両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 12月19日(土) 34枚

 今日もいつものように淀の釣り天狗池に訪問です。晴なのに雲が多くて日差しが恋しい1日となりました。


 12月17日(木)に新ベラが入ったとのことでしたが、先週痛い目に遭いましたので傷心した心を癒やせるか、それとも何か改善できないかとお試しもあっての訪問となりました。
 新ベラ放流では大助が250㎏と書かれていたのですが、残念ながら大助サイズばかりではなさそうですから、釣れたら大型とは行かないでしょう。それでも水温低下しているこの時期に新ベラが入ることで、少しでも改善してくれることを期待しています。


 明日は日曜日ですから天釣会の小大会が待っています。小大会といえども大会ですから、いつも以上に力が入った釣り方になってしまいますので、日曜の釣りから帰宅すると知らず知らずに神経を使ってしまっているのでしょうかドッと疲れが出てしまいます。しかし土曜日には比較的空いた釣り場でのんびりと本来のヘラブナ釣りを楽しむことが出来るので、ゆっくりヘラブナの引きを楽しむことが出来ますので、ゆったりと長竿を出してヘラブナの引きを味わう余裕もあるわけです。そんなときこそダイワの兆の出番で、大きく弧を描く竿の曲がりを楽しみながら悠然とヘラブナをいなし引き寄せる。そんな優雅な一時を味わうことが出来るのも土曜日の釣りならではだと思うのです。
                                 ダイワ 兆


 実際竿の曲がりやヘラブナの引きを味わうためには、竹竿を出す方が断然面白いのは間違いないのですが、あの重量感を1日振り続けるにはやはり辛いものがありますので、同じような引きが楽しめる兆はなかなか離せない優れものと感じています。
 ところが釣り場で兆を見かけることがとても少ないのです。傘寿を超えたベテランさんが兆を使われているのが唯一で、それ以外に見かけることがないのが少し悲しいです。軽量系の閃光LやPにヘラFやヘラSを見かけることが多いのは、やはり軽量竿全盛ということなんでしょうか。


 でもこの優雅な竿の曲がりと手に伝わるヘラブナの動きを知ってしまうと、ヘラブナの首振り動作が軽量系ではカンカンとした伝わり方をしますので、ショックアブソーバーの効きが悪い車に乗っている感覚になってしまいます。
 あの手に伝わる優雅さはベンツのSクラスやレクサスのLSに乗っているような、優しい伝わり方は実際使ってみなければわからないだけに、是非実釣していただきたいお薦めの竿に違いないのです。


 とはいえ軽量系のヘラ竿はとても楽なのは間違いありませんので、疲れ方ないためには間違いなく選択したい竿ではあるわけです。ただそこそこの釣果を得られるとあのカンカンとした伝わり方は手のひらが痛いのです。固い扁平タイヤをはいたスポーツタイプの車は、長距離を走るのに向いていないのと同じような気がします。


 たた数を釣り上げるにはやはり軽量系の竿に軍配が上がりますので、ある程度釣り上げると軽量系から本調子系の竿に交換して、釣り味の違いを感じるなんてとても贅沢だと思うのです。
 そんな楽しみ方が出来るのも土曜日ならではですね。


 ってことで今日の釣果です。新ベラか入ったわりには動きが良くありません。やはり朝一番の水温が11度しかありませんので、先週よりまた1度下がってしまって当たりが遠いと感じます。
 新ベラらしい良い引きで釣れて来たのでこの形の良いヘラでなです。


 同行の紅も良いサイズのヘラブナを釣れ上げますが、私と同じように40㎝には届きません。

 いつものように苦労して釣り上げていたのですが、あの川久保師匠だけはどうして大助を釣り上げるのでしょう。この日もなんと43.4㎝を釣り上げるではないですか。

 不思議ですねぇ。何がいったい違うのでしょう。


 しかしやはり数が稼げなくなってしまいましたので、先週同様ランチを済ませてから7尺を取り出して試してみます。結果として数を稼ぐ事が出来て34枚の釣果に恵まれたのです。