両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り ヘラ竿の処分をヤフオクで

 あれもこれも使ってみたいとの欲望から、ついつい新しい竿を使ってみたくなるのですが、そうすると知らず知らずに竿が増えてしまいます。実際はその中から好みの竿が決まって良く使う竿は期これだとななってしまいます。そうなるとどこかで処分する必要が出てくるのですが、実際過去には相当数の竿を処分したことがあります。


 ただ使い慣れた竿は道具といえど愛着がありますので、そうは簡単に手放すことは出来ないでいました。とはいえ寄る年波を考えますと終活も必要ですから、1本また1本と整理する必要があるわけです。


 ただ単純にゴミとして出すのではなくて、現代のことですからネットで処分することで、誰かに再利用して頂きたくようにしているのですが、過去に竹竿やカーボンロッドを多数ネットに掲載して買って頂くことが出来ました。実際どの程度処分したのかわからないのですが、多分20本程度は処分してしまったような気がします。


 竹竿の多くは再度漆の胴拭きをしてネットに載せましたが、買い取って頂くより胴拭き料金の方が高いなんてことも多々ありました。


 実は今回も合成竿2種類とダイワHERA FXの17尺とHERA Fの19尺そしてシマノ月影の9尺をヤフオクに載せました。合成竿は16尺と15.1尺ですがこの16尺はとても愛着があって、殆ど使うことがなかったのですが、多くの竹竿や合成竿は口巻きだとしても黒漆です。ところがこの口巻き塗装がカーボンの穂先と穂持ち合わせて緑色と黒のマーブル模様なんです。色々な竿を見てきましたがマーブル塗装がされているのは初めてのことでした。
 まっ16尺の合成竿ですからカーボンよりは間違いなく重いのですが、竹竿よりは穂先が軽いので使いやすい竿でした。ただカーボンを日常使いとしていますと、やはり合成竿といえどもその重さ故に手にする機会を逸していました。


 今回HERA FXの17尺を手放すのは、今は主流として兆の17尺と本式の17尺を使っていますので、硬式軽量のFXは使わない事が増えてしまったからです。またHERA Fの19尺も長尺のために出番が殆どありませんでした。実際過去にたった2回使っただけでお蔵入りしてしまっていたのです。また月影の9尺も今はHERA Xの9尺を主流として使いますので、やはり出番がなくなってしまった竿の一つとなりました。


 実は他にも処分すべきと思う竹竿もあります。ただつい惜しいと言いますか勿体なくて処分できないでいるのです。一つには高野竹を使った竹竿です。高価な竿だったこともあるのですが、実は竹竿の中古市場は悲惨なもので、尺あたり10,000円の竿の場合には15尺で15万円となってしまいます。ところが中古市場に出した場合は、現役の竿師であったとしても2割程度で売れるのが関の山で、実際は1割程度で落札されてしまったりします。
 それも少し古い竿師の場合には、1万円に届かない場合がある程です。今回も合成竿は6,000円と5,000円で売り出しました。とてもお買い得な価格のはずですが、カーボン主体となっている現代ではこの程度しか値段が付けられないでいます。


 実際カーボン主体で使うようになってからは、竹竿の使用頻度が極端に減ってしまいました。使う回数が減ったのはここ5年のことでしょうか。それでもいつかは使うだろうとなかなか処分に踏み切れないでいるのですが、そういう意味もあって竹竿が処分しにくいのですが、カーボン主体で使っていたとしても、実際にふと竹竿を使ってみたい衝動に駆られるのです。また竹竿を使って釣り味を実感すると余計に処分しにくいんですよね。
 終活という意味ではもっともっと処分すべきなのですがそうも行かないのですよねぇ。 


 またまた新製品が発売されるニュースが流れていますが、そろそろ収集癖から卒業すべきなんでしょうが、またまた食指が動いたりするのです。困ったものですね。