両うどんのヘラブナ釣り

ヘラブナ釣りで人生を楽しんでいる日曜釣り師です

常時50枚の釣果と大助を釣り上げるために

 淀の釣り天狗池 釣行記 12月20日(日) 34枚と43.3㎝

 昨日に引き続いて淀の釣り天狗池です。とても良い天気で気温は低いのですが、日当たりの良いポイントに入りましたのでとても温かく、途中防寒着を脱いでしまったほどです。


 今日は日曜日ですから小大会が開催される予定だったのですが今日は中止となりました。いつも数釣り勝負ではなくて大助勝負ですから数を釣り上げる必要はないのですが、最近の極々小さな当たりを間髪入れずに合わせるためには、やはり軽量竿の操作性や軽快感は捨てがたいものがあります。そこで先ずはダイワの兆でスタートします。とっても綺麗な弧を描きますので兆の柔軟性が良くわかります。


 毎回水温を測り続けていますので水温の変化は敏感に捉えているはずなのですが、実は先週と同じ水温にもかかわらず今日から半減するなんて事が起きてしまうのです。案外ヘラブナの世界も人が想像できないほど住みにくい世界なのかも知れないですね。


 1年通じて釣りをしていますとそろそろこのタイプの浮きが良いだろうとか、ハリスの長さを変えるべきだろうと悩み出すわけです。それを的確に判断出来ると良い釣りかが出来るのですが、
 そんなことを思いながら新春月例会に向けてアレコレと対応を考えるわけですが、結局は一つずつ試す以外にはなさそうです。とはいえ両うどんの底釣りの大きなアドバンテージは、底を釣るのですから最低限棚を迷う必要がない事です。宙釣りなどでは釣れる棚を探る事が必要でしょう。1本の棚が良いのか1本半2本と探るのでしょう。またハリスの長さも数センチ刻みで調整する必要もあるのでしょうが、底釣りは底さえ釣れば良いわけですから案外楽な釣りかも知れません。
 但し底釣りであるだけに1㎝2㎝の浮きのズレが、それこそボーズにもなりかねないほど釣果に響いてしまいますので、床取りだけは神経質になる必要があります。


 今朝の水温は11度です。前日も11度でしたが11.5度といって良いような感じでしたが、今日はしっかりとした11度ですから、0.5度近く下がった感じでしょうか。それだけで今日は釣りにくいだろうと予想できます。


 今日は兆でスタートしましたが11枚釣れた段階で、昨日とても調子の良かったHERA Xの7尺に変更してみます。ところがどうも上手く当たりが出ません。それでも好転するかと攻め続けたのですが2枚がやっとです。とうとう痺れを切らしてしまって次はHERA Sの15尺に変更です。
 これが正解だったと感じるほど良い当たりが続いたのです。


 今日は3回の竿の交換をしたのですが、竿の違いがとても良くわかったのです。兆で釣り上げていたときはヘラブナも大きく暴れることなく静かに寄せられるのですが、軽量系のHERA Sで引き寄せるとヘラブナが暴れるのです。その差はやはり竿の柔軟度によるものと思いますがねそのちがいがそのまま手の感触として伝わってくるのです。


 さて今日の釣果です。新ベラが多くとはいえないのですが、良い感じで新ベラが大きく竿を曲げてくれます。まん丸で時期ではないはずですが子持ちなのでしょうか。


 昨日は川久保師匠が大助を離上げていましたが、今日はあの大西名人が大助を釣り上げるではないですか。まぁね。。いつものことではあるのですが・・・

尻尾が曲がっていますが40㎝を超えていました。

 竹藤副会長も良いサイズの新ベラを釣り上げます。

 こちらは残念ながら40㎝に届きません。


 私もそれなりのサイズが上がったのですが40㎝超えることが出来ません。

 今日は結局昨日と同じ34枚の釣果をあげることが出来たのですが、最後の最後に43.3㎝の大助を釣り上げて納竿することと致しました。いやぁ、久しぶりの大助を釣り上げる事が出来ましたが、こちらはオスで新ベラではなさそうですね。

 今日もとても釣り難い1日でした。隣に入った釣り人は結局ボーズで終わってしまったほどですが、10枚までの方が多かった様子ですが、そんな中で大西名人はそれなりの数を稼がれていましたが、数より良いサイズばかり釣り上げられていたのですから恐れ入ります。
 うどんをのぞき見しますと通常のワラビうどんと色つきを作っておられました。そんなところに良いサイズを釣り上げる秘密が隠されているのかも知れませんね。


 いよいよ年末が近づいてきました。今年も良い釣りが出来たと思える終わり方をしたいですが、果たしてどうなることでしょう。