両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 ヘラブナ釣り 悩み多き冬期の釣り・・・3

 釣れているとなにも悩む必要がないのですが、釣れないからこそアレコレと悩みそして試していくのですが、それによって得られた答えがその通りに展開している間はこれが正解と思っているのです。そのままでは釣れないまたは同じようなシチュエーションで釣れない場合、前に出ていた答えは単なる勘違だったとなるわけです。
 またはその適応性がとても少ない範囲での設定だとすると、もっともっと細分化されるのではないかとなるわけです。


 釣れる釣れないの大きなウエイトを締めているのではなんだろうと思うのですが、1つはハリス長ではないかと思うのです。勿論ハリス長だけで語れるものではありませんので、その時々の餌の適応性や針や浮きそして道糸など複合によるものであるのも間違いないのですが、単純な解釈をすること自体が間違っているとしても、なんとなく季節要因の対応としてハリス長によってある程度決まるものと思うのです。


 私的な解釈としては夏期は短く冬期は長くが単純なイメージでした。それは夏期は活発になりますので、ハリスが長いと沈下途中に揉まれてしまって餌が持たない事態になったりします。反対に冬期の場合はアピール度が増すために、動きの悪い時期でも釣れる可能性があると思うのです。


 ところでそれが上手く行かない場合があるのです。原因はわかりませんが冬期に長いハリスより短くした方が当たりが出るのです。この場合の理屈としては長いハリスにした場合にはポイントの分散が考えられます。冬期のヘラブナの薄い時期にポイントが分散することで、当たりが出にくくなっていた可能性が考えられ、短ハリスにすることでポイントの集約が出来て、結果として当たりに繋がったと考えられるのではないでしょうか。


 カラツンで上手く乗らないなんてこともよくある話ですが、この場合はハリス長の変更よりは、柔軟度を増すことで対応できる場合もあります。反対に硬いハリスの方がカラツンが減ったなんてこともあるのですが、極々普通の考え方としてはハリスの柔軟度を増すことで、針掛かりしやすくなると思うのですが、カラツンだけでなく針掛かりしてヘラブナを水面に口を出した時に、ポンっと針が外れてしまうこともあると思うのですが、この場合も柔軟度が関係しているのか針のサイズが関係しているのか、これも理屈として解明しにくいのですがアレコレと理屈を無理矢理付けられたりしたとしても、じゃあ次も同じようなシチュエーションに巡り会いますと、同じように対処できるのかとなるとそうも行かないのが現実として突きつけられます。


 仮に直面した現象に対してハリスで対応しようとしても、解決できなかった場合はなにをするかですが、元々冬期であれば敏感さといいますか繊細な浮きに変更しているので、浮きを変える必要はないでしょう。
 カラツンや口外れが起きている場合は、餌に対する興味は得られているのでブレンドは間違っていないでしょう。後は餌そのものの堅さとなりますが、餌がうどんの場合は堅さを変更することが出来ませんので、そのままだとするとサイズの変更でしょうか。カットサイズを変えることでカラツンが減ることはよくあります。


 もしカットサイズやダンゴ餌のサイズを変更することが答えだとすると、その時のハリス長はどれくらいが良かったのでしょう。なにも無理矢理ハリス長に問題を持っていく必要はないのでしょうが、時期によるハリス長との根本的な考え方を捨てるのだとすると、考え方として大きな転換をする必要がある事になります。


 しかしアレコレと書いていますがこうやって見ますと私はいつもいつも迷い続けているって事がよくわかります。それ程釣果の差が激しいことも意味しているのです。
 釣れる量はどれくらいが妥当なのかは私にはわからないのですが、ホームグラウンドである京都・淀の釣り天狗池での釣果は、最多で70枚台だった記憶がありますがそれは特別だとしても、50枚台釣れると満足な釣果といえると思っていますが、調子が悪くなると10枚台に急落してしまうのです。これには何らかの原因があるはずで、単純に冬期だから釣れないこともあるのでしょうが、冬期の釣れない時期にこそ50枚台の釣果を如何に上げるかを悩むわけです。
 冬期だから一桁代で満足なんてことを言い出すと、創意工夫はうまれることはないでしょう。釣れない時期だからこそ何をすれば釣れてくるのかです。その一つがハリス長と思っているのですが、間違っていますかねぇ。う~ん・・・もう少し考え続けることと致しましょう。