シマノよりヘラ竿 風切[KAZEKIRI] 令和3年3月発売予定
2021年度令和3年3月に発売予定と発表されます。
傑出の振込性能。切って味わうへら釣りの風趣。
異彩を放つ白の中硬式本調子で攻める浅ダナの魅力。
旧モデルとしては飛天弓 風刃のバージョンアップなのか、それとも新企画なのかわからないのですが、ラインナップとして7尺から15尺までありますが、実際は7・8・9・10.5・12・13.5・15の7アイテムです。
基本設計としては浅棚を想定されているようで、コマーシャルメッセージには次のように書かれています。「繊細に操作できて、釣りにふくよかな奥行きが拡がった―『風切』は移りゆく浅ダナの新風を感じさせる竿です。」と書かれていますので、ヘラブナ釣り全般を想定しているわけではなく、桟橋での浅棚対応と限定されている様子です。
価格帯としては景仙 桔梗に近い設定で短竿では、景仙 桔梗が安くて15尺になりると風切が安くなっている様子ですから、比較的手に入れやすい価格設定の様子です。そういう意味では日常使いに適しているのかも知れません。
重量的にも景仙 桔梗に近いのですが、景仙 桔梗は硬式先調子で風切は中硬式本調子ですから、釣り味を楽しむ調子でもあるのではと思います。
品番全長(m)継数(本) 仕舞寸法(cm)自重(g) 先径/元径(mm)カーボン含有(%)本体価格(円)
7 2.10 3 77.0 35 0.9/ 7.0 90.0 20,300
8 2.40 3 87.0 41 0.9/ 7.4 93.8 20,800
9 2.70 3 97.0 48 0.9/ 7.9 94.7 21,600
10.5 3.15 4 87.0 56 0.9/ 9.1 93.6 24,200
12 3.60 4 99.0 71 0.9/ 9.8 95.6 26,400
13.5 4.05 4 109.5 77 0.9/ 10.0 94.9 29,700
15 4.50 5 100.2 85 0.9/ 11.0 95.2 33,000
最後にメーカーのコマーシャルメッセージを載せて終わります。
かつて“浅ダナ”狙いにおいて、時代の寵児ともてはやされた竿がありました―その名は『飛天弓 風刃』。繊細なテクニックが繰り出せる独特の調子を実現した高性能なへら竿で、特に1m以下の浅いタナに必要な釣技が的確に決まることから“浅ダナ専用”と謳われていました。時は流れて、令和の浅ダナ釣法は、それまでの繊細さだけでなく“魚の型と共にパワフルな進化”をしました。シマノはあらためて『飛天弓 風刃』の調子を解析し、シマノへら竿の象徴的な構造『スパイラルX』を『しっとり綾織握りⅡ』と共に装備して、実用性重視の中硬式本調子を仕上げました。硬さランクは0~4ですが、現代のへらぶな釣りにおいて穂先と穂持は、繊細さと強さの両立が求められます。そこで『風切』は、カッツケウキを自在に操れる従来の性能はもちろん、現代の釣りで使用する“大きめのウキでも負けない強さ”も兼ね備えました。強さの源となるスパイラルXで作り出した『風切』の中硬式本調子は、それまで浅ダナ専用調子だと思われていた“風刃”調子の可能性を広げました。“重めになった浅ダナ仕掛け”もしっかり支えて、2本~チャカチョウチンのタナへも対応できます。握りは『しっとり綾織握りⅡ』を採用。疲労感軽減は元より、しっかり握り込めるから釣りに集中ができるため釣果向上に繋がることでしょう。繊細に操作できて、釣りにふくよかな奥行きが拡がった―『風切』は移りゆく浅ダナの新風を感じさせる竿です。
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