両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 12月4日(土) 大助のみの新ベラ放流

 明日は今年最後の天釣会の月例会で今日はもう一度確認する事がありましたので、下見を兼ねて天狗池にやってきました。

 いつも大会の前日に試し釣りをして大会当日に備えるようにしているのですが、慣れ親しんでいる天狗池ですから無理に前日に試し釣りをする必要はないのですが、なんとなくの不安というか当日にマゴマゴしないように確かめておきたいところもありますので押っ取り刀で駆けつけるわけです。


 押っ取り刀って意味はご存じですか?なんとなく解ったような気になっていますが、急な出来事が起きたために刀を腰に差すまもなく手に持ったまま駆けつけるという意味です。ということは慌てて駆けつけるという意味であって、弱いのに刀を持って駆けつけという意味ではないんです。
 そういう意味では私の表現は大いに間違った使い方で、ゆったりとかおおらかやへっぴり腰という意味はどこにもないんですよねぇ。もしヘラブナ釣りで使うとすれば、今OO池で良く釣れているとの情報を聞きつけて押っ取り刀で駆けつけたというのが正解のようです。


 さて釣り堀だとしても不思議と調子が変わってしまいます。それも1週間経てば全く違う池のように様子が一変してしまうことがあります。あれほど良く釣れていたのに当たりすら出ないとか、この池にはヘラブナが居るんだろうかと疑いたくなるほど気配すら感じなくなったり、反対にとても渋い状態だったのに今日は爆釣するなんてことも起きるわけです。
 そういうことからも前日に確かめておくことで当日慌てなくて済むのです。それもどちらかというと使用餌というより尺数の確認でしょうか。いつもは釣り味の良さを求めるが余り出来るだけ長尺の竿を出したいのですが、触りはあるけど食い当たりが出ないなんて事があったりします。そんな時は一気に7尺や8尺の短竿に切り替えることで良い釣りが出来たりするんですよね。特に冬期にはその傾向が強いために前日の確認作業は重要だと思っています。


 とはいえ幾ら前日に確かめたとしても雨が降ったり風が強くなったりすると、その場合も一晩で一変してしまいますので前日の確認なんて全く意味をなさない場合もあります。何れにしてもその場で直ぐに判断して切り替える事が出来るかによって釣果が変わってしまいます。
 今回も前日の雨と地震によってどう変化しているのかも確かめる釣行となったのです。ただ大会用のポイントに入りたかったのですが、天気予報では強い西風が1日中吹くとのことでしたので小池の塀側に入ってしまいました。
 池に到着しますとなんと天釣会の大会に参加して頂いている無我の会の藤田さん達がいるじゃないですか。それも予約していた釣り座の側に、聞くと西風が強く吹くからと私が選んだそのままの理由が帰って来たのです。ということで残念ながら大会用のポイントの様子は全くわからずで大会当日までお預けとなってしまいました。


 1人大池で頑張っていた川久保さんですが・・・

 風の強さと寒さで小池に逃げてこられて真冬の格好に変身されています。(笑)


 全体の印象出が新ベラが放流されて10日が過ぎて、新ベラの動きが一段落した印象があります。ただそれが雨の地震の影響なのか解りませんが明らかに当たりが減っています。取り敢えずいつものようにアレコレと試してみるのですが、これでいいと結論が出ないまま終わってしまいました。


 小池でしたので初めは竹竿でスタートです。本調子ですから良い曲がり方をしていますね。なかなか気持ちが良いのですが午後の後半にはHERA Sに変更してしまいました。


 動向の紅がとてもサイズは小さいのですが良い形のヘラブナを上げています。


 今回は小池に入りましたので当たりが少ないのかも知れませんが、皆さん苦労されていたようで当たりが上手く出せていない様子でした。朝の水温も先週より2度下がっていたのが原因かも知れません。サイズ的にも良いサイズが上がらず36.5㎝が最大で、釣果も43枚でしたので先週の半分の枚数です。


 午後3時になってなんと40㎝オーバーの大助のみ200㎏の放流が行われたのです。詳しい様子は次のブログで発表します。

 このカゴに入っているヘラブナの全てが40㎝オーバーだったのでそれはそれは見事でした。明日の大会はとんでもないことになるかも知れませんね。