簡単ですが、お猪口のような小さな容器に入れて冷やすと、カットする必要もなくそのまま食べる事が出来ます。冷やす方法は氷水の中に容器ごと入れて全体を冷やします。


 容器からはつるんと簡単に取り出すことが出来ますので、取り出してそこにきな粉と砂糖を混ぜたものを振りかけて出来上がります。きな粉に黒蜜やメープルシロップを掛けても美味しく食べる事が出来ます。


 いつもいつもワラビうどんを作っては台所を汚していると思いますが、うどんを作ったついでにわらび餅を作ってみるのも良いと思います。但しそれはフナの餌でしょ!!とツッコミを入れられないためにも釣り用の餌ではなくて食品基準の材料を使っていると伝えましょう。


 但し毎週毎週作っていると飽きられますので何でも程々にすることで、リクエストがあれば喜んで作ってあげましょう。少しは感謝されるかも知れませんよ。


 あっ!!ここで注意です!!
 お孫さんに食べさせる場合には、年齢によって細かく切ってあげる必要があります。喉に詰めると大変ですから小さくカットするのと同時に出来るだけ柔らかく作ることです。最近賞味期限30分とか極端に短い時間を売り物にしているワラビ餅の店がありますが、あれはなんのことはないデンプンの量が少ないだけです。そのようにして作ると切ることは出来ずに容器からスプーンで食べるようになりますので、余計に喉を詰めやすいのでスプーンを使うほど柔らかくしないようにしましょう。実際子供だけでなく年寄りの方が危ないかも知れませんね。毎年餅を喉に詰まらせて亡くなる方がいるのですから注意が必要です。


 美味しく作って孫におじいちゃん美味しい!!っていって貰うのも良いと思いませんか?



 家人についてご説明を・・・
 家人とかいて「かじん」と「けにん」と2つの読み方があります。当然私が使う場合はこのかじんとの読み方で使っているのですが、家人とは家に同居する全ての人との意味です。主人つまり私以外を指す言葉で、女房や子供だけでなく居候や下宿人なども全て指す言葉で、つまり一緒に暮らす人となっています。


 一方け家人を「にんと」読んだ場合は、身分制度としての家来というか奉公人を指しますので、一種の差別用語になりますので注意が必要です。


 良く似た言葉で御家人「ごけにん」という言葉がありますが、御家人は将軍に仕えた人を指します。旗本と言う表現を聞かれたこともあると思いますが、旗本は将軍に会える人で御家人は会えない人との差があり、お目見え以上お目見え以下との差がある身分となります。


 最近はLGBTQとの表現が出てきていますが、家族構成の多岐にわたる現代ではパートナーも確定的ではないようです。そういう意味では家人との言い回しも語弊があるかも知れませんが、私が家人を使う場合は同居する私以外との意味合いで使っています。