両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 今年もあと2回か3回の釣行

 今年も既に12月の半ばと無事過ごしてきました。残すところあと3週間となりましたが今年の釣りはあと2回行けるかどうかでしょうか。年間4~50回の釣行でしたが思い返しますと釣果は昨年より半減してしまったような気がします。どこにその原因があったのか全く解らないのですが、当たりを出すのに苦労した1年だったように思います。
 なんとか18日の土曜日と19日の日曜日には釣行出来ればと思っていますが、今年最後の26日の日曜日には行けないかも知れません。とは言いながらも2日には初釣りに行っている可能性もありますので、海釣りや鮎釣りのような納竿の時期が全く無いのがヘラブナ釣りのようですね。まぁ野池組は真冬はどうされているのでしょうね。釣り堀へと転身されるのか春の乗っ込みまでじっと我慢の子でおられるのかわかりませんが、釣り堀組は年中無休ですからなんか駄々っ子のような釣り人のように感じてしまいます。


 しかし釣果が半減した原因の1つは歳と共に短気になったためでしょうか。良い当たりが出るまで待てないんですよね。もう少し待つことでツン当たりが出たかも知れないのですが、触りが出ていても食い当たりに繋がらない場合はサッサと打ち返してしまうんですよね。どうしても早い当たりが出したくてヘラブナを寄せようとするのですが、寄れば寄ったでどうして食い当たりが出ないんだと焦りにも似た感覚で、またまた打ち返してしまうんですからどうしようもありません。


 人間歳を取れば取るほど温和にならなければなりません。好かれる爺-じを目指すためには、良々と目を細めて全てを受け照れるような温和にならなければならないと思うのですが、事ヘラブナ釣りだけは温和に待っていられないんですから困ったものです。


 とはいえ当たりがないのをじっと待っていられるほど人間そのものが出来ていませんので、やはり当たりを出そう出そうとして打ち返しを多くしてしまっています。結果として釣果が半分の結果となっているような気がするんです。今年は良くて40枚台で多くは20台後半から30枚台だったように思います。良い年は60枚70枚釣れていたのですから半分の釣果になってしまっています。


 半減した原因は待てない短気さともう一つはいつまで経っても実験を繰り返しているところでしょうか。これで良いという結論に達することが出来ずにコレはどうだろう、こうすればどのように変わるのだろうと、釣行の度に実験を繰り返してしまって良い状態が維持できないんですよね。反対に先週良かったのでもう一度同じようにしても良い結果にならなかった事も多々あったので、また新たな取り組みを試す必要があったといてうことにもなります。
 ベテランさん達は既に答えも出ているでしょうから、もし釣れなかったとしても達観されていてそんなものだとして次の週へ向けて準備されているはずで、私のように迷うなんて事は微塵もないのではと思ったりします。


 しかし浮き1つとっても違いがあり、ハリス長や針のサイズ、餌のサイズとまぶし粉の関係、団子餌の開き速度や重さ加減などなど、いつまで経ってもこれで良しとする状態にまで持ち込めないんですから困ってしまいます。


 特に水温が下がり出すと余計に難しくなってしまいますが、それでも盛期のような釣れ方を求めてしまいますので、これもまた苦労する原因を身だから作ってしまっているのでしょうね。


 お年玉的に宝クジが当たってくれて竿も全て一新するようなことが出来れば、また新たな気持ちで新年を迎えて第一投といきたいのですが、そうは上手い話は全くありませんので使い慣れた竿で、古女房のように労りながらご苦労さんと第一投を投じることになるのでしょう。


 ん?古女房からいつ労ったんだ!!と叱られそうですが、竿がへし折られるほどの大助を釣り上げたいと思いながら、なかなか実現できないもどかしさを持ち続いて年末へと来てしまいました。 
 あと2回か3回の釣行でことしも良い年だった思える釣果を残すにはどうすべきか。もう一度考え直してみましょうかねぇ。