天釣会 ヘラブナ釣り大会での入賞者平均サイズ
ヘラブナ釣り大会専門クラブとして発足した天釣会ですが、天釣会では長寸大会としてサイズ争いが基本となっています。その大会で入賞した方にポイントを付けて年間チャンピオンを決定しているのですが、1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントとして年間の合計ポイントの上位が年間チャンピオンとなります。如何にして長寸サイズを釣り上げるかが決め手となるわけですが、個人的には数釣りよりも難しいと感じています。
このポイント数も1位を1回取ると3ポイントですが3位だと1ポイントにしかなりませんので、3位を3回取ってやっと3ポイントとなるわけですから、1位の重要性と共に1ポイントの差は結構大きな差となって現れてきます。
今回実際に何㎝を釣り上げると入賞できるのかを、2020年度の入賞者の平均サイズで求めてみました。釣り池によって枚数の制限がありますので一様ではありません。大会内容も3枚長寸や1枚目の強制登録そして2枚長寸など、その大会によって違いがあるわけですが、それを無視して取り敢えず平均サイズはどの程度かを調べてみました。
先ず1月~11月までの11回+特別大会1回の12回での平均サイズです。
3位までの全入賞者の釣り上げた平均サイズは37.3㎝でした
天狗池での平均サイズは35.6㎝
清風池での平均サイズは38.9㎝
天狗池での優勝平均サイズは36.5㎝
清風池での優勝平均サイズは39.5㎝
このデーターだけでも天狗池より清風池での平均サイズが大きいことがわかります。
そして2020年度の順位別の平均サイズを出してみました。これだけを見ると3位の私の平均サイズが一番大きいのですが、それは天狗池での入賞が少ないことを意味していることがわかります。
1位 大西名誉顧問の平均サイズ 36.8㎝
2位 川久保師匠の平均サイズ 36.7㎝
3位 村田幹事長の平均サイズ 38.4㎝
4位 菱田規定委員長の平均サイズ37.4㎝
5位 田中闘将の平均サイズ 35.1㎝
6位 竹藤副会長の平均サイズ 36.6㎝
このデーターを見る限りですが、天狗池では3枚長寸ですから、合計サイズとして110㎝が優勝ラインの目安になります。但し冬期などあまり釣れない時期では105㎝が優勝ラインでした。
清風池での優勝ラインは79㎝ですから、2枚で80㎝を目標にする必要があります。ということは1枚はどうしても大助を釣り上げなければ優勝出来ないことになります。
そして年間チャンピオンになるためには、天狗池での優勝が多い場合は平均サイズが下がってしまいますので、1枚の平均サイズとしては37㎝ラインを釣り上げることとなり、清風池では39.5㎝を超える必要がありますので、何が何でも1枚は大助を釣らなくては清風池では優勝出来ない理屈になります。
実際このようなサイズのデーターがわかったとしても、思い通りに釣り上げる事は出来ませんが、登録する際の目安サイズになると思うのです。但しこのサイズにとらわれ過ぎますと登録そのものが出来なくなり、入賞どころか飛び賞のチャンスも逃してしまいますので、このサイズはあくまでも参考程度にとどめることが重要です。ましてあくまでも過去のデーターですから、次の大会でもこのサイズが優勝ラインとはいえません。
小野会長などはミニマム賞狙いと公言されて、取り敢えず登録することを目指されますので、会の運営としてはとても助かるわけです。
このように見てみますと私も案外良いサイズを釣り上げていると自画自賛するのですが、タイミングが悪いのでしょうね。前回も4位で終わった大会も他の月では優勝ラインでしたから運に見放されていたことになります。やはり運も実力のうちといいますが、ヘラブナ釣りでも当てはまるような気がしてきます。
さて来年こそは年間チャンピオンを狙って行きたいと思いますが、サイズだけは如何ともしがたいのであります。やはりハンデ戦を導入することを真剣に考えてみます。
近いうちにハンデ戦を取り上げたいと思います。
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