両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗釣行記 12月27日(日) 良いサイズが

 年もいよいよ最後の日曜日です。竿納めとして今年最後のヘラブナ釣りでいつもの淀の天狗池へ行ってきました。場合によっては30日にもと思っていたのですが、どうも午前中は雨模様で午後からは雪になるとか。年の瀬ですから釣りばかりではなくて家のこともする必要がありますから、やはり27日が竿納めとなるようです。
 とっても良い天気の夜明けです。今日は日中とても温かくて防寒着を脱いだほどでした。


 ヘラブナ釣りは1年中釣りが出来ますので、竿納めというほどの休み期間はありませんね。海釣りでは多くが日本海方面に行っていましたので、11月に入ると季節風が吹き海が荒れ出しますので、冬型の気圧配置になった段階で納竿となっていました。もっと短い期間としては夏期の鮎釣りでしょうか。6月の解禁から9月の禁漁期までの3ヶ月間だけでしたから、6月の解禁を今か今かと待ちわびていたものです。その間3本や4本イカリの針を結んではアレコレと思いを寄せていたものです。その寂しさを癒やすように真冬の極寒の時期に淡路島へカレイ釣りやメバルを狙っての釣行でしたが、今でこそ橋が架かっていますが以前まではフェリーに乗って少しの船旅をも楽しんでいた記憶があります。そして早春の渓流釣りへと雪を踏みしめて山奥に入り込んでいたのですが、それも精々2月の解禁日から3月の末頃までで、桜の花が咲くか咲かないかの春先には海に向かって車を走らせていたものです。
 そう考えると次から次と釣りものを変えながらも1年中釣り続けていたようで、それぞれの対象魚別に納竿をしていたのですが、ここに来てヘラブナ釣りを年中するようになっていすので、実質的納竿の時期は全く無いというのが本当でしょう。


 今月は来春の初釣り大会へ向けての試し釣りを続けていましたが、今年の締めくくりの釣りでもありますので、爆釣とはいいませんが良い釣りをしたい思いもあります。ただある程度の数を釣ることは出来ると思っていますが、数を減らしてでもどうすれば大型サイズや大助が釣れるかです。そんな大型サイズを先週は上手く釣り上げる事が出来たのですが、私には全く釣れない日が続いていたりしますので、もう一度アレコレと試してみて何が良いのかを確かめたいと思っています。ただ今までももがき続けていましたが答えが出ず、新ベラが放流されたことにより状況が変わってくれているのではと、一縷の望みをもっていますが甘い考えなのでしょうか。


 ということで今日の結果です。実は朝から全く当たりが出なくてどうしようかと思っていたのですが、少し餌の工夫をすることで当たりが出だしました。
 良い引きだと楽しんでいたのですが2枚目には39.4㎝と良いサイズのヘラブナが釣れてきました。もう少しで大助に届きます。

 当たりが出だしてからはポンポンと釣り上げる事が出来たのですが、7枚目には今日1の良いサイズを釣り上げる事ができました。

 手元の検寸台で測ると39.8㎝でしたが池の検寸台で計り直すと40.1㎝ありましたので100円券ゲットです。一応池では大助でしたので2週連続の大助ゲットとなります。


 ただこのあと1枚を追加して8枚になったときに、続けて当たっていたことが嘘のように当たりが止まってしまったのです。これはいったいどうしたことでしょう。訳がわかりませんが、暫く我慢して打ち返していたのですが当たりが出ません。
 そこで竿の変更です。結果的に2回変更しても良い結果には得られず、元の長さに戻すこととしました。そこでやっと釣れてきたのがヘラブナらしい体型のメスでした。


 今日は不思議とカラツンがとても多かったんです。原因がわからないまま釣り終えたのですが、教科書通りの当たり方をしてもカラツンです。誘いの後のツン当たりもカラツンです。いったいどうしてしまったのだろうと思うほどカラツンの嵐です。竿を変更してもカラツンでしたから、浮き下が合ってないなんて事もないはずですが、ことごとくカラツンが続いたのです。
 結局打開策らしいことを見いだすことが出来ないまま22枚の釣果で終了してしまったのですが、何か消化不良のところが残ってしまった納竿日でした。
 ただ今年最後の小大会でしたが、この39.8㎝で1位となって今年の締めくくりとなりました。そういう意味では良い納竿日だったといえます。カラツンとはいえ当たりが出ていたのですから、それに全てが乗ってくれていると50枚は超えていたかも知れませんので、ある意味では大満足での納竿となったといえるでしょう。しかしカラツンが解消できなかったのですから、やはり腕が伴ってないってとなことを実感した日でもありました。


 今のところ大晦日から正月に掛けては寒波襲来とのことで、西または北西の風が強くなる予報が出ています。気温も相当下がる様子ですから、その中でも釣りを成立させるためには何をすべきかです。ただ水温が下がることで小助の動きが止まり、数は釣れなくなりますので体力のある大型サイズが相手をしてくれるようになります。
 いつもは出来るだけ長めの竿を使っているのですが、風が強いと竿操作もままなりませんので、短竿主体で行くべきとかとも考えています。それに上手く答えてくれるかどうかは試してみなければなんとも言い様がありませんね。


 しかしあの川久保師匠が立ち上がって取り込みをされる姿を見ると、ああまた負けてしまったと思うのですが、今回は39㎝程度だったらしくホット胸をなで下ろしました。


 来週が新春月例大会本番です。今日は大人しくされていた大西名誉顧問と川久保師匠ですが、小心翼々と大会を待つこととなりそうですが、有終の美を飾れた満足感を胸に正月期分を味わうことといたしましょう。