両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラ竿を鍬に持ち替えて

 GWといえども緊急事態宣言下ですから毎日ヘラブナ釣りへ行くことも出来ません。まぁまぁ体力的な問題があるのですが、道具の整理ばかりしていられませんので、ほったらかしになっていた庭を少し触りましょうか。
 ただ雨が降るとどうしようもありませんので晴れた日を選んでとなるのですが、晴れた日はそれこそ釣りに行きたい病が頭を持ち上げてしまいますのでなかなか悩ましいのであります。


 その昔は芝を張っていましたので気が向けば芝刈り機を使っていたのですが、いつしか芝から雑草へと取って代わられて、芝刈りでは上手く刈れなくなりナイロンコードを使った草刈り機を用意していました。ところが初めは良かったのですが不思議なことに簡単に切れてしまうようになり、気がつけば草も生え放題となっていたのです。
 一念発起して畑を耕すように土を掘り起こして、草を除去してからは黒いナイロンシートを貼って雑草が生えないようにしていました。この黒いナイロンシートはなぜかマルチというらしいのですが、マルチとは畑を被覆することをマルチング(mulching)というのですが、そこから来ているのかも知れないですね。
 カタカナでマルチというと複数を意味するマルチと混同するのですが、その場合のマルチはmultiと書きますので、ナイロンシートのmulchとは違う事がわかりますね。


 そんなマルチで庭を覆っているとやはり雑草は全く生えてきませんでした。これはしてやったりと思っていたのですが、実は雨が降るとパラパラと煩いんです。雨の音を気にするか雑草を気にするかと二者択一となっていたのですが、ナイロンシートで覆った状態を1年近く続けてみて、なんだか庭そのものが味気ないと感じでしましたので、それこに何か植え付けようかと思いだしたのです。


 ところが実際何かをしようとすると色々な問題が出てきます。勿論元々が畑ではなかったのですから土そのものに問題があります。耕していなかったのですから土は硬く施肥も全くしていませんので、野菜であればその種類に適した肥料が必要で、また湯野菜の種類によっては連作が出来ないなど、素人にとってはなんのこっちや!となったのです。
 実際これには困りました。一歩も踏み出すことが出来ません。本を読むとアレコレとありすぎて余計に手が出ませんので、書いてあることから自分に都合の良いような部分を取り出して、植え付け準備をしてやろうかと思ったのです。


 ただその前に何をおいても土を軟らかくしてやる必要がありますが、慣れない土いじりですから腰が痛くなってしまい長く続けられません。農業をされている方達の苦労がひしひしと感じるのですが、野菜が高騰したといっても作る作業からするととんでもなく安いのです。土の管理に病害虫の管理そしと最終的な収穫に至るまでの労働力は並大抵のことではないでしょう。
 大根1本100円で売られていたりしますが、あの大根が縦に入るだけの深さ以上に畑を耕す必要があり、それを1本1本引き抜いては土を落として洗うまで、それを100円でしか売れないのです。原価にするともっと下回りますが、それを数百本数千本と造られているのでしょうから、1度に出来てしまった野菜の収穫作業も気が遠くなってしまいます。
 その昔にエンドウ豆の収穫を手伝ったことがあるのですが、採っても採っても無くならなくて時間ばかりが過ぎていくような、それこそ気が遠くなってしまうような作業だったことを覚えています。


 我が家の庭ですから猫の額程度しかありませんから、収穫作業だとしてもたかが知れているのですが、それでも二の足を踏むのですからサボり癖は相当なものです。
 それを取り敢えずマルチを1度剥がして土を耕し、取り敢えず何か植えられるように準備をしようと思っています。


 実は安直に考えているのですがサツマイモを植えてやろうかと思っています。サツマイモは肥料をそれ程に必要としないと書かれています。追肥も必要ないとの事ですから手が出しやすいと思っているのです。ただ知り合いの農家に聞くと前準備として何と何を施肥しておく必要があるそうですが、それは聞かなかったことしようと思っているのです(笑)。
 それ以外には枝豆はどうだろうと思っているのです。枝豆はその昔畦豆と言われたほどの豆ですからなんとかなるのではと思っているのです。


 GWに釣り三昧というわけにもいきませんので、少し庭でも触ってみようかと思っているのですが、なんとなく挫折しそうな気がしています。さぁどうしたものでしょうねぇ。