両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 釣果予測は初めの1投

 釣行を飽きもせずに続けていますと、今日の釣果が朝一番になんとなくわかるようになってきました。
  それは1枚目が何投目に釣れてくるかです。調子の良いときは1打目から綺麗な当たりが出て釣れてきますが、調子の悪いときは打てども打てども静止した浮きを見続けているようになります。


 私が釣り場に到着するのは比較的遅いのですが、隣の釣り人が少なくとも30分以上前から釣り開始をしていますので、そこにはある程度のヘラブナが既に寄っていたりしますので、それを横取りする形になるのでしょうか。一投目からツンと綺麗な当たりが出て釣れてくるのです。
 先行者がいない場合でもそこは釣り堀ですから、元々そのポイントにはヘラブナは居るはずですから、余計なショックや物音などを立てて驚かせない限り、落ちてきた餌に対して興味を示しますので早い段階で釣れてきて良いはずです。


 それが釣果の悪い日は先行者いても何の反応も出ないのです。同じ池ですからヘラブナの絶対数は変わらないので、同じヘラブナを相手にして当たりの出方が違うのですから、その様子を見てその日の調子が第一投目に占えると思うわけです。


 第一投目からツンと反応が出て釣れてくる日は、それ程苦労することなく50枚突破出来る可能性が高いのですが、当たりの出方が遅いと良くて半減の25枚から30枚程度になってしまいます。もっと調子が悪い日は10枚程度に撃沈してしまいますが、余程調子が悪くない限り5枚以下なんて事はないと思うのですが、とても難しい池に行くと1日で当たり3回しかなくて釣果は2枚なんてこともありました。


 過去にホームグラウンドである淀の釣り天狗池で厳寒期の小池でしたが、たった1枚に撃沈してしまったことがあります。その日はその時の当たりただ1回のみだったのですが、皆さんからは当たらない食わないとの嘆き節が聞こえていたほどです。


 そこでそんな当たりが遅い日には何をするかです。当たらない食わないと嘆いていても好転することはありません。
 1つの方法は何もしないで交通事故のように偶然なの当たりを待つだけです。私には到底出来ない釣法ですが、それで現実的に釣り上げている方が居るわけです。全く釣れないよりは良いのでしょうが、そんな修行のような釣りは私には到底出来ませんので、寄せてやろうと打ち返すわけです。


 ただ釣れない日には何をしても良くならなくて、泡づけが出ているのに当たらないのですから、余程嫌われているのか食ってくれないのです。そんなときほどちょっと竿から手を離した隙だったり、目をそらせた隙にツンと当たりが出るのですから、ヘラブナからこちらが見えているのではと思ってしまいます。


 現実的には見えるわけがありませんが、釣り人側が飽きるほど当たりが出ない時間を経過してからツンと当たったことになるわけです。となると修行宜しく待ちの釣りも捨てたもんではないとなるのですが、今度は嫌って程待ち続けても当たらないのですから皮肉なものです。


 こうすれば釣れるなんて方法は未だに見つけることが出来ないでいますが、こうすれば確実に釣れるとわかった段階で、面白さがなくなってしまいますのでヘラブナ釣りからは卒業してしまうのかも知れません。
 今のところそんな兆候はまったくありませんので、昨日より今日、今日より明日の釣果が1枚でも多く、そして1mmでも大型サイズを釣り上げる欲求は枯れることはなさそうですから、またまた次の日曜日には釣行を繰り返すこととなりそうです。


 では皆さんご一緒にヘラブナ釣りの迷宮の世界へと旅立ちましょう。