両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 空調服の充電器とコンセントの発熱

 最近になって徐々に空調服を着用されている方が増えてきました。熱中症対策としては大変有効なアイテムですから着用を強くお勧めしますが、当然ファンを回すのですから電源が必要になります。屋外のことですからバッテリーに依存するのですが、そのバッテリーの出力と容量によって風の強さと稼働時間に違いが出てきます。


 ただ私の経験上のお話ですがどうもその数値を鵜呑みに出来ないと感じています。まず1つのバッテリーは出力7.4vで容量は5,400mah(ミリアンペア)です。このバッテリーで最大風量で使用した場合には約9時間使用可能でした。ところが5.0vで10,000mahのバッテリーで最大風量で使用すると6時間しか保たなかったのです。
 容量が約倍もあるバッテリーで使用時間が短いのですからこれはどうしたことだろうと思うのですが、5vで早く減るのは多分ですが5v以上の高出力で駆動しているためではないかと思うのです。通常4段階程度の切り替えスイッチがあると思うのですが、5vのバッテリーで10vの出力をすると駆動時間が短くなるのは当然のことだろうと思います。このうよに無理して駆動していたとするとバッテリーの減りは早いのが当たり前ですね。
 これは車でも良くあることで馬力に余裕がある車と余裕がない車であれば、同じ使い方をしていると馬力が小さい方が燃費が悪いのと同じではないでしょうか。
 ただ5vのバッテリーをどうしたら10vの出力が出来るかわからないんです。通常であれば直列に繋ぐことで出力は増えていくのですが、バッテリー内の構造も安いタイプは乾電池のようなものが2本か3本入っていますので、内部構造で直列にしたり並列に出来るのでしょうか。


 ということで高出力のバッテリーを選ぶのが良いことになります。例えば超有名なバートルの製品では、最高出力17vですが容量はたったの3,350mAhしかありません。これだととても短い時間しか稼働できないはずですが、実際は17vは確かに短時間ですが12vで使用した場合は7.5時間で9vで使用した場合は15時間可能です。6vに至っては30時間使用可能となっているのですから、先の5vの10,000mahのバッテリーはとても多い容量にも拘わらずたった6時間しか使用できないのですから、単純に容量だけを比べるのは間違っているのかも知れません。


 下記のようにプロ仕様のものが安心ですが高価です。

 こちらのタイプは普及品ですが求めやすい価格ですが駆動時間に極端な差があります。



 また最新のバートルのバッテリーでは3.5時間もあればフル充電が可能ですが、低価格のバッテリーはとても長い充電時間が必要になります。そこで問題になるのが充電時の発熱ですがバッテリーそのものが発熱する場合とコンセントが発熱する場合の両方があります。


 基本的には性能の良いバッテリーであればバッテリー本体が発熱することは少ないのですが、もし発熱しだした場合は触ると火傷をする可能性もあるので注意が必要ですが、そのまま充電して火災になると困りますので決して睡眠時間に充電をするようなことは避けて下さい。
 またコンセントも熱を帯びてしまいますがバッテリー本体よりコンセントが発熱するのは極当たり前のことですが、それでもバッテリーの発熱時と同様に焼けた臭いがするとかコンセントに変形を認めた場合は直ちにコンセントを抜かなければなりません。ただその場合も極端に熱を帯びていますので確実に火傷をします。取り扱いは慎重で尚且つ大胆に行って下さい。


 またヘラブナ釣りなどで水に濡らしたバッテリーは決して使わないようにして下さい。火災の原因になりますので勿体ないからと充電する事自体危険ですし、使用中に燃え出すこともありますので注意が必要です。


 基本的にコンセントが発熱することは異常ではないのですが、それでも心配な場合は充電を一時中断して冷めてから再度充電することです。またこの場合コンセントを抜いてもなかなか冷めない場合は中が壊れている可能性もありますので、充電して使わないようにした方が良いです。
 またコンセントに繋がっているケーブルが発熱するのは異常ですが、許容範囲であるかどうかは素人判断が難しいと思いますので、出来るだけ新しいケーブルを用意された方が良いのではと思いますので細心の注意を払って充電をして下さい。


 使い方として合っているかどうかわかりませんが、USBケーブルを交いして充電するタイプの場合はコンセントに直接差すのではなくて、パソコンやテレビのUSBジャックに差して充電すると発熱はしません。
 特にパソコンの場合はパソコン本体に送電する段階で出力が変換されていますので、コンセントの変換器よりとても余裕を持ったタイプが使われていますので発熱が抑えられるのではないかと思っています。
 但しこの使い方は推奨されていません。もしパソコンが壊れても責任は持てませんので自己判断でお願いします。


 何れにしても長時間の充電には常に気をつけて状態の確認を怠らないようにして下さい。見て確認すると共に臭いでも判断出来ますので細心の注意をして下さい。


 昨今の異常な気温は記憶にないほどの高温になっています。それこそ昔であれば精々34度にもなればとんでもない暑さだったのではないかと思いますが、それでも夕方になれば夕涼みが出来る程度の気候だったと思います。それが今では夕方になっても30度を下回らないほどの気温になっています。当然昼間には35度を超える日も珍しいことではなくなっていますので強く空調服の着用をお勧めしたいのですが、購入後の取り扱いを間違うと大変なことになりますので今回敢えて注意書きを載せてみました。
 そういう意味では信頼の置けるメーカーの製品を購入すべきですがやはり高価になりますので、私のように出来るだけ安いものを探している者にとっては取り扱いを間違わないように注意をしています。
 充電途中に見て触って臭いを嗅いでみる。この習慣を是非身につけて下さい。前回良かったから今回も大丈夫と思うのは大間違いです。有名メーカーの製品でも製造は中国だったりしますので、製品のバラツキは必ずあると思って取り扱うことを強くお勧めします。


 やはりヘラブナ釣りなんて所詮遊びですから安全第一ですよね。家が燃えたではしゃれになりませんから!!